世間的には、連休ということでいい話もあるようですが、編集部にとっては、何とも痛し痒しであります。
当然のことですが、連休で営業日が少なくなる分、進行は全面的に前倒しになるわけでして……。
作家の皆様にも、返答が滞りがちになって申し訳ないのですが、何とか必死こいてやっております(汗)
といった「業務報告」でありました。
(画像…電車の中で読んだ原稿についてのメモです。私にしか読めないでしょう)
【2009年4月30日】
世間的には、連休ということでいい話もあるようですが、編集部にとっては、何とも痛し痒しであります。
当然のことですが、連休で営業日が少なくなる分、進行は全面的に前倒しになるわけでして……。
作家の皆様にも、返答が滞りがちになって申し訳ないのですが、何とか必死こいてやっております(汗)
といった「業務報告」でありました。
(画像…電車の中で読んだ原稿についてのメモです。私にしか読めないでしょう)
【2009年4月24日】
神瀬知巳先生からおたよりが届きました!
ホッとなごむ、ぶらり散歩日記をどうぞ。
↓↓↓
あまりの晴天続きと、己の出不精振りに業を煮やし、
昨日は何となく護国寺に行ってきました。
よく手入れされたきれいなお寺でした。
花の季節に訪れたら、さぞ美しいのでしょうね。
猫がいっぱいいました。
その後、てくてく歩いて、講談社の社屋を初めて見てきました。
いかにも古めかしい外見で、周囲のビルと感じがまったく違うんですね。
その後、今宮神社にも寄って帰宅。
出がけに家の近くの駅で、初めてPASMOを買いました。
記名式と無記名式でまず悩み、(結局無記名式を購入)、
次にカードのどっちが表か裏かで悩み、
PASMOに矢印が書いてあるので、
こっち向きで合わせないと認証しないのかな? などと考え、
ドキドキしながらやっとのことで、自動改札をくぐり……。
無事、渋谷駅を通過出来た時には、安堵しました。
(矢印は、自動券売機に挿入する時の方向だと後に判明。
ついでに自動改札を通る時は、
表も裏も関係なく認証してくれることもわかりました)
今度PASMOの現金チャージと、
自動販売機でジュース購入にチャレンジしてみます。
まあそんな風に、日々平穏に何事もなく過ごしています。
【2009年4月24日】
5月28日まで、「フランス書院 快 楽 市」が開催しております。
毎週10本、新着電子書籍をアップ!(5月8日はお休み)
さらに、電子書籍購入時のポイントが通常の3倍に!
そして、ポイント交換品も一気に大放出!
名物コーナー「今月の放言」に登場したあのゲストのサイン色紙や、杉村春也・幻の短編などなど、ここでしか手に入らないレアグッズをそろえました。
読者の方からのリクエストにお答えした商品がこちら。
「フランス書院特製 小玉英章先生の電子画集」です。
フランス書院文庫の表紙を飾ったあのイラストが、ノートリミングで登場。感動が甦ること間違いなし。一挙15枚収録。ファンなら見逃せない逸品です。
【2009年4月22日】
R文庫に続いて、本家フランス書院文庫の登場です!
1636-9 美肛妻と淫肛妻 結城彩雨
1637-6 僕が溺れた女(ひと) 五つのインモラル 鏡 龍樹
1638-3 姦鎖【くさり】 三匹の義姉 御堂 乱
1639-0 トリプル個人教授 兄嫁、姉、そして新任女教師と… 上原 稜
1640-6 のぞかれた相姦 もしもママが、今夜は姉が… 芳川 葵
1641-3 淫狼教師 黒田 奨
結城彩雨文庫、6月刊行が決定! 巨匠・結城彩雨!
誘惑小説の職人・鏡龍樹!
新レーベル・R文庫で大活躍、御堂乱!
美少女文庫でも絶好調、二刀流・上原稜!
好評Web連載・待望の完結、芳川葵!
真価問われるデビュー二作目、黒田奨!
