フランス書院編集部発

【2013年12月26日】

発表~作家が選ぶこのフランス書院文庫がすごい!2013

作家さんが「すごい」と思った本は、本当に「すごい!」に違いない――

「2013年のフランス書院文庫で最もすごかった本は?」

編集部発で投げかけたこの問いに、ご回答をくださった作家さんは6名! お忙しいなか、本当にありがとうございました!

あなたの「推し作品」を思い浮かべながらご一読ください。(表紙画像から各書籍の詳細画面をご覧いただけます!PCのみです)

それでは発表させていただきます!

(募集期間の都合上、対象書籍は2012年11月~2013年11月刊。また敬称を省略させていただいております。ベスト3掲載順は編集部到着順です)


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■御堂乱

1位『囚籠【オリ】妻の母・妻の姉』藤崎玲

藤崎先生とはデビューした年が同じ(たしか藤崎先生の方が一ヶ月早い)であることと、同じガチ凌辱作家であるということで、ライバルであると同時に親近感も覚えます。本作は娘の夫に焦らされる義母の描写が淫臭ムンムンで最高でした。

2位『七匹の人妻【つけ狙われて】』佐伯秋彦

人妻が七人登場するので、シチュエーションはもちろんヒロインたちの容姿やキャラにもヴァリエーションを持たせなければなりません。そのあたりの工夫が素晴らしく、筆者はとても知的なかたなのだろうと思いました。

3位『名門新体操部【穢された青春】』風吹望

シティ派凌辱作家・風吹先生の最新作。オフィスが学園に代わっても、スタイリッシュな文体の魅力は変わりません。新体操部キャプテンの美少女と、彼女が慕う顧問女教師というだけでもう! 責めはやっぱり競技用手具に限りますよね!

  

<編集部より>

御堂乱先生ありがとうございました!

さすが凌辱作家ならではのベスト3といったところ。2013年の御堂乱先生といえば、なんとフランス書院文庫で5本刊行。これは文句なしの最多刊行数。現在発売中の最新刊『人妻銀行【籠城】』や、『奴隷街 すべての女が牝になった』で描いた首都崩壊後の世界など、あらゆるシチュエーションを「凌辱世界」に変える手腕はさすがの一言でした。

 

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■森一太朗

1位 『初恋の女の娘』青橋由高

2位 『【彼女の母】別荘で二人きり』神瀬知巳

3位 『【隣りの果実】幼なじみの母娘』小日向諒

母娘丼と姉妹丼が大好物なんですが、今年は母娘丼が美味しかったです。
その中から3冊選びました。
順位は主人公がうらやましいぜ順です。

  

<編集部より>

森一太朗先生、ありがとうございました!

思いのほか、「スウィートなベスト3」ですね。凌辱小説ファンのみならず、誘惑小説ファンからも絶大な支持を受けている森一太朗先生の作風が見えてくるようなベスト3でした。2013年の掉尾を飾った『僕の玩具(ドレイ)【彼女の母・彼女の姉】』や、『異常な生活 北条家の女すべてが奴隷になった日』など、ハーレム願望を充足させたい方には「いち推し」の作家さんです!

 

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■星悠輝

 本欄をご覧の皆さま、はじめまして。星悠輝と申します。

先輩方の作品をランキングにしてしまうのに気が引けつつも、私なりの視点や興味で簡単に評価させて頂きたいと思います。
残念ながら期間限定ということで、私が目を通した37点からの選択になります。

3位『美熟女旅行』安藤仁

旅情気分が味わえる相姦小説。これまで温泉宿を舞台にする作品はあっても、旅行によって場面転換していくのは少し珍しく、黒本テイストを基底に置きながらも、一般官能的な部分を取り入れた野心的一作だと思います。
母と子が淫らな関係を築きながら、叔母がそれを加速させていく展開が自分好みです。アラサーとアラフォーの熟女との廃れた関係が何ともエロいです。
なお、作中で出てきた某所は自分も行ったことがあり、「こんな淫湯だったのか!」と電車の中で独りで盛り上がってしまいました。
2位『ママと美人課長は僕の恋人』弓月誠

