(いけない! 痴漢で感じてしまうなんて)
太腿を這い、人妻の熟れた股間に忍び寄る少年の指。
男性器まで押しつけられた満員電車のなか、
真由子は快感の喘ぎを堪えるのに必死だった。
秘唇を割り、膣を穿ち、肉芽を弾く一途な指戯に、
真由子は理性を忘れて脚をひろげていく……
まゆこ(37歳)人妻
あさみ(27歳)女教師
はるか 女子高生
本編の一部を立読み
「うっ、うっ……」
大樹は、うなり声をあげながら、スカートの上から手のひらを滑らせている。お尻の丸みを確かめるような手つきだった。
