人妻社員【四つの狂った果実】

著者: 金澤潤

本販売日:2005/09/23

電子版配信日:2007/08/31

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1381-8

「今夜は私が人妻だってことを忘れさせて……」

スーツ越し、柔らかな太腿を絡ませ囁く美しき熟妻課長。

「部長に抱かれるの……夢だったんです」

目元を薔薇色に染め、白き美尻を捧げる若妻社員。

夫ではない男の腕のなか、オフィスで乱れ咲き誇る、

梨花、千春、有紀、茜……蜜も滴る完熟の人妻たち。

登場人物

りか(32歳)人妻

ちはる(25歳)人妻

ゆき(37歳)人妻

あかね(27歳)人妻

本編の一部を立読み

パンティが剥きだしになった。若妻のビキニパンティは、ライトピンクのシルク地で花柄透かしが入っていた。ブラジャーとお揃いなのだ。

透かしは花柄だけではなかった。恥毛の栗色の翳りが透けて見えるのが煽情的に目に映る。中心部に指を押し当ててみると、秘所の割れ目に沿って布地が窪み、見る間にその部分が濡れてきて染みを作った。

「いや、恥ずかしい」

小さく呟いて、千春は頬を赤らめている。自分が濡れていることを実感しているのだろう。

パンティのゴムの部分に指をかけると、無意識なのか意識的にそうしたのかはわからないが、千春は自分から腰を浮かしたのである。

「ああん、恥ずかしい」

パンティを引きおろして足もとから抜き取る。

完全に露わになった中心部に目をやって、三橋はごくりと生唾を呑みこんでいた。

平均よりも恥毛が薄く短いのが、まず目に入った。ジャングルのような密集した茂みが、あまり好みではない三橋にとっては、まさに理想的な恥毛であった。

両手の指で茶がかった大陰唇を左右にひろげると、サーモンピンクの淫肉が露わになった。さらに小陰唇を開くと、淫らな皺に彩られた肉襞が、もっと濃い紅色の鮮やかさを三橋の目に運んでくれた。

なんて可愛らしくて綺麗なんだ……。

小さく愛らしい秘穴がヒクヒクと蠢いていた。指を一本挿しこんでみると、そこはもう、驚くほどの湿地帯と化していたのである。

指の腹で柔らかな肉襞を擦ると、ニチョニチョと卑猥な音が響く。秘壺は溢れかえるほどの蜜液がしたたっていたのだ。

「すごいねえ、柳田くん。グチョグチョじゃないか」

「いやーっ。言わないでえ部長!」

恥ずかしげな声をあげた後で、千春はハアハアと悩ましげな喘ぎ声をもらしていた。

「けど、事実なんだし。ほらね」

秘穴から引き抜いた指を、三橋は千春の顔の前に突きつけた。

「いやーっ……」

千春の声のトーンがあがった。三橋の指先は透明な粘液にまみれて、淫らに濡れ光っていたのである。

「これって、入れて欲しいって催促と思っていいんだよね」

「知りません、そんなこと!」

声のトーンはさらにあがっている。照れ隠しのためであることは明らかだった。

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