前作『恩師の奥さんは未亡人』を推すべきか迷いました。前作は弓月先生らしく、ふたりの女性の狭間に揺れる苦悩と切なさを描く良作だと思います。
それに対して、こちらは「大人向けの美少女文庫」とでも評すべき軽さがあります。
「こんなあっさり行っていいのかな?」と思いつつも、その軽さゆえの展開の早さと圧倒的エロシーンを可能にし、読者に秘めやかな夢物語を提供してくれます。
盲目的な義母とクールな女上司の健気な競艶に刮目して下さい。
弓月先生と言えば『未亡人と娘』の真知子が印象深く、今後も弓月先生の描く未亡人たちの活躍を楽しみにしています。

1位『美母娘の家【初めての…】』秋月耕太

個人的には『未亡人叔母の部屋』『最高の年上誘惑レッスン』といった作品から少年誘惑系な印象のある秋月先生ですが、本作は、初心な少年が立派な魔少年(と呼んでよいのか定かではありませんが)にまで成長する物語になります。
圧巻なのは第一章で、出だしから読者がついていけないほど超加速的に物語が始まります。「何だ、このエロ痴女は! ……うらやましい!」と思わざるを得ません。ただ、このオープニングは展開の早さゆえのリスクが潜んでいるのですが、そこから既に物語の仕掛けが始まっています。そのため、一度目よりも再読の方が納得した上で、より楽しむことができる「ひと粒で二度美味しい」的官能小説に仕上がっていると言えます。
三人の人間関係の変化も物語を起伏に富んだものにしています。

ところで、これは編集部への要望ですが、年代問わずのオールベスト的な企画はいかがでしょう? それだけで1冊くらい原稿が集まると思うのですが。

(同意される読者の皆さま、編集部へ要望メールを!)

それでは、また来年も皆さまに報告できることを願いつつ。
切に願ってます……

   

<編集部より>

星悠輝先生、ありがとうございました!

まずは、フランス書院文庫をたくさんご購読いただきましてありがとうございました。熱意にあふれた素晴らしいランキングですね。星先生は、2013年に『罪母』でデビューしたばかりの新人作家さんです。執筆中の次作にも要注目していただきたいです。「オールタイムベスト」に関しても検討させていただきます!

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■有馬童子

みなさんこんにちは。もうこの企画の季節になったのですね。年々、年の瀬のおとずれの速さを感じるようになった有馬です。

どうしても直近のものが記憶にまさるので、10月刊と11月刊から、陵辱系作品を。

『性裁(おしおき)未亡人と令嬢・20日間拷問』東根叡二

37歳の未亡人と27歳の令嬢と、ビジネスシーンで淑女が陵辱される20日間というタイムスケジュールありの、フランス書院文庫お得意の豪華拷問メニュー。完全な監禁系ではないものの、ヒロインたちを執拗に追いつめるピカレスクのかがやきが秀逸。

『白と黒の性奴【人妻・美影】』綺羅光

演劇やテレビ業界、モデルと華やかな舞台設定が楽しく、しかも500ページ近い量が物語の厚みをあますところなく盛り上げてくれます。完成された上品かつハードな文体が醸し出す、ヒロインたちの心理描写のあでやかさ。そして湿度を感じさせる濡れ場の筆致、大家渾身の一冊です。

『三人の女教師と調教委員会』藤崎玲

いうまでもなく、悪魔高校生が主人公。狼藉の数々がスピード感豊かに描かれています。特別風紀委員会という学園ものならではの権力設定のなかに、性生活が不安定な女教師たちを置いてみるとどうなるか――――。

陵辱作品は悪魔のような性欲最強主人公、復讐心に燃える男の生きざまを描くピカレスクロマンでもあるわけですが、ここに挙げた三作品とも人間がきちんと描けていると思いました。とくに『性裁』の溝口剛太郎はうんざりするほどのワルで、かえって好感が持てますね。悪い人物がしっかり描けているからこそ、作中人物が生き生きとわたしたちの脳の中で躍動し、ヒロインたちの悲哀、苦痛と悦楽が融合してゆく過程が生々しく伝わってくる、陵辱小説の真髄があるのだと思います。

わたくし有馬は年明け1月に新刊、キーワードは「女の射精」です。

  

<編集部より>

有馬童子先生、ありがとうございました!

