フランス書院編集部発

【2007年10月31日】

お別れです(;-;)

 フランス書院文庫担当としては紅一点、今ではボーイズとの二刀流をマルチにこなしてきたS子が、本日付けで編集部を去ります。(長)にさんざんツッコミを入れられたりしたのも、その人柄がなせる業でありました。自虐ネタ、食ネタが豊富な、個性的で貴重なキャラでした。S子の周囲には、笑い声が絶えなかったものであります(^o^-)
 編集部から旅立つS子は、S夫が“でかくなったでしょ!?”と指摘するのももっともなように、幸せを一身に吸収して(?)、でかくなっております。個人的には、その吸収力を学んでおきたかったもの(^-^;)
 これからは、当事者ではなくなっても、何らかの形でこの世界と関わり続ける見込みです。誰からも慕われてきたS子のことですから、どこに行っても大丈夫でしょう。くれぐれも、吸収しすぎないように……。
 本当に、お疲れさまでした。どうぞ、お幸せに。(Y)

【2007年10月31日】

犬飼龍司・インタビュー!

『姉と弟・狂愛相姦』でデビューを飾った、期待の新人・犬飼龍司のことを、皆様にもっと知っていただこうと、インタビューを敢行しました。
 では、どうぞ。

Q:応募のきっかけ、官能小説を書こうとした動機は?

 もともとは別ジャンルの新人賞に何度か応募していたのですが、気分転換にたまたま官能小説を書いたことがきっかけでした。書いてみて、面白さに目覚めたというか……

 それで、応募できる賞はないかと探したところ、フランス書院官能小説大賞(と美少女文庫)を見つけて応募し、今に至ります。

Q:影響を受けた作家・作品、好きな作品は?

 ベテランの作家だと蘭光生先生や綺羅光先生が好きですね。『凌辱女子学園』や『レイプ仕掛人』あたりに影響を受けました。

 最近だと夢野乱月先生や御堂乱先生、北都凛先生の作品をよく読みます。

Q:実際に執筆してみて感じたことは?

 自分の小説に対して、細やかなアドバイスをたくさん頂きました。その課題を乗り越えようと試行錯誤するのが大変でしたけど、楽しかったですね。

Q:『姉と弟・狂愛相姦』を実際に手にした感想は?

 綺麗な装丁になっていたのが嬉しかったです。発売された今でも、自分の小説が書店に出回っている、というのはなかなか実感が沸かないところですね。

Q:『姉と弟・狂愛相姦』で特に見てほしいところは?

 濃密な官能シーンと読みやすい文章を心掛けて書いたつもりです。また、ヒロインである清楚な姉と勝気な幼なじみ……二人のヒロインのキャラクター性、それぞれの凌辱シーンの対比を楽しんでいただければ、と思っています。

Q:『姉と弟・狂愛相姦』で特に思い入れのあるキャラは?

 メインヒロインなので、やはり樹里でしょうか。姉キャラ自体初めて書いたので、色々と苦労が多かった記憶があります。

Q:マイブームは?

 休日に古書店を巡ることです。立ち読みだけで二時間は粘れます。埋もれた名作を発見したときの楽しみは何物にも変えがたいですね。

Q:官能小説家としての今後の抱負は?

 属性や記号としてのヒロインではなく、血の通った魅力的な美女、美少女を描いていきたいと思います。官能小説はやはりヒロインの魅力が命だと思うので。

【編集部コメント】

 いかがでしたか。
 何事にも、きっかけは大事なのだと、改めて思いました。ひょっとしたら、美少女文庫でデビューする可能性もあったわけですから(^-^;)
 また、特に見てほしいところとして、「濃密な官能シーンと読みやすい文章」があげられていましたが、これはまったくその通りです。日々進歩していくのが、手に取るようにわかりましたから。
 犬飼龍司の進化はまだまだ続きます。期待してください。(Y)

【2007年10月30日】

西門京が選ぶ、このフランス書院文庫がすごい! その2

~担当より~

 西門京先生ありがとうございました!

 納得する部分もあり、意外な面もあったり……
 うならされるランキングでございました。

 おまけで選んでいただいたオールタイムベストには、感服! のひとことです。
『伯母』や『義母』は、フランス書院が単行本を出していたときの作品で、もちろん現在は発売しておりません。オークションなどで高値がつく、マニア垂涎の激レア本です。
 勝手ではございますが、西門先生に「フランス書院マニア№1~作家部門」を進呈いたします。

 西門京の最新刊は、ずいぶん昔になってしまいましたが、『僕のママと女医 最高のレッスン』 。電子書籍では『義母・卒業旅行』がお買い求めいただけます。

 フランス書院読者の気持ちがいちばんわかる西門京。
 それだからこそ、フランス書院が好きな読者の心を掴んで離さないのだと、今回、あらためて、実感した気がします。

 だから、先生……新作をください。(本当によろしくお願いします)
 

【2007年10月30日】

西門京が選ぶ、このフランス書院文庫がすごい!

 作家さんによる投票で、「一番すごい」官能小説を決めようじゃないかというこの企画、「このフランス書院文庫がすごい!」。(ノミネート作品は、自作を除いた、過去3~4年以内にフランス書院から発行された書籍)

 なんと、誘惑小説の巨匠、西門京先生より投票が届きました!

 西門先生は、フランス書院の草創期から愛読なさっていた生粋のフランス書院読者と聞いております。
 そんな先生が選ぶ本とは?……いやがうえにも期待は高まります!
 注目のランキングの発表です! どうぞ!