すぐに読むもよし、連休のお楽しみにするもよし、皆様のお好みとライフスタイルに合わせてもらえれば幸いです。
【2009年4月17日】
【2009年4月16日】
この4月、先週創刊したR文庫に続き、フランス書院文庫も来週には最新刊が発売になります。また、当サイトでは、御堂乱×夢野乱月のスペシャル対談もアップされました。
これだけのことをやり遂げるには、それなりに負担が生じるものでして……。さらに、連休前進行という魔の手がじわりと迫ってくるわけで、編集部はかなり「テンパって」おります。
次のR文庫も、次のフランス書院文庫も、さらには他の××もあり……。
皆、身体を張っております。
世間的には、16連休などという話もあるらしいですが、我々からすればとてもありえないことです。
そもそも、連休の予定を考えている者など、編集部の中にいるのでしょうか?
こんなことを書いている時間も惜しい、今日この頃です(汗)
(小生、野球もろくに見ておりません。まあ、見ても大していいことがない状態ですが)
【2009年4月15日】
4月23日頃配本、フランス書院文庫最新刊のタイトルです!
1636-9 美肛妻と淫肛妻 結城彩雨
1637-6 僕が溺れた女(ひと) 五つのインモラル 鏡 龍樹
1638-3 姦鎖【くさり】 三匹の義姉 御堂 乱
1639-0 トリプル個人教授 兄嫁、姉、そして新任女教師と… 上原 稜
1640-6 のぞかれた相姦 もしもママが、今夜は姉が… 芳川 葵
1641-3 淫狼教師 黒田 奨
結城彩雨文庫、6月刊行が決定! 巨匠・結城彩雨!
誘惑小説の職人・鏡龍樹!
新レーベル・R文庫で大活躍、御堂乱!
美少女文庫でも絶好調、二刀流・上原稜!
好評Web連載・待望の完結、芳川葵!
真価問われるデビュー二作目、黒田奨!
以上、多士済々の6人です!
【2009年4月10日】
今週の木曜日より、新Web連載がスタートしました。
タイトルは……
Fの誘惑
女教師母姉妹【ははこ】
……です。
一昨年の官能文庫大賞で最終選考に残った
新鋭:菊池唯先生 による書き下ろしです。
新人作家さんをいきなりWeb連載に大抜擢しました。
大きな期待をかけています。
甘く濃厚な
フェティッシュな誘惑世界をご堪能ください!
【2009年4月10日】
で、いよいよ結城先生の登場です。
いま確かめてみたら「大いなる肛姦」の連載が、SMファンで開始されたのは昭和54年11月号からなんですね。この頃からSM雑誌を中心にエロ本を買いあさるようにようになったのだと思います。とくに受験浪人していた時期はお世話になりました。
勉強に疲れると、深夜こっそり自宅を抜け出し、歩いて15分ほどのところにある終夜営業のエロ本屋(当時そんなものがボツボツ出現しはじめていました)に行くのです。暗闇の中に煌々と輝く、エロ本屋の派手な看板。店内に入ると人のよさそうな店のオヤジが、愛想のいい笑顔で迎えてくれる。
立ったまま黙々とエロ本に読み耽っている客たち。終夜営業のエロ本屋は、わびしい受験生の自分にとって「心のオアシス」でした。東の空が少し明るくなる頃、結城先生の新作が載った雑誌を抱えて自宅にもどるときの胸のときめき――。今でも忘れられません。
結城先生の作品の魅力の一つに、ヒロインである人妻の清楚さ、気高さがあるのは言わずもがなです。健全なる肉体に健全なる魂という言葉になぞらえていえば、成熟した女体に聖女の魂ってとこでしょうか。
そんな美しいヒロインたちが、下劣極まりない悪漢らに拉致監禁され、熟れきった肉体に次々とおぞましい凌辱を加えられ、心ならずも(この「心ならずも」という点が肝要ですよね)感じてしまい、ついにはあられもなく嬌声をあげるまでに激しく燃えあがってゆく……。その過程を描く結城先生の筆致は、まさに神業です。これこそが、幼き日より自分が求めていた色欲の幻想世界、究極のエロパラダイスと思いました。
そんなわけで、SM雑誌を中心にエロ漫画、エロ写真などがたまっていきます。そうなると困るのが保管場所です。二冊や三冊ならともかく、大量のSM関係書籍を親兄弟(とくに潔癖症の母親)に見られたのではいかにも気まずい。
ではどこに、それだけ大量のエロ本を保管していたのか?
