「あああっ、涼介さまのおちん×ん」
「フフフ、思い出したみたいだね。それなら、僕のおチ×ポに感謝の気持ちを込めながら、おしゃぶり始めてよ。ほら丹前を脱いで、素っ裸になって」
  賢一郎は、肉棒の先端を滑らせて、必死に閉じている唇の先端に擦りつけていた。
「ああ、おしゃぶりいたしますから……」
  裸になるのは勘弁してほしい。丹前の前を合わせながら唇を前に突き出した。肉棒を咥えるべく中開きになった真紅の唇に、涼介は悠々と肉棒を突きつけた。真由子は、喉に押し込められるようにして肉棒を咥えた。
  朝立ちはすでに収まっており、硬さはさほどではなかった。
（朝の最初は、真由子のお口にください……）
  上目づかいで眺めてねっとりと舌を使い始める。
「僕のおチ×ポ、美味しい？」
「ええ、とっても」
  舌先で、レロレロと亀頭の先端を小刻みに刺激する。それだけで、肉棒が大きくなっていく。
（やっぱり若いわ、ちょっと刺激しただけで、こんなになるのね……）
  亀頭全体を大きく咥え、ちゅるちゅると吸い上げる。
「ああっ、義姉さん、その吸い上げ、凄く気持ちいい」
  気持ちいいと言ってもらえるだけでやる気が増してくる。
  舌先を裏筋に当てて小さく刺激を加えてやると、男の象徴は、口の中でピクピク痙攣し、硬さ、太さも等比級数的に増してくる。
「義姉さんの舌、柔らかくて気持ち良すぎるよ、もっと続けて……」
  舌をちょっと激し目に動かすだけで、涼介の快感は倍増するようだ。
  肉棒が硬くなると、それを形作る一つ一つの部位が全てはっきりしてきて、口の中で感じられるのが嬉しい。亀頭の括れの段差を、舌先でしっかり味わいながらするフェラチオは最高の気分だ。
「ああっ、義姉さん、もっと喉奥まで使って、お口全体でご奉仕してよ」
  真由子は、かしこまりました、とばかりに頷くと、肉棒の中ほどまで口を進めた。口蓋が、肉棒でいっぱいに満たされている。口の中を男の臭気が鼻に抜ける。
「ぬちゅ、ぬちゅ」
  口を窄めて摩擦を強くしながら大胆に上下に動かしはじめると、唾液の分泌が促進される。舌を絡めながら強めに動かすと、すっかり硬くなった肉棒が、欲望の熱を発して、放出への助走を始める。
「ああっ、気持ち良すぎるよぉ」
  感嘆の言葉を耳にしたところで、真由子は肉棒を口から吐き出した。
「ああん、まだ出していないのに、止めないでッ」
  動揺する義弟が可愛い。
「あたしのお口の中で大きくなったものが、どんなに立派か、見てみたくて……」
  近くでしげしげと眺めてみると、大きくなったときの姿はグロテスクだが、亀頭の括れといい、血管が浮き出た肉幹といい、魅力的すぎる。子宮がきゅんと収縮していくのを感じた。
「どう？　僕のおちん×ん」
「最高ですわ。こんな立派なものをお持ちなんですもの、真由子は幸せです」