本販売日:1989/03/23
電子版配信日:2009/08/21
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0240-9
マドンナをポルノに出演させるために、
仕組んだ悪のシナリオに早織ははまった!
しかし、学園の華がここまでやるとは……
あまりに美しい恥部に、甘い香りに、
スタッフは全身を高ぶらせていた。
聖から淫へ、マドンナから娼婦へ──
さおり(20歳)女子大生
えりこ(22歳)女子大生
れいな(20歳)その他
本編の一部を立読み
「あっ……あううっ」
デカ魔羅を突っこまれ、泣き叫ぶ早織の声は、角田には甘美な音楽のように聞こえる。同時に、肉襞の一枚いちまいも悲鳴をあげており、上下の口で恥辱のハーモニーを奏でているようだった。
「ええで。早織のマ×コ、最高やで」
入れては休み、休んではこじ入れながら、興奮に高ぶった声で告げる。美女のヴァギナは熱くとろけながらもすさまじい緊縮ぶりで、言うに言われぬ素晴らしさなのだ。
「ン、あン……ムムム」
貫かれるたびに早織は呻き、ストレートの黒髪をぐしゃぐしゃに振り乱して、夜具の上をズリあがる。恋人の藤井とはまるで違う衝撃なのである。おおげさに言えば、丸太棒を突っこまれているような激しさがある。
角田はせせら笑いをもらして、美女の腰をグイッと引き戻し、その反動を利用して一気に根元まで埋めこんだ。
「ヒッ……ヒ、ヒイイ」
「うへへ。ハマった。ずっぽりハマったで」
めくるめく熱い感動が走り抜けた。火照った美貌へ粘っこくキスを注ぎながら、体を揺すって肌と肌を擦り合わせる。雪肌のまろやかさ、胸をくすぐる乳房の弾力が、性感をさらに高ぶらせた。
「早織ィ、早織!……」
愛しい名をうわごとのように呼び、本格的なピッチで女体を貫きはじめた。ヌチャヌチャと激しくピストン運動を繰りかえしつつ、早織の首を抱えこみ、ディープキスする。右手で乳房をつかみ、しゃにむに揉みこむ。と、早織も追いつめられるらしく、粘膜のキュウッと収縮するのがわかる。
「どやっ。ええやろ、早織。ああ?」
「いや……いやよォ……」
シネマ研のマドンナの無残な姿だった。白目を剥き、唇から涎れを流し、犯されるたびに頭をグラグラと動かすばかり。
「イクで。オ、オッ……」
「あ、ああ、いやあ」
「ええで。たまらんでッ」
発作がはじまった。生贄の腰を持ちあげさせ、さらに奥深くへ怒張を突きたてた。そしてドピュウッ、ドピュウッと淫欲のほとばしりを、子宮の底へふりまいた。