由布子は恥しい看護婦

著者: 鳳春紀

本販売日:1996/08/23

電子版配信日:2010/04/16

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0710-7

白衣の下は紐の如き黒い挑発パンティとブラジャー。

深夜の病室、少年の前で下着まで脱ぎ、ベッドに……

初々しくも逞しき肉に手を添え、恥唇に咥えこむ。

私、看護婦なのに、患者に自分から求めるなんて……。

17歳の高校生に見られ舐められ貫かれる由布子。

23歳の体内に生まれた牝の本能が淫看護婦に!

登場人物

ゆうこ(23歳)看護婦

本編の一部を立読み

「そんなのぉ……でも、今度。あなたが治ったら、見せてあげる。あなたが見たいもの、全部見せてあげるぅ」

「写真、撮るよ」

「だ、だめぇ。そんなの」

言葉では拒むものの、由布子の声は喜悦に染まっていた。

弘司がそんなことを言っただけで、戸外でしゃがんで地面に小水をちょろちょろと流し、その姿を彼が嬉々としてカメラにおさめている場面をありありと想像したのだった。その日が来るまで、早くてもあと二週間はかかる。

「ねえ、そして、これが……」

これがオマ×コなのだと言おうとして、由布子の舌は空まわりした。弘司が膣口に指を差しこんでいたからだった。浅くとば口を指の腹でなぞっている。そんなことをされていて冷静に説明できるはずがなかった。豊かな腰が自然とくねり動いてしまう。

「ここでしょ。ここでしょ」

弘司は興奮でうわずった声を発しながら、淫裂を指先でめちゃくちゃにかきまわした。

「あんっ、そう。それよっ!」

性感のためにブリッジの姿勢がつぶれそうになって、由布子は右手を戻して後ろについた。力が抜けて両腕の支えがなくなれば、弘司の右脚に背中の体重をかけてしまうことになる。そんな事故はどうしても避けなければならなかった。

由布子の淫裂は、性交回数を重ねた年増女のようにぽっかりと穴が開いているわけではない。淡紅色の多くの襞が重なって膣道をつつましく隠している。だから、淫裂を初めて見る十七歳の指先は大胆になかに潜れずに、入口を彷徨している。けれども、彼女にとってはその迷いが上質の焦らし前戯に変化していた。

「あぁん、ぐじゅぐじゅいじってるぅ……あはぁっ、それ、いいっ!」

全裸ブリッジの格好でアームライトの光を股間に浴びながら、濡れそぼった淫裂を脈絡なくさんざんにいじられて、由布子はほどいた髪を振り、高い声で喘ぎ悶えた。

膣口の左右に対称的に開いている淫唇の説明もしてあげるはずだったのに、もうどうしようもなかった。突っこんでほしい。もっと深くに。そうも言いたいのに、喉から出る声が全部喘ぎになってしまう。

膣口に絶え間なく湧きあがる交接に向かった官能、彼の脚の上に決して背中を落としてはいけないという緊張感、その二つが混淆して、逆四つん這いの格好で由布子は宙空に身悶えた。細くくびれたウエストがくねって尻が動き、後ろ手で支えた胴の上では高く突きだした乳房が揺れた。尖り勃った乳首を囲む乳輪は裸になったときよりも濃く色づきひろがっている。

腰の動きとともにぐにゅぐにゅと動く膣口を指でいじりながらも、弘司はひどい汗にまみれていた。複雑な性器の形といい、由布子の激しい乱れぶりといい、すべてが初めてであり、すべてが彼を圧倒してくるものだった。どうすればいいかわからない。指で膣をいじっても乱れるし、舐めても由布子は放埒な声をあげて乱れ狂うのである。

腰の動きとともに、淫裂は彼の目の前でさまざまに歪んだ。淫水は異常と思えるほどに襞の森の膣口から溢れ、いくつもの雫を弘司の胸に垂らしている。

そしてふと気づいたとき、由布子は喘ぎのなかで意味ある言葉を発していた。それは、「突っこんで」「入れて」という言葉だった。

「ど、どこに」

「あっん。あぁっ。そこっ。入れてっ! 刺してっ!」

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