本販売日:2012/05/17
電子版配信日:2013/11/05
本定価:734円(税込)
電子版定価:734円(税込)
ISBN:978-4-8296-6217-5
「お兄ちゃん、カリンと子作りしよ☆」近親相姦上等の妹か?
「いいえ、今夜はルリを折檻して下さい!」ドM調教志願の幼なじみか?
二人に愛されすぎてヤンデレ修羅場!?
騎乗位破瓜に、緊縛おねだり初体験☆
巨乳妹VS.年上ロリの激しい恋のバトルを鎮めるには、“君臨ハーレム”しか道はない!
本編の一部を立読み
☆もう妹には逆らえない!☆
「やっぱりお兄ちゃん、おっきいオッパイ好きなんだぁ……大きく育ってよかったぁ、本当によかったぁ!」
兄はまだ満足に動けないので、カリンは自分の手を彼の手に重ねて動きをコントロールした。汗ばんだ柔肌を撫で、握りこむように揉みしだく。
そうすると、むわりと自分の体がフェロモンを放つのがわかった。
反抗的だった兄がそれを嗅いで陶然とするのが、嬉しくてたまらない。
「やっぱり兄妹だぁ……あたしもお兄ちゃんの匂い大好きだから」
お互いの匂いをもっと嗅ぎ合おうと、カリンは上体を倒して柔乳を彼の胸板に押しつけた。肉の柔らかさのまま平べったく潰れたが、かわりに兄の手を自分の尻にまわさせる。
「ほら、お尻もやーらかいよ」
反射的に、だろうか。ショウの手がビクリと動き、むっちりした尻肉に食いこんだまま固定される。自由に動くわけではなさそうだが、実に理想的な反応だった。
「や、やわっこい……!」
「えへへぇ、ちょっと大きいかもしれないけど丸くて形いいんだよぉ。オッパイは胸で感じて、お尻は手で感じて、アソコはおちん×んで感じまくってね!」
空いた手で彼を抱きしめ、汗を混ぜ合うように密着したまま蠢動を始める。
今度は円運動でなく上下運動。腰を反らせてすぐに屈する動きで、男根をしごきまわすシンプルで直接的な摩擦行為。
これが予想よりずっと強烈だった。
「はうっ、あんんッ……! めくれるっ、めくれちゃいそぉ……!」
「あぐっ、はううぅ!」
突き入れるときに子宮口が打たれるのが、まず気持ちいい。脳髄がかるく白んで柔腰が不随意な震えにさいなまれるぐらいだ。
次にペニスが抜けていくとき。にじみ出した愛液もろとも襞粒まで掻き出されていくような、ひどく暴力的な快感に兄の男らしさを感じて、胸がキュンキュンする。
これらをひとまとめにした一往復でカリンは痙攣気味に感悦し、その往復を激しくくり返す運動に抗うこともできず心を奪われていく。破瓜の痛みは完全に消えていた。
「イイッ、ピストン運動クるッ、お兄ちゃんのズンズンきてジュポジュポするのめっちゃ気持ちよすぎッ、いひぃんッ、いいぃぃ!」
下腹で愉悦が膨らんでいくにつれ、声がどんどん鼻にかかっていく。
自分が生まれ変わっていくような感すらあった。
ううん、それはきっと、お兄ちゃんとセックスできなかった自分が本当の自分でなかったというだけだと思う。
「あはあぁッ、あたし今ならわかるよ……カリンはね、お兄ちゃんとセックスして赤ちゃん作って幸せになるために生まれてきたんだって……!」