本販売日:2005/04/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1349-8
「恥ずかしい……そんなに見ないでください」
細い腕が震えながらブラウスを脱ぎ去り、
悩殺的なボディに貼りつく黒い下着が露わになる。
オフィスでは気丈なキャリアウーマンが見せた女の顔。
35歳、熟れ盛りの未亡人の肉体が男を狂わせた。
もっと、深く入ってきて!……甘く危険な背徳の美肉。
れいみ(35歳)未亡人
あんな(18歳)女子学生
まお(24歳)OL
本編の一部を立読み
「綺麗だ」
目の下にアップで迫る花園に、神崎は思わず声に出し、ごくっと生唾を呑みこんでいた。
恥毛は細く艶やかで、濡れたようにしっとりと光っている。濃くも薄くもなく、密度も申し分ない。こんもりと形よく盛りあがっている恥丘の裾に、薄桃色の花弁が控えめに開いている風情が、神崎の官能を煽り昂らせる。
「いやァ、恥ずかしい。そんなに見ないでぇ」
顔を近づけて覗きこむと、麗美の頬が羞恥で赤く染まった。
なかも綺麗だ……。
陰唇を指で左右に開くと、淫肉が顔を出した。花弁の色より一段と濃い桜色が鮮やかだ。三十半ばとは思えない初々しさと、艶やかな彩りに神崎は激しく興奮していた。
今まで何度か関係を持ってはいても、秘所を眼前にするのは初めてなのだ。やりすぎて嫌われたらと考えるとできないでいたことが、今やっと解禁になったような気分だった。
麗美が肉茎を口にしてくれたことで、一歩も二歩も踏みこんでいけると思った途端に、神崎は偽りの理性を捨ててただの好色男に変身していたのである。
「あっ……」
淫肉に舌先を押し当てただけで、麗美の身体がピクンと小さくはねた。
「いや、やめてぇ。恥ずかしい……」
抵抗の言葉を口にしながら、麗美はされるがままになっている。舌を這わせて舐めると、可憐な秘穴からトロトロと蜜液が溢れでてきた。
特別に味があるはずでもないのに、神崎には蜜液が甘く感じられた。それが麗美の蜜だからそう感じたのかもしれない。
「ああ、駄目。やめてぇ」
口ではそう訴えながら、麗美はとめどなく秘穴から蜜を溢れさせている。わざとらしく、神崎はジュルッと卑猥な音をたてて、舌先で蜜液を掬い取った。
「いやいやァ……」
麗美は両手で顔をおおっている。三十路の未亡人とは思えない初々しい様子に、神崎の官能度は急上昇していた。舌先は淫肉からクリトリスに移り、薄皮を弾いて顔を出している若芽をとらえている。
「ああああっ……」
舌先で突つくようにして舐めてやると、麗美は上体をのけ反らせて、悩ましげな喘ぎ声をもらした。
やめてとか恥ずかしいとかの言葉はいつの間にかなくなっていた。官能の高まりが羞恥心を押し流してしまったに違いない。三年の月日に溜めこまれた蜜が溢れだしたかのように、未亡人の秘孔はとめどなく蜜をしたたらせた。
「麗美さんが、こんなにスケベな体質しているとは思わなかったよ」
「恥ずかしい……」
消え入りそうな声で麗美は呟いた。
「わたし、クンニリングスって初体験だから」
初めてのオーラルセックス体験に未亡人は恥ずかしげに顔を白い手でおおった。