奴隷女子大生・麗子

著者: 瀧口鐵

本販売日:1993/05/23

電子版配信日:2011/02/10

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0495-3

「牝奴隷として、永遠の隷従と奉仕を誓うんだ」

二十歳の誕生日、麗子の運命は暗転した。

重役令嬢として幸せに育てられた女子大生は今、

淫魔の檻にとらわれ、聖なる処女肉を嬲られる!

淫らな下着に飾りたてられ、媚肉に狂わされた女体が、

屈辱に泣き、羞恥に悶え、痴悦に濡れる奴隷教育!

登場人物

れいこ(20歳)女子大生

みき 女子大生

本編の一部を立読み

ガーターストッキングとハイヒールだけの哀れな牝奴隷。麗子の正面に据えられたビデオカメラが、その美しい裸体をとらえてまわりつづけている。

「いやっ、撮らないで!」

カメラのストロボが閃くと、麗子は狂ったように悲鳴をあげた。羞恥と屈辱に顔を震わせるたび、しなやかなロングヘアーが、白い肩をさらさらと流れた。首輪から伸びた冷たい鎖と、後ろ手の革手錠が、麗子の被虐美をかきたてるようだった。

「お願い、せめて下着だけでも……」

涙声で哀願する麗子に、雅彦はゆっくりと顔をあげた。

「ふふふ、そうだな。いつまでも裸はいやだろう」

雅彦はクローゼットへ歩み寄り、シルキーホワイトの小さなランジェリーを取りだした。

「ああっ!」

それはあまりにも煽情的なランジェリーだった。ショーツは、思いきったハイレグカットで、細紐を腰の脇で結ぶデザインだ。シルク素材の生地は薄く、かろうじて恥毛を覆うばかりのサイズ。お揃いのブラジャーも、ベアトップの大胆なビキニカットで、麗子の豊かな乳房を覆うにはあまりにも小さかった。

「ひどい……」

雅彦の淫らな狙いに気づき、麗子が悲しげな嗚咽をもらした。

「いやなら、そのままでいるがいいさ」

「ああ、そんな……お願いです、着させてください」

泣きながら許しを乞う麗子を、雅彦はじっと見つめた。そして、ガーターストッキングの太腿に、静かに手を伸ばした。

「ああっ! いやああっ!」

雅彦の手が、麗子の腿をゆっくりと押し割った。

男性の手でショーツを履かされるなんて……。

あまりの羞恥に、麗子は気が狂いそうだ。けれども抗うことは許されない。太腿や腰を雅彦の指が巧みに這うたびに、麗子は白い裸身をがくがくと震わせるばかりだった。

「ああっ……」

羞恥に耐えきれず、麗子は時折り切なげな吐息をもらした。ストレートのロングヘアーが悲しげに揺れ、さらさらと音をたてて白い肩から乳房を覆う。そんな麗子の姿はたまらなく刺激的で、乙女の羞じらいが匂いたつようだった。

シルキーホワイトの小さなハイレグショーツを履かせ、腰の脇で細紐を結ぶ。大胆なベアトップのブラジャーを豊かな胸に巻くと、小さなビキニカップからは乳首がこぼれ落ちそうだった。

まるで着せ替え人形のように、麗子はセクシーに飾りたてられていった。そんな自分が惨めで、麗子は悲しい嗚咽をもらすばかり。

「ああ……ひどい!」

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