当時、家の近くに某大学の音楽棟(アップライトピアノを置いた個室が20ほどあり、管理がルーズなので誰でも入って勝手に弾ける)がありました。その建物の、トイレの個室の後ろに扉があり、中に人が一人入れるくらいの配管スペースがあったのです。私はそれを密かに発見して、大量のエロ本を、その中(天井裏にあたる部分)に保管していました。
誰もいない時をみはからってペンライトを片手に校舎に潜り込み、自分の宝物を出し入れするのです。トイレに人が入ってくることもあり、そんなときはじっと動かず、暗闇で息をひそめていました。「闇に蠢く」というタイトルの官能小説があったと思いますが、まさにそれを彷彿とさせる、本当に涙ぐましい努力でした。
二度目の受験で上京したとき、忘れられない出来事がありました。
受験から合格発表、さらに下宿が決まるまで数週間、知人の家に滞在させてもらうことにしていました。数週間となると、やはりその間のオカズは欠かせません。結城作品を中心に、一番お気に入りの官能小説を持っていくことにしました。
どれにしようか迷っているうちに、結局旅行カバン一個分になってしまいました。持って行ったはよいものの、さすがに大量のエロ本を知人宅に持ち込むのにはためらいがあります。そこで差しあたって駅のコインロッカーを利用することにしました。数日おきに、必要なぶんだけ出し入れすればいいだろうというわけです。ところが……。
本当にあの時は、心臓が止まるかと思いました。
ある日、ロッカーに鞄を取りに行くと、旅行カバンを預けておいたロッカーが開いているではありませんか! 中はもぬけの殻です。日数オーバーの表示が出ていました。小田急線の某駅です。
「どうしよう……」
駅員さんに言わなくてはなりません。きっとその駅か、他のどこかに保管されているはずです。だが「あの、ロッカーに入れておいた僕のバッグなんですけど……」「ああ、はい、これですね。不足分300円ね」と、すんなり返してもらうわけにはいかない気がします。「一応、確認のためにお聞きしますが、中身は何ですか?」「あの……エロ本です」駅員がカバンを開くと、縛られ、浣腸されている全裸の女たちの写真がうじゃうじゃと。顔を見合わせて失笑する駅員たち――。
いやな展開がパニックになった頭をよぎります。いっそ諦めるべきか。でもバッグの中には自分の宝物である結城彩雨の小説、しかもその中でも最良のやつが入っている……。
(ええい、ままよ。なるようになれ!)
意を決し。ドアをノックして駅長室に入りました。誰もいません。見回すと、なんと壁際の棚の中に、他の拾得物に混じって、パンパンにふくらんだ、わ、私の旅行カバン(珠玉の結城彩雨本入り)がァ!!
幸いなことに、想像していたような駅員とのやり取りもなく、ごく事務的なやり取りのみで鞄は無事に戻ってきました。きっと気の毒な自分を、ポルノの神様が哀れんでくださったのに違いありません。そのとき取り戻し、今はもうすっかり黄ばんでしまった雑誌の紙面を、みなさんに写真でお見せしたいところですが、あいにくデジカメを持っていないので……。
エロ本の隠し場所を求めてトイレの配管スペースにまで潜り込んだ、悲惨すぎる我が青春。当時も今も変わらぬエロへの妄執こそが、フランス書院で官能小説を書かせていただいている原動力なのだと考えれば、全く無意味なものだったとは言いきれないように思います。いや、あれはあれなりに「豊饒」な青春だったのだと思いたい。
――以上、変態作家・御堂乱的ウィタ・セクスアリスでした。少しテーマと微妙にズレたかもしれませんが、お許しください。とりとめのない思い出話に最後までお付き合いくださって有難うございました。
【2009年4月10日】
【編集部より】
本来なら、フランス書院・R文庫の創刊を記念して行われた「御堂乱vs.夢野乱月 凌辱の巨匠対談」の記事をお載せしなければならないのですが、やや編集作業が遅れております。週明けの月曜(13日)の夜にはUPできると思うのですが、それまでは以前、御堂乱先生に執筆をお願いした「私と官能小説との出会い」というテーマの自叙伝を再録させてください。
東大卒という肩書きを持ちながら、熱狂的な結城彩雨ファン、生粋の官能小説マニアとして知られる御堂乱先生の、エロとの出会い、とはどのようなものだったのか? 波瀾万丈の”官能小説半生記”をどうぞ!(かなりおもしろいです。ですが、対談記事はこれよりもっとおもしろいです!)。
「官能小説との出会い」ということになれば、自分の場合、師匠(勝手に弟子と決めている)である、結城彩雨先生との出会いに尽きると思うのですが、まずそこに至る過程について少し書いてみようと思います。
幼い頃、自分には奇妙な(もしかするとごく普通のことなのかもしれませんが、あまり他人からは聞いたことがない)性癖というか嗜好がありまして、それはたとえばTVを見ていて、体型のスリムなウルトラマンが、ごつい怪獣から押しつぶされるとき、あるいは(忘れもしないが)十万馬力の鉄腕アトムが、百万馬力の敵ロボットに翻弄された挙句、パンツ(ですよね、あれ)を脱がされてお尻をペンペンと叩かれたとき、猛烈な興奮を感じてしまうというものです。
自分でも、正義の味方が悪の組織に捕らえられてお尻を改造されてしまうというストーリーを考え、弟と二人で実演したことがあります(弟が忘れてしまっていることを切に願う)。大人になってその興奮を抽象的に解釈してみると、あれは「正しいもの、美しいもの、清らかなもの」が、「強大な悪のパワー」によって踏みにじられる様に興奮する、SM趣味の萌芽ではなかったかと思います。
本格的なエロに触れたのは、親戚の叔父さんの家でした。叔父さんの家にはエロ雑誌の類がいっぱいあり(初めて女性性器のモノクロ写真を見たのもこの叔父さんの家でした。ショックでした)。その中に、笠間しろう先生の劇画「スーパーレディ魔子」があったのです。
美しい女探偵・魔子が悪人たちに捕らえられ、縛られてパンティを脱がされたり、犯されそうになったりするストーリー。「ハレンチ学園」や「あばしり一家」をはるかに上回る過激なシチュエーションに、小学生の自分は強烈な性的インパクトを受けました(ちなみに、笠間先生は後に楡畑先生同様、結城先生の作品の挿絵なども描かれています。この二人の先生に、自分の作品の挿絵を描いていただくのが私の夢です)。
ちなみにこの叔父さんがあるとき口にした「女の人には穴が三つあるんだよ」という謎の言葉は、その後しばらくの間、自分の胸に残り、意味はよく分からないままに、性的妄想を掻き立てつづけたものです。
中学ではややおとなしくなり、江戸川乱歩の「人間椅子」「虫」「パノラマ島奇談」「火星の運河」などを読んで興奮していました。漫画や映像ではなく文字によって性的妄想を喚起させられるようになったという点では一歩前進(?)でしょうか(でも春陽文庫の表紙絵はエロかったなあ)。
高校生になって、いよいよ本格的な官能小説に開眼しました。官能小説といっても、ほとんどSM小説です。当時は今よりSM雑誌の数が多かったように記憶しています。SMなのに「サスペンス&ミステリーマガジン」なんてタイトルのもありました。買えないので、近所の本屋で立ち読みです。SM雑誌はレジの近くに置いてあったので、店主のスキを見てすばやく手に取り、他の雑誌の中にはさんで盗み読みしました。
SMマガジンなどといっしょに、なぜかSFマガジンも並べてあったので、間違ってそっちを取ってしまい焦ったこともあります。あと、自分同様、その店でSM雑誌をよく盗み読みしていた女子高生がいましたが、あれはいわゆるM女だったのでしょうか。美人ではなかったので、気にすることもなく、淡々と並んで立ち読みしていましたが……。
で、ここからいよいよ結城先生の登場です(vol.2へつづく)
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