「趣味」が全面に出たセレクションと、そのこだわりに圧倒されました。「嗜好があう」と思った皆様は、有馬先生の本を手にとってみては? 2012年刊行の2冊、『人妻奴隷調書 美獣に変わるまで』『美しき共犯者【ママと先生】』以来、2014年1月に新刊が出ることが決定しております。ご期待ください!

 

 

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■梶怜紀

今年は、大変ありがたいことに3冊もの新刊を出していただきました。
ですからベスト3は当然、

第一位 梶怜紀『僕専用【女教師姉妹】』

第二位 梶怜紀『僕専用【義母と義妹と叔母】』

第三位 梶怜紀『言いなり未亡人 【美里と春実】』

です(笑)。まだお買い求めでない方は、今すぐ書店に走って購入しましょう。

以上のベスト3は勿論冗談ですが、梶怜紀を知らない人は、是非お買い求め下さい。

本当の個人的ベスト3は以下の通りです。
今年読んだフランス書院文庫は、30作弱です。その中で

一位『名門新体操部【穢された青春】』風吹望

愛とせつなさを感じさせられる名品です。

二位『名門私立校・女教師三姉妹』森一太朗

森ワールド満開の傑作だとおもいます。

三位『義母狩り』麻実克人

麻実さんの本年出版の二作どちらも面白いですが、どちらか選べと言われれば、私は
こちらです。

読者の皆さんと編集部の皆さんのご多幸をお祈りしております。

  

<編集部より>

梶怜紀先生、ありがとうございました!

『僕専用』シリーズも好調の梶怜紀先生。2013年も充実した作品群を次々と刊行。すべての作品が会心作でした。最初のベスト3は、まさに「自信度」のあらわれなのでしょうか。一瞬たりとも目を離せない作家・梶怜紀先生の次回作に、ぜひご期待ください!

  

 

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■草飼晃

1位『奴隷街 すべての女が牝になった』御堂乱

今年のベスト作品なのは勿論、2000年以降でも多分ベスト、オールタイムでもベスト級の大傑作
p.182 “「間違いねえ。ありゃあハマの洋子だ!」サブが振り向き、後ろを走るジョーのバイクに向かって叫んだ。「マジかよ!」ジョーが眼を見開いて歓喜の声をあげた。”メインヒロインの真琴も魅力的ですが、ハマの洋子も、最高ですよ!

2位『人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】』綺羅光

ヒロインがいっぱい出てくるわりには、一人あたりの場面に尺がしっかり取られていて、読みごたえがありました。
p.158 “「こうして偶然出会ったのもなにかの縁だ。どうです、どこかでSMの話でもゆっくりしませんか」「長沼さん、なにを考えてるんですか?」”この悪役が魅力的・私的歴代第一位・長沼先生も大活躍です。

3位『七匹の人妻【つけ狙われて】』佐伯秋彦

p.185~186 “「お兄ちゃんが、悪いのよ……由貴をこんな……エッチにさせて……」「おれのせいにしたいなら、すればいいさ。悪役になるのは慣れてる」「お、お兄ちゃん……こんなエッチな由貴は……嫌い?」”
人妻ものの短篇集の中に、「兄‐妹もの」が一本まぎれこんでいましたが、これがかなり完成度が高いんじゃないかと思いました。おすすめです。もちろん他のお話もよかったです。

  

枠外『砂漠の王子と海賊姫』御堂志生(ティアラ文庫)

p.182 “「いゃぁ……お願い、もう許して……これ以上、わたしを抱かないで……」抱かれるたびに女になっていく。愛されてもいないのに、身体だけ女に変えられていってしまう。”
…エロいんです。興奮します。ヒロインの心情とエロ場面描写が巧みにからみ合っていて、とても刺激を受けました。

<編集部より>

草飼晃先生、ありがとうございました!

驚かされるのはティアラ文庫のランクインでしょうか。いやあ、趣味の幅が広い! 2013年12月に『冤罪 無実の人妻を…』を発表。『青狼たちの放課後 女教師は六度犯される』で名を馳せた「凌辱の顔」とは違った一面を披露しております。ぜひご一読ください。

 

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『作家が選ぶこのフランス書院文庫がすごい!2013』、これにて終了です。

2013年、読み残しありませんでしたか? お正月休みに、書店を覗いてみてください! あなたにとっての「すごい」本はきっと見つかるはずです。

投票してくださいました作家の皆様

ありがとうございました!

それではまた来年お会いしましょう!

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