妹とお祭りエッチなんて最高でしょ!
普段はツンツンだけど浴衣姿はばっちりカワイイ実妹の理緒と、巫女を務める新しい義妹・沙由美と紗奈ちゃん。妹3人のご奉仕で祭りの夜は淫ら一色。危険なロリロリ誘惑に、捧げられる初体験、ついにはナマイキ妹のバージンまで……大好きだぞ、お兄ちゃんv
本編の一部を立読み
☆祭りの夜、二人は……
(おれは、理緒と――)
許されない行為のはずなのに、少しも後悔が湧いてこない。むしろ、どんなに非難されてもかまわないとすら思う。
(おれたちは、最初からこうなる運命だったんだ)
そうに違いないと、素直に信じられた。
しかし、理緒がしゃくりあげているのに気づき、健太は陶酔から引き戻された。
「どうした、痛いのか!?」
焦って声をかけると、震える身体から声を絞りだすように「だいじょうぶ」と返事があった。
「泣いてるじゃないか」
後悔しているのかと不安になったものの、
「だって――」
理緒が涙でぐしょぐしょになった顔を向けた。
「うれしいんだもん……とうとうお兄ちゃんとひとつになれたから――」
悲しみではなく、喜びの嗚咽。健太の胸にも熱いものがこみあげる。
「これからも、ずっといっしょだからな。お前は、おれの大切な妹なんだから」
心をこめて告げると、理緒はまた「うれしい」と縋りついた。
「理緒、どうしてお兄ちゃんの妹なんだろうって、思ったこともあったの。でも、今は――」
しがみつく小さな手に、キュッと力がこめられる。
「理緒、お兄ちゃんの妹でよかった」