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 1位~3位まで、いずれも、自分には書けないタイプの作品が並ぶことになりました。

1位『継母と義妹と悪魔高校生』管野響

 管野さんの作品の中では、『若義母と女家庭教師と高校生』が圧倒的に好みなのですが、最近の作品ということで、甘々調教の雰囲気が似ている本作品を選ばせていただきました。

2位『獣夜 地獄レイプ!』神子清光

 題名はレイプとなっていますが、それほどひどい凌辱シーンはなく、安心して読めるハーレムエンドになっています。特に、叔母さんが堕ちていくシーンが好きですね。

3位『危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン』秋月耕太

 この作品を初めて読んだときは、独特の雰囲気に唸りました。同じ近親相姦でも、私の書いているのとは、まったく別物で、面白かったというよりも、勉強になったという印象かもしれません。

 蛇足ですが、オールタイムベストなら、
1位は伯母(ノーマ・イーガン)
2位は若義母と女家庭教師と高校生(管野響)
3位は義母(トー・クン)
4位は女教師牝奴隷(綺羅光)といったところでしょうか。

【2007年10月26日】

麻実克人先生が……

アーロンチェア――それは一流作家の証し。
日がな一日、座って仕事をする作家にとって、椅子は命。

漫画家や作家の”お宅訪問”などのテレビ番組があると、かなりの確率であの黒光りする椅子――ハーマンミラー社のアーロンチェアが置いてある。

そのアーロンチェアを、凌辱第三世代のエース・麻実克人先生が買われたそうです。秋葉原のヤマギワに行って、慎重に選ばれたとか。

麻実先生、おめでとうございます!!
これからバリバリ書いてくださいね。

【2007年10月26日】

使われなかったカバー案

『若妻【人質】 密室レイプ生活』 著:御堂乱

 これはタイトルを縦置きにするか、横置きにするかで迷いました。縦置きにすると「若妻【人質】」が確かに目立つのですが、それ以外のものがやや弱い。もし”人質”という言葉に惹かれない人がいたらどうするのか? 

 そこで横置きにして、「人質」も「密室レイプ生活」も著者名も、すべてが平均的に目立つ方法を選びました。つまり、リスクを避けた、というか。

【2007年10月26日】

使われなかったカバー案

『僕たちの秘密 彼女の母・彼女の姉』 著:宮園貴志

 あくまで私の主観ですが、このカバー案はどれも良かった。だから逆に迷いました。すべてが良いと、逆にどれを選べばいいのかわからなくなる。(長)の「イラストを大きく使った方がいいのでは?」というアドバイスに従い、正式案が採用に。

 あと、このカバーは新井田先生のイラストがとてもいいと思います。タイトル文字色もいいし……まさしく”フランス書院らしい”仕上がりかな、と。

【2007年10月26日】

☆私と官能小説との出会い☆

美少女文庫”ひとり編集”Mです。
久しぶりに本家のブログに復帰です。
美少女文庫もよろしくね、と。

初めての官能小説は、海堂剛、新見彰、北原童夢だったように記憶しております。つまり、タイトルに美少女、女子高生というタイトルがあったから買ったんですね。

衝撃はナポレオン文庫との出会いでした。
紅くりす先生、星野ぴあす先生とか読んでおりました。
(美少女系ということでT吾さん同様、マド×ナさんにも手を出したのですが、私的にはちょっと好き嫌いがあって……)

とはいえ、小説よりメインはやっぱりエロ漫画でした。

フランス書院のエロ漫画ではなにより猫島礼先生がいちばん好きでした。ほかには遠山光先生でしょうか。

とにかく時代としてコミック文庫が全盛期でした。

そこから私は同人誌へと目覚めていくのです。
「セラムンバブル」と呼ばれるコミケ全盛期のはじまりでした。
まだコミケに並んでいるのだから、我ながら救いがないと思います。

【編集部コメント】
 忙しいなか、ありがとうございました。黒本と美少女の間で、最近、人材の交流が活発になってきています。北都凛さんにつづく、また新たなサプライズがあるかも!?

 なお、美少女文庫は、『お嬢様と無人島!? 葉っぱ水着パラダイス』(著:七海ユウリ)、『ボクだけのくノ一姉妹』(著:羽沢向一)『My姉』(著:わかつきひかる)が、絶賛発売中です。

【2007年10月25日】

終戦……

 我らが編集部では、野球シーズンも終了です……成瀬vsダルビッシュ、最高のエース対決に賭けたのだから、仕方ないわけですが……。
 そういえば、フランス書院PROJ打ち上げの模様がプランタン出版の編集部ブログで書かれていましたが、
“愛しのハズバンド、ダル●ッシュ”って、何ぞや?(Y)

【2007年10月25日】

驚異の新人、降臨!

『姉と弟・狂愛相姦』でデビューを飾った、犬飼龍司(いぬかい・りゅうじ)。第5回フランス書院文庫官能大賞への応募作がきっかけとなったのは、先週の当欄で紹介したとおりです。ただ、きっかけが掴めても、具体的に執筆を軌道に乗せられるかは、難しいものがあります。大概、未経験者なのですから。
 しかし、犬飼龍司には、次の点に見るべきものがありました。
「センス、スピード、やる気」です。
 もともと、独学で執筆してきたことも影響してか、飲み込みも早かったのです。そして、このチャンスをものにしようとする「気」は、沸々と感じられました。「心・技・体」を結集させた渾身のデビュー作を、堪能してもらえればと思います。(Y)

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