レビュー×レビュー×レビュー〜私が全力でおすすめするフランス書院文庫〜
new!編集Tが勧める名作凌辱小説
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著者:麻実克人
編集T
デビューから三作目までに作家のすべてがある——よく聞く言葉だ。この作品には、まだ力を抑制することを知らない、ダイヤの原石だった頃の麻実克人の姿がある。徹底的にアナルにこだわる少年の姿には狂気すら感じる。フランス書院文庫に「暴走系」という新ジャンルを築いた天才の若き日の姿をぜひ堪能してほしい。
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著者:管野響
編集T
「菅野響がわからないの? 君は女をわかってないね」
昔、年配の編集者から言われた言葉を今も覚えている。香山洋一、佳奈淳から続くマゾ小説の系譜。菅野響はその一翼を担う重要な作家である。ただ、女性を近づくでモノにするだけが凌辱小説ではない。官能小説の奥深さを知る意味でも、管野響の世界に触れてほしい。 -
著者:冬野螢
編集T
2004年から2008年という短い期間に、代表作は『のぞく 奪われた人妻』をはじめとする寝取られ短編の傑作を生み出しつづけた冬野螢。この作品は、のぞき、スワッピング、不倫など、多彩なテーマを扱っているのが特徴だ。熾火のような熟女の性欲が爆発する五つの短編を味わってほしい。
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著者:甲斐冬馬
編集T
五年前だから出せた作品だ。今はさまざまな事情で難しいテーマである。凌辱者の造形、ヒロインが襲われるまでの過程、人間関係を利用した恥辱の与え方……後にフランス書院文庫でブームを起こす「暴走系」と違い、本格派の匂いを色濃く残した傑作である。練り込まれたプロットには唸らされるばかりだ。
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著者:御前零士
編集T
他社で活躍していた御前零士が、フランス書院文庫に活躍の場を移しての第一作。タイトルは「エリート女」とされているが、より正確に表すなら「女ジャーナリスト、堕ちる」であろう。ペンは正義と信じる女性記者が悪の手に堕ち、妹とともに徹底調教される。ヒロインが堕ちるまでの過程を緻密に綴った、もはや数少なくなった「本格派」と呼ばれる作風である。
「凌辱小説を30年読み続けた熱狂的読者」から突如送られてきた
「隠れた名作凌辱小説5作品」
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著者:有家真理
熱狂的凌辱小説ファン
1998年、今から20年前のフランス書院文庫官能大賞・特別新人賞を受賞した著者のデビュー作。ストーリーはシンプルで、20歳の女子大生が、男に徹底調教され、奴隷に堕とされていく話。実はこの著者、有家真理は、本作だけを残して官能小説界から去っていった。にもかかわらず、フランス書院文庫の凌辱小説に絶大なインパクトを残した。
名門大学に通う女子大生が、日もささない密室で、朝から晩まで、口に、××に、アナルに白濁液を注がれ、精神が崩壊するほど追い込まれていく。関西弁をしゃべる気の強いヒロインが、従順な牝に変化していく様は刮目に値する。
20年以上前の作品なのに、今読み返しても鮮度はまったく衰えていない。最後の1ページ、ヒロインの由里香がたどり着いた運命を見る勇気があなたにあるだろうか? ちなみに、この作品を気に入った人は、夏月凜の傑作『若妻と誘拐犯』(フランス書院文庫X)をぜひ読んでほしい。 -
著者:御堂乱
熱狂的凌辱小説ファン
巨匠・結城彩雨に憧れて執筆を始め、東大卒のインテリ作家として、フランス書院文庫の凌辱ジャンルで10年連続売上げNO.1を誇る御堂乱。映像化作品も多数あり、熱狂的なファンを持つ。
本作の舞台は都内のマンション。隣家に越してきた悪魔青年に凌辱される母と娘姉妹の話。母親の職業がバレリーナというのも特徴的。最初に二人の娘が毒牙にかかり、後半から母親が調教される。 マンションという密室、壁ひとつ隔てた向こうに人がいるのに、助けを呼ぶことができずに犯される。本作のアイデアのもととなったのは、アメリカで実際にあった事件だ。隣家の住人に若い女性が誘拐され、何年にもわたって監禁され、性調教を受けたという痛ましい事件だった。
すぐそばに家族がいるのに、凌辱されつづける絶望——本作ではその悲哀を感じ取ってほしい。 -
熱狂的凌辱小説ファン
隣家の美しい若妻と、同じ町に住む美少女を、中年の男が痴漢調教していく話。ごく平凡な会社員が、魔が差して痴漢をしてしまい、肉欲の泥沼に堕ちてくいく過程が実にリアルに描かれている。2006年のスマッシュヒットとなった作品で、その後も、かなりのロングセラーとなった。
男なら誰しも、通勤、通学途中で見かけた美しい女性に目を引かれることがあると思うだが、けっして一線は越えない。愛する家族が、勤める会社があるからだ。
本作では、その禁断の一線を越えたとき、人はどうなっていくのか? という問いに答えている。単純な凌辱作品ではなく、女性の側も肉欲に溺れていくことがこの作品の特筆すべき点だろう。 -
著者:管野響
熱狂的凌辱小説ファン
管野響の名前を知る人は、今はもう少ないかもしれない。2000年代に注目を集めた、巨匠・佳奈淳、香山洋一の系譜を受け継ぐ凌辱作家だ。女性を無理やり手込めにして奴隷にするのではなく、普通の女性が隠し持つマゾ性を見抜き、開発していく作風が特徴だ。 今でこそ一つのジャンルとして確立されているが、当時は非常に斬新で、佳奈淳、香山洋一以外にはほとんど存在しなかった。
このジャンルにおけるパイオニアの一人が管野響だった。本格派の凌辱ファンからすれば、女性がすぐ堕ちるとか、文句を言いたくなるだろうが、とにかくヒロインの可愛らしさ、を堪能するこのジャンルの作品である。 -
著者:麻実克人
熱狂的凌辱小説ファン
『美臀未亡人』で鮮烈なデビューを果たし、後に暴走系のエースとして一時代を築くことになる麻実克人の三作目である。兄嫁と義母を徹底的に凌辱する少年の話で、場所はほぼ家の中オンリー。ひたすらヒロインとヤリまくる。こざかしい道具などいらない。男なら肉柱だけで勝負する! そんな凌辱スピリッツを感じる傑作だ。
ただヤルだけ、と思うかもしれないが、セックスだけで300ページ近い長編を飽きさせずに読ませることがどれだけ大変か。作家はデビューから三作目までにすべてがあるという。後の天才・麻実克人の才能の片鱗を、この作品でぜひ感じてほしい。
昔、フランス書院文庫の編集もしていた「美少女文庫編集長」が選んだ
思い出のフランス書院文庫5作品
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著者:御堂乱
美少女文庫編集長
丸太を持って町に出かけたくなる本作!
サスペンス官能やエロゲーが好きな方には自信を持っておすすめできます。
特におすすめは第四章爆発伝染 破られた校門。
もちろん破られる校門は校門だけではありません。 -
著者:藤崎玲
美少女文庫編集長
む〜か〜し、美少女文庫がヒマだった頃、担当していました。
ちょっとした自慢です。
圧倒的な凌辱文章力、デビュー時以上に研ぎ澄まされてます。
最後はお約束、定番の淫宴エンド! -
著者:青橋由高
美少女文庫編集長
美少女文庫読者にはおなじみの青橋先生
初恋の女性の娘を担当することになった主人公。
萌え系だけでない、ドラマを描ききる青橋節にご注目ください。 -
著者:秋月耕太
美少女文庫編集長
取り合いエッチは正義ですキリッ!
とにかくエロ会話が素晴らしい! こんなことを女教師に言われてみたい!
美少女文庫でまた書いてくれないかな〜 -
著者:ほんじょう山羊(本城山羊)
美少女文庫編集長
美少女文庫でのペンネームは「ほんじょう山羊」
「あわひめ母娘」というちょっと変わった設定。
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