『姉と弟・狂愛相姦』でデビューを飾った、期待の新人・犬飼龍司のことを、皆様にもっと知っていただこうと、インタビューを敢行しました。
では、どうぞ。
Q:応募のきっかけ、官能小説を書こうとした動機は?
もともとは別ジャンルの新人賞に何度か応募していたのですが、気分転換にたまたま官能小説を書いたことがきっかけでした。書いてみて、面白さに目覚めたというか……
それで、応募できる賞はないかと探したところ、フランス書院官能小説大賞(と美少女文庫)を見つけて応募し、今に至ります。
Q:影響を受けた作家・作品、好きな作品は?
ベテランの作家だと蘭光生先生や綺羅光先生が好きですね。『凌辱女子学園』や『レイプ仕掛人』あたりに影響を受けました。
最近だと夢野乱月先生や御堂乱先生、北都凛先生の作品をよく読みます。
Q:実際に執筆してみて感じたことは?
自分の小説に対して、細やかなアドバイスをたくさん頂きました。その課題を乗り越えようと試行錯誤するのが大変でしたけど、楽しかったですね。
Q:『姉と弟・狂愛相姦』を実際に手にした感想は?
綺麗な装丁になっていたのが嬉しかったです。発売された今でも、自分の小説が書店に出回っている、というのはなかなか実感が沸かないところですね。
Q:『姉と弟・狂愛相姦』で特に見てほしいところは?
濃密な官能シーンと読みやすい文章を心掛けて書いたつもりです。また、ヒロインである清楚な姉と勝気な幼なじみ……二人のヒロインのキャラクター性、それぞれの凌辱シーンの対比を楽しんでいただければ、と思っています。
Q:『姉と弟・狂愛相姦』で特に思い入れのあるキャラは?
メインヒロインなので、やはり樹里でしょうか。姉キャラ自体初めて書いたので、色々と苦労が多かった記憶があります。
Q:マイブームは?
休日に古書店を巡ることです。立ち読みだけで二時間は粘れます。埋もれた名作を発見したときの楽しみは何物にも変えがたいですね。
Q:官能小説家としての今後の抱負は?
属性や記号としてのヒロインではなく、血の通った魅力的な美女、美少女を描いていきたいと思います。官能小説はやはりヒロインの魅力が命だと思うので。
【編集部コメント】
いかがでしたか。
何事にも、きっかけは大事なのだと、改めて思いました。ひょっとしたら、美少女文庫でデビューする可能性もあったわけですから(^-^;)
また、特に見てほしいところとして、「濃密な官能シーンと読みやすい文章」があげられていましたが、これはまったくその通りです。日々進歩していくのが、手に取るようにわかりましたから。
犬飼龍司の進化はまだまだ続きます。期待してください。(Y)