僕を狂わせた体験実習
本販売日:2002/11/23
電子版配信日:2008/10/10
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1151-7
美少年の可憐さに心囚われた魔性の美熟教師28歳。
青い勃起に朱唇と舌を這わせ、フェラチオ体験授業。
優しく意地悪に童貞を奪う初体験実習。
危険な衝動に溺れる真智には聖職者の理性はない。
「ちひろと私、どちらの××が好き、気持ちいい?」
誘惑に耽る先生は、どんな授業姿よりも淫らで美しい……
まち(28歳)女教師
ちひろ(27歳)女教師
かおり(14歳)美少女
本編の一部を立読み
「もうイッちゃうの? 情けないの。こんなんだから、女の子たちにいいように弄ばれちゃうのよ」
恥辱の言葉に言いかえす術も持たず、悠貴はただ必死で射精を堪えるのみであった。
赤く膨れた先端はフルーツとかミニトマトといった風情。思わず口に含みたくなるほど美味しそうに見えた。
フェラチオは、どんなに頼まれたってしたくなかった。排泄兼用の器官を口に入れるのなど不潔だし、ましてあんなグロテスクなものをしゃぶりたいなどと、誰が思うだろうか。
しかし、悠貴のペニスに対しては、真智は嫌悪を覚えなかった。それどころか進んで愛撫を施したいという気になったのである。いたいけな美少年のものだからであろうか。それとも、あのとき目にしたちひろのフェラチオのせいで、内にあった抵抗感が薄れてしまったのであろうか。
理由はどうでもよかった。とりあえず目の前にペニスがあり、それを好きなようにすることができるのである。
真智は顔を伏せ、ピクピクと歓喜にうち震える肉茎をすっぽりと咥えこんだ。
「あああッ!!」
信じられないといった悲鳴を悠貴はあげた。同時に両脚がやるせなく交差される。
フェラチオの技巧など、真智はなにも知らない。ただ口に含んで吸ったり、ペロペロと舐めまわすだけである。そんな稚拙な技巧でも、童貞の少年にはたまらない。
「駄目だよ、そんなの――」
ペニスがさらに激しく脈打つ。女の子たちに悪戯されていても、フェラチオをされるのはこれが初めてなのだろう。温かくヌメッたところに敏感な部分を含まれ、さらに舌を絡みつかされ、悠貴は襲来する快美の大波にたちまち呑みこまれた。
「イク――」
大きく膨らんだ先端から、温かな液体がドロッと溢れた。口内にひろがる青臭い風味。おそらく顕微鏡で観察すれば元気な精子が泳ぎまわっているであろう、少年の健康な精液。真智にとっては初めて味わうもの。
美味しい――と、真智は思った。実際の味覚よりも、精神的に感じた部分が大きい。美少年が放出したものだから不潔感もない。ネバっこくもプチプチした舌触りがなんとも言えない。
次々と噴出するものを、真智は舌先でうまくいなし、唾液に混ぜて喉に流した。最初から呑むつもりではなかったが、ほのかな甘味が自然とそうさせたのである。
「う、ウウっ……くう」
ビクッ、ビクッと体躯を震わせた少年は、ほどなくカウチに沈みこむみたいに脱力した。胸を大きく上下させ、全力疾走のあとのように息を荒らげる。
若々しい吐瀉液をすべて胃に落とした女教師は、萎えかかった肉筒から口をはずし、髪をかきあげて満足げにふうと息をついた。