少年個人教授

女家庭教師が教えてくれたあのこと…

著者: 北原童夢

本販売日:2000/04/23

電子版配信日:2009/10/09

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0959-0

瑞恵がふと見せた弱さ。心の安定を失った美しき21歳は

教え子の中学生を弄ぶことで自分を癒そうとした。

それは転落の序章……少年に潜む支配者が目覚める!

はじめは視線で犯された。二度目は乳房を奪われた。

ついに身体を捧げたとき、瑞恵は子宮の奥底で感じていた。

少年の魅力から、決して逃れられはしないということを。

登場人物

みずえ(21歳)家庭教師

本編の一部を立読み

先生を犯す!……

黒い欲望につき動かされるように明彦はズボンを脱ぐと、先生に飛びかかった。

やめて!……お願い!……

先生はなにも言わなかった。だけど、目の表情がそう訴えていた。

お尻に張りついているナイロン製の布地に手をかけて、一気に引きずりおろした。よじれた脚につかえながらも、無理やり引き剥がした。

すらりとした脚が伸びきったときに、下腹の翳りが目に飛びこんできた。ちらりと見えた茂みの黒さが、生々しく、明彦を誘った。

脚を開かせて、腰を割りこませた。すると先生は腰と背中を使って、上へ上へとずれようとする。ベルトでくくられた腕を頭上にあげ、今にも泣きだしそうな悲しそうな表情で、腰をくねらせる。

いやらしかった。剥きだしになった双乳のふくらみが波打ち、トップの小さな蕾がツンと突起している。

明彦はずりあがっていく動きを腰をつかんで封じると、さきほどから痛いほどに勃起している肉柱を埋めこみにかかる。先端が、窪地に触れると、

「駄目よ、駄目……」

瑞恵先生が泣き声をあげた。

「お願い、かんにんして……お願い、こんなことされたら、先生……」

「こんなことされたら、どうなんだよ!」

先生はなにか言いかけたが、言葉にはならなかった。柔らかな眉を褶曲させて、朱唇を噛んだ、その今にも泣きだしそうな表情が、たまらなく魅力的だった。

わずかに湿っている柔肉をこじ開けるように、明彦は腰に力をこめた。先生は「ううッ」と歯を食いしばり、頭上で交差させた手をギュッと握りしめた。

もう一度、腰を進めると、ズリュッという感じで分身が潜りこんだ。

「ううァァ!……」

先生の苦悶する声が聞こえた。

明彦はかまわずに一気に奥までねじりこむ。あまり濡れていないのか、そこは狭く感じられた。みっちりと根元まで埋めこむと、窮屈な肉路がギュッ、ギュッと分身を食いしめてくる。

とうとう、僕は先生を無理やり犯してしまった。いやだという先生をレイプしてしまったんだ!……

そして、明彦は普通に先生とセックスするよりも、自分がずっと興奮していることに気づいた。途端に湧きあがった射精感をこらえて、先生を見た。

乱れた黒髪を額と頬に張りつかせた瑞恵先生は、眉根を寄せて、ほつれた唇をわななかせている。

ああ、先生、ゾクゾクしちゃうよ!……

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