友人の姉と…
本販売日:2003/02/23
電子版配信日:2008/06/13
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1173-9
「弟には秘密にして、私が陽治君に夢中なこと」
体を繋げながら、可憐な美貌を微笑ませる親友の姉。
愛らしくも妖艶な年上の恋人に翻弄される青年は、
その言葉に隠された文子の哀しい事情を知らなかった。
罪悪感も忘れ、29歳の美肉に溺れる陽治。
友達の美姉は男を狂わせる禁断の果実だったのだ!
ふみこ(29歳)年上女(熟)
本編の一部を立読み
「どうして逃げようとするの? 文子さんだって欲しいでしょ」
陽治はいきり勃つ肉棒を文子のヒップに押しつけた。ほぼ百八十度に屹立した男根をお尻の谷間に押しつけられると、文子は諦念したような甘い喘ぎ声をもらした。
「で……でも……こ、孝一が……」
「孝一はまだ帰ってこないよ」
なんの根拠もなかったが、陽治は自信ありげに答えた。頭の片隅に、ここが孝一の部屋なのだということがよぎったが、暴走しはじめた性感は、今さらとめることができない。
「それに孝一が帰ってきたらまずいでしょ。逃げたりしないでよ。文子さんだって、本当は感じてるんでしょ」
文子の女体にかかった力が弱くなっていることに気づき、陽治は右手で股間の欲望器官を握る。ペニスは信じられないほど熱く硬くなっていた。指の腹が火傷してしまいそうだ。
「いいね。入れるよ」
陽治は肉棒をしっかりと握り、文子の秘所に押しつける。亀頭にぬめった熱い感触が伝わってくる。文子の濡れ潤ったクレヴァスに亀頭が触れているのだ。
「あぁン……で、でも……」
文子はもう、逃げだそうとはしなかった。むしろ自ら腰を突きだし、亀頭が秘孔の入り口に当たるように調整している。彼女もまた理性を失い、性感の虜となってしまっているようだった。
「壁に手をついて。早く。孝一が帰ってくるよ」
陽治は玄関の壁に文子を向かせ、腰をぐっと手前に引いた。文子は両手を壁につき、まろやかなヒップを陽治に突きだす。
白いワンピースの裾から、小さめだがきゅっと引き締まった形のいいヒップが露わになる。お尻の谷間の下方には糸で引き結んだようなアヌスのすぼみがのぞき、その下には濡れ潤ったクレヴァスが剥きだしになっていた。
文子の淫裂は、縦に六センチほどの長さで、二枚の肉の花弁がぴったりと口を閉ざしている。花弁は微妙に曲がりくねりながら、繊毛の茂みの生えたあたりまでつづき、上端は肉が盛りあがる感じになって、ピンク色の小さな肉豆が剥きだしになっている。クレヴァスの一帯は透明な愛液に濡れ、淫猥なパックをしたようだ。
剥きだしになった文子の女陰に、陽治は全身が発火するような興奮を覚えた。肉棒がさらに反りかえり、下腹にくっつきそうになる。陽治はしっかりと欲望器官を握りしめ、文子の秘所へと近づけていく。
「あああ……」
文子は肩越しに陽治を振りかえる。その視線は彼の股間へと向けられていた。眉根をせつなげに寄せ、瞳が潤んでいる。上気した表情には、性感に勝てなかった女の悲哀のようなものが漂っていた。
陽治は衝きあがってくる欲情に背筋が粟立つのを感じた。肉棒に欲情が注ぎこまれ、熱く燃えあがる。陽治は左手で文子の腰を掴むと、右手で握った肉棒を彼女のクレヴァスに押しつけた。
亀頭の表皮がぬめった淫肉の亀裂に触れると、心地のいい温もりが下半身にひろがっていく。陽治はうめき、唇を噛みしめた。