初体験は彼女の母と

昨夜のことは忘れて

著者: 高宮柚希

本販売日:2022/11/22

電子版配信日:2022/12/02

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4621-2

(だめよ、こんな関係いけないわ、でも……)
そそり勃つ肉棒にゆっくりと熟腰を埋め込む綾子。
彼女の母と交わした一晩のあやまちは最高の初体験。
自信をつけた智樹は、人妻女教師、恋人の妹──
ぬくもりを求める女性たちと禁断の情交を……。
三人の美女と性悦に溺れて嵌りこむ快楽の沼!

●もくじ
一章 初めてはわけあり美熟女
  「私の身体でよかったら」
二章 レッスンは元担任女教師
  「女のすべてを教えてあげる」
三章 失恋の慰みは彼女の母で
  「癒やしてさしあげます」
四章 彼女の妹とまさかの体験
  「処女をもらってください」
五章 禁断すぎる夜伽
  「私を朝まで貫いて」
六章 最高の4P旅行
  「みんなでご奉仕いたします」

登場人物

あやこ(40歳)未亡人

さえこ(30歳)人妻

しおり(18歳)女子大生

本編の一部を立読み

(ああん、入る……入ってきたわ)
 久々の結合にもかかわらず、未亡人の穴は驚くほど素直に男の侵入を許した。
 挿入が半分まできたところで、綾子は肉棒から手を放した。
「んん、はあ、はあ……ああん、いいわ」
 和式トイレに座る格好で尻を沈ませて、肉幹を女壺へ収める。
(うぐっ……なんという大きさなの)
 強烈な圧迫に首をすくめてしまう。膀胱を押され、尿意まで催してきた。
 騎乗位が完成すると、智樹はふたつのまなこをパチクリとさせた。
「全部、入ったんですか?」
「はあ、はあ……はい。ひとつになりました。私たち」
「そうか。ああ、これがおマ×コの中……ひゃ、なんだこの感じは、うぐっ……ああ、なんと言ったら、いいんだ……はあ、ふああ」
 初めて女を知った青年は、混乱の極みに陥る。
「はあん、嬉しいです。気に入っていただけたみたいですね」
 感謝の気持ちをこめて、綾子はグイと恥丘を押しだす。
 柔襞に表皮をこすられて「うぐっ」という唸り声が返ってくる。反応のよさに、若さを感じずにはいられなかった。
(もっとよ。あなたにはもっと、女の気持ちよさを教えてあげたい)
 綾子は両方の膝をマットレスに押しつけて、結合を確かなものとする。体位を固めてから、小刻みに振動を与えた。
「うう、ううう。ああ、いい。つああ……これ、すごくいい」
 乗馬にも似た動きをもって、徐々に互いの生殖器を馴染ませていく。
 一般的に童貞や、経験が少ない男性は早く達しやすい。それゆえ、いきなりは激しくしない。
(さあ、もう少し奥まで)
 綾子は腰を前後に揺さぶって肉棒を導いた。ふんだんに分泌した愛液の助けもあって、亀頭は膣奥を滑らかに突いてくる。
 ズキズキと、胎内に短いパルスが走り抜けた。
「ああん、何かしら。この感覚?」
 奥までハマったところで、綾子は智樹の逸物の異質さを感じとる。
 男性器の多くは、左右のどちらかに曲がっているものなのだが、智樹の場合、形状が驚くほどまっすぐだったのだ。しかも中の芯もしっかり通っているため、いくら突き動かしてもブレがない。
(ああん、参ったわ。これほど逸品だったなんて、完全に想定外よ)
 あくまで手ほどきを目的として誘った以上、自分が先に果てるわけにいかない。
 綾子は気合いをこめて腋下を引き締める。二本の腕に挟まれ、汗ばんだ双乳が、ムニュっと盛りあがった。
「綾子さん。手を握っていいですか?」
 求めに応じ、指を絡ませる。恋人つなぎによって騎乗位はさらに安定した。
 ヌチャ、ヌチャと、スライド幅を少しずつ広げていくと、子宮口に熱を感じた。切っ先が最奥を穿っていたのだ。
(すごいわ。夫が届かなかった場所まで、いとも簡単に……くうう)
 忍び寄る快美感に、はからずも肌の粟立ちを覚えてしまう。膣の隙間を埋めてフィットした肉棒は、とてつもない痺れをもたらした。
「はあ、はあ……ああん、いい。ああ、奥まで感じます」

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