フランス書院文庫の最新刊が発売になって一週間。
今月は、たまたまT吾とS夫の担当している作品ばかりということもあり、編集部は、局地的に異常な盛り上がりを見せております。
今は各書店さんでの売り上げがリアルタイムでわかる時代。
非常に便利なのですが、逆にたまりません。
まるで、選挙の開票速報の感覚。担当編集者は、いわば、立候補者(=作家)の参謀役です。作家とはまさに一心同体。
「○×書店、○○先生、1位当確です!」「○屋書店はいまだ形勢不明」「どうしたんだ! ○○堂、××先生、意外に伸びない!」
緊張感たるや尋常ではありません。
それに耐えかね、S夫はこの一週間、
飲みなれない酒を浴びるように飲んでおりました。
毎夜、痛飲です。
通常、発売一週間後には結果が見えつつあるのに、
今月は、まだまだ「混戦」だというから、困った困った。
勝負は予断を許しません。胃が痛い日々がつづきます。
今月は、どれを読んでもお楽しみいただけると自負しております。
ぜひみなさんも、お財布と相談しながら、
この「祭り」にご参加いただけませんでしょうか。
以上、今日の担当はS夫でした。(オチなし)