本年も、フランス書院をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
こうして、2016年を越すことができますのも、ファンの皆様の多大なるご支援の賜物でございます。改めて感謝の念に堪えません。
本年は、2016AVOPENにて『女教師姉妹』(著 藤崎玲)を原作にした作品が、ドラマ部門で大賞を受賞、また朗読販売サイト、Audible様でフランス書院文庫を本格的に提供開始、デイリースポーツ様で「フランス書院名作劇場」の連載、さまざまな雑誌メディアでの紹介など、他メディアとのさらなる交流を進めた年でもありました。
出版界、官能小説界も、現在、けっして順風満帆とはまいりません。ただ官能小説の灯火を消さぬよう、次代に引き継ぐために、様々な形で皆様に良質のコンテンツをお届けできればと考えております。
「官能小説」とは、「変えてはいけないもの」のような気もしますし、「変えなくてはいけないもの」のような気もします。
弊社刊行物を楽しんでいただいている読者の皆様とともに、これからも官能小説の未来を考えつづけていきたいと思います。
書籍も、電子書籍も、そしてそれ以外のメディアにおける官能小説につきましても、これからもフランス書院への変わらぬご愛顧を、何卒よろしくお願い申し上げます。