美人秘書・絵梨子と少年

著者: 鳳春紀

本販売日:1995/09/23

電子版配信日:2010/05/28

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0644-5

育ちの良さを物語る上品な冴えた美貌、

瑪瑙のような肌、しなやかな長い脚、甘ったるい匂い。

どこをとっても極上の女、最高の美人秘書が、

少年と出会って以来、知と美の人生は一変した!

羨望と欲望に満ちた眼差しが絵里子の豊麗な肢体に

倒錯と魔性の快楽を覚えさせ、性秘書へ変わる夜……

登場人物

えりこ(24歳)秘書

本編の一部を立読み

専務室というプレートの掛かった部屋のドアを開ける。そして、内から施錠した。

「あと三十分はここにいられるわ」

「そんなこと、わかるものか」

「あたしは専務の秘書よ。スケジュールは全部知ってるの」

そう言うなり、絵梨子は自分の手で黒いワンピースの裾をめくると、剃毛された淫部を礼治に見せつけた。

「見て。欲しがってるの」

あまつさえ、自分の指でぷっくりとした女の溝を拡げた。溜まっていた淫液がツーッと内腿に一条流れていく。

礼治は絵梨子の腿にしがみつき、流れてきた淫液を舌でぬぐっていった。そして淫裂にたどりつくと、腿をさらに押し開き、淫液浸けの粘膜をしゃぶり上げた。

「……あん、それぇ。あぁ、欲しかったのぉ」

礼治に股ぐらを舐められて、絵梨子は声を上げた。彼女はドアに背をもたせかけたものの、腰から力が抜け、ずり落ちそうになっている。

まるで少しずつ小水を洩らすように、淫液がとめどもなく溢れてくる。呑んでも呑んでも、礼治の顎にまで垂れてくる。

礼治は絵梨子の股間をしゃぶりながら、ジーンズを足から抜いた。そして、立ち上がると、絵梨子の割れ目にあてがった。ただその行為を待っていたように、彼女は左脚を上げて挿入されやすい姿勢を取った。

礼治は腰を絵梨子の腿の間に入れるようにして、ぬめっている淫穴へと男茎をくぐらせて突き上げた。深く入った。女の沼を深く拡げてきた男茎を、じらされてばかりいた粘膜が力強く抱きしめにきた。

「あーっん!」

喉を反らせて立てた絵梨子の艶声が、専務室いっぱいに響いた。

「やって。犯して。ずこずこやって!」

命じられるまでもなく、礼治は立ったまま絵梨子を突き上げた。絵梨子の頭と背中がドアにごつごつとあたった。

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