フランス書院編集部発

【2021年3月31日】

第26回フランス書院文庫官能大賞、結果発表

「第26回フランス書院官能大賞」(11月末日締切分)にご応募をいただき誠にありがとうございました。
編集部で厳正な審査をおこなった結果、下記の通り決定しました。
※ ペンネームが記載されていた場合は、ペンネームのイニシャルです

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大賞
該当作品なし

特別賞
「俺のかわいい香織さん」(M.Tさん)

新人賞
「嗜虐のめざめ、被虐のめざめ ~玩具になったOLと女子大生~」(Y.Aさん)

結城彩雨特別賞
「X調教【人妻肛虐監禁】」(Nさん) 

ボーンデジタル賞
「母の性交を覗く」(A.Kさん)

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■受賞作講評

■特別賞 

「俺のかわいい香織さん」(M.Tさん)

幼い頃に両親を亡くし、義母と二人暮らしをしている少年の話。「かわいい香織さん」というタイトルに偽りなく、三十四歳の義母がとにかくかわいい! 淫らだけど可憐というヒロイン造形は、言うのは簡単だが現実にキャラに落とし込むのは容易ではない。
サブヒロインの女教師と女社長も魅力的だ。セリフもテンポがよく、地の文とのバランスも良いため、最後まで楽しく軽やかに読むことができた。
終盤、濡れ場でしっかりアナルセックスを盛り込むサービス精神も素晴らしい。恥じらいながらお尻を息子に捧げる香織さんの姿にはゾクゾクした。

■新人賞

「嗜虐のめざめ、被虐のめざめ ~玩具になったOLと女子大生~」(Y.Aさん)

隣の部屋に引っ越してきたOLの彩音。大学生の春明は、彼女がいるにもかかわらず美しく艶やかな隣人にひと目で魅了されてしまう。ある日、彩音の「秘密」を知った青年は、己の嗜虐欲に気づかされ……。
美しい女性に引き出されるように己のS性をエスカレートさせる主人公と、まるでそれに応えるように(!)、淫らに艶めかしく変貌していく女性。相乗効果を生み出すように織りなされる物語の完成度にうならされた。
本作は異例の早さではあるが、5月刊の刊行が決定した。この新しい才能を、読者のみなさまに味わっていただける日が楽しみでならない。

■結城彩雨特別賞 

X調教【人妻肛虐監禁】」(Nさん) 

義父に調教される息子の嫁(人妻)の話。フランス書院文庫換算で圧巻の450ページ! とにかく濡れ場の強度がすごい。サブヒロインなし。たった一人の人妻をここまで落とせるのかと圧倒された。残虐で容赦のない調教は結城彩雨を彷彿とさせ、四の五の言わずに、とにかくエロい濡れ場が読みたい! という人には最高だろう。
終盤、潔癖だった人妻が「お尻にくださいッ……お尻にたくさんッ……」と自らアナルへの射精をねだるシーンには痺れた。本格凌辱を読みたい人に文句なしでオススメできる作品だ。

■ボーンデジタル賞

「母の性交を覗く」(A.Kさん)

タイトル通り、清楚で美しい母が叔父に調教されている姿を、息子の視点で描いた寝取られ(NTR)作品。。本作がネットに投稿されていた当時は、あまり感想やレビューをもらえなかったようだが、それでも自分の世界を貫き通した勇気はすばらしい。
暗く隠微な世界観で、凌辱者である叔父のセリフにはキレがあった。最初は嫌がっていた母が徐々に叔父を受け入れ、媚態すら見せるようになる。絶望しながら母の中の「女」に興奮してしまう息子の心情が細かく綴られている。
息子の一人称で語られる「母寝取られ」は熱烈な読者がいる一方、書籍の市場ではややニッチになってしまう。そこで今回、「ボーンデジタル賞」を新たに設けるに至った。電子書籍での配信という形で、読者のみなさまにお届けできたらと考えている。

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以下、惜しくも受賞を逃した作品についての講評です

「品性崩壊【セレブ新妻・肛虐地獄】」(S.Uさん)

建築会社の寮母として働くことになった人妻が、下卑た男に次々に狙われ、牝奴隷に堕ちていく話。
美しい女がケダモノに犯されていくというテーマが明快で、非常に気持ちが乗った作品だと感じた。ただ、描かれている「セレブ」という設定を生かしきれておらず、女性のキャラクタにそれほどの高貴さを感じることができなかった。男の気持ちに寄りすぎているせいか、女視点と男視点が混在している箇所もあった。
書きたいテーマを持っている投稿者だと感じたので、もっと女性の美しさや内面を描こうという意識をもてば、作品がガラリと変わってくるはずだ。

「ドSだったはずなのに」(Y.Mさん)

まさに才色兼備、男女を問わず社内の視線を釘付けにする美女。その裏の顔は、SNSで知り合った少女を自分好みに調教する倒錯ドS美女だった。いつも通りに少女狩りを愉しもうとしていたところ、淫らな罠が待ち構えていて……。
最終候補作に残ったなかで本作が一番の問題作だ。登場人物は高慢美女と複数の美少女──男性が登場しない作品ではあるが、一気に読了させてしまう巧みな描写力と読者を飽きさせない構成力には特筆すべきものがあった。
テーマの特異性もあり今回は受賞にはいたらなかったが、間違いなく世に出る才能であることは間違いないだろう。次作に期待したい投稿者のひとりだ。

「かしずかせてください~昔なじみの美人母娘と憧れの家政婦~」(A.Tさん)

父の告別式で帰郷した青年が、女家庭教師とその娘、初恋相手の家政婦と繰り広げる、せつない郷愁に満ちた誘惑小説。
設定や世界観の完成度は、投稿作のなかでも随一だった。ただ、冒頭でその設定を紹介しようとするばかりに、最初の濡れ場までに時間がかかりすぎたきらいはあった。後半の濡れ場が臨場感たっぷりのシーンだっただけに、もったいなく感じた。
ストーリーとエロのバランスはプロの作家でも頭を悩ませる難問ではある。多少、自分のスタイルを崩してまでも、読者の欲望に応えようという姿勢がもう少し見えてもよかった。
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「第27回フランス書院文庫官能大賞」の〆切は5月末日です。

「メール投稿」「URL投稿」を開始しています。最終選考に残った作品も、半数以上がメール投稿でした。

詳細は「原稿募集のお知らせ」をご覧ください。

フランス書院は、新しい才能をお待ちしております!

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