本販売日:1996/06/23
電子版配信日:2010/04/23
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0698-8
憧れの女性に陰部を晒し、性の手ほどきを受ける。
羞恥と歓喜、不安のなか少年は女校医を見つめた。
27歳、冴えた美貌と抜群の肢体を持つ夏季が、
寝台に横たわる少年の全裸を妖しい目で眺め、
細い指が股間へ……。呻く郁也。まさか夏季が、
美少年を玩具にする「S」とは夢にも思わずに……。
なつき(27歳)女医
まい 女子学生
しほ(32歳)女教師
ようこ その他
るみ(40歳)その他
本編の一部を立読み
夏季は、郁也の腰をまたいで立った。
「郁也君、よーく見なさい、私のここを。これが君を男にしてくれるところよ」
淫らな秘唇の亀裂を指で押しひろげて、夏季は言った。
「ほら、麻衣さんも見てごらんなさい。郁也君が、夏季先生に犯されるところを」
志帆は、麻衣の花びらへの愛撫を中断して、いやがる麻衣の顔を郁也のほうへ向けた。
「いやあ! やめて! そ、そんな、ひどいことは……」
愛する郁也のペニスが、自分以外の女性によって奪われようとしていると思うと、麻衣はどうにも哀しくて、我慢ができなかった。
いっそのこと、私のなかに受け入れてあげたい。夏季先生になんか、郁也をあげたくない……。
「さあ、郁也君。これで君も童貞とおさらばできるのよ」
淫欲に狂った美しい牝豹は、熱い花蜜を溢れさせている淫らな肉の合わせ目を、初々しい少年の肉棒に近づけていった。
「郁也君、私のオマ×コに、君のオチンチンが入るのよ。うれしい? まだよ、まだ出しちゃだめよ」
夏季は焦らすように、ゆっくりと郁也の股間に腰を沈めていった。左手でペニスを握りしめ、自らの淫裂へと導いていく。
「あああああ、先生っ」
少しかすれた声で、郁也は呻くように叫んだ。
サーモンピンクにくすんだ肉の裂け目に、郁也の充血して張りつめた亀頭の部分が当たった。夏季は、その若く猛々しい怒張を、秘肉のなかへと一気に沈めた。
柔らかい肉襞が、ペニスに、まるで妖しい生き物のように絡みついてくる。どんどんと、秘密の花園の奥へとペニスが吸いこまれていくようだ。その感覚がたまらない。
「ああああっ」
夏季の半開きの口から、小さな吐息がもれた。みずみずしい少年の、気負い立った欲望器官を受け入れている、その征服感がなんともたまらない。
夏季のなかで、少年のペニスは苦しそうにヒクヒクと呼吸をしているようだ。
静かに、ゆっくりと夏季は腰を振り、膣口を収縮させながら、郁也のペニスに抽送を加えていった。
ねっとりと吸いつくような肉襞でペニスを摩擦されたら、たまったものではない。ことのほか過敏になっている郁也の肉茎は、それだけでもはや限界に達していた。
「先生、も、もう!」
その声に、夏季はさらに腰の動きを速めた。