妹は温泉女将!

著者: 橘真児

本販売日:2011/04/15

電子版配信日:2013/01/07

本定価:713円(税込)

電子版定価:713円(税込)

ISBN:978-4-8296-5965-6

「一緒に温泉入ろ☆ お兄ちゃん!」 ☆ハート

ここは夢の湯、パラダイス!?

若女将を務めるクーデレ妹・水菜子(15)が、

健気な義妹の真希奈(14)が、

ライバル女将・谷津美(16)が──お兄ちゃんを巡って誘惑混浴!

着物を脱いで初体験☆

お背中流してご奉仕競争☆

妹バージン&湯上がり肌を独り占め!

本編の一部を立読み

☆妹たちの助け合い?☆

「水菜子お姉ちゃん、おめでとう。ちゃんとオチン×ンが入ってるよ」

横から真希奈が告げ、水菜子の頬がわずかに緩んだ。兄のことを競い合ったあとでも、やはり同性同士、わかり合える部分があるのだろう。

「ん……ありがと」

「よかったね。お兄ちゃんにバージンあげられて」

「うん」

『姉妹』の思いやったやりとりを前にして、胸が暖かくなる。こんないい妹がふたりもいて、なんて幸せなのだろう。圭一はしみじみと思った。だが、

「お兄ちゃん、射精しそう?」

真希奈の出し抜けの問いかけにきょとんとなる。

「ん……もうちょっとかな」

「さっきお風呂場で出しちゃったもんね。あ、お姉ちゃん、お兄ちゃんにナカ出しされてもだいじょうぶ?」

「え? ああ、うん……」

「だったらちゃんと精液を注いでもらったほうがいいけど、今動いたらきっと痛いよね」

真希奈が腕組みをして考える。それから、不意ににぱっと白い歯をこぼした。

「あ、そうか。さっきと同じところをいじってあげればいいんだ」

うんうんとひとりうなずき、年上の少女にアドバイスをする。

「ね、お姉ちゃん、痛いかもしれないけど、できるだけ我慢してチツで締めてあげて。おしりの穴のところにキュッと力を入れるの」

「う、うん」

「お兄ちゃんは、もっと足を開いて」

「え?」

何がなんだかわからぬまま、圭一は水菜子に挿入した状態で両脚を逆Vの字に開いた。すると、真希奈が背後にまわる。

「お兄ちゃんは、キンタマが弱点なんだよね」

後ろから声が聞こえて、ようやく意図を悟る。さっき、陰嚢に触れた途端に射精したのを思い出し、そこを刺激すればいいと考えたのだろう。

(まあ、またすぐに出るかはわからないけど)

たしかにフクロを撫でられて、ペニスも締めつけられれば、何とかなるかもしれない。そう考えたから、てっきり手で触れてくるものとばかり思ったのである。

しかし、股間に温かな吐息を感じて(え?)となる。次の瞬間、

ねろり――。

縮こまった嚢袋を濡れ温かなもので撫でられ、圭一は「あうう」と呻いて腰を震わせた。

(な、なんだ!?)

明らかに手や指とは異なる感触。何が起こったのかと混乱しかけたところで、

レロレロ――。

中心の縫い目を細かな動きで刺激され、ようやく何をされているのかを悟る。

(真希奈のやつ、舌で――)

手で撫でるのではなく、舐めていたのだ。会陰に温かな息がかかり、今度はチュッと吸われる。

「くはッ」

喉の奥から喘ぎが固まりとなって飛び出る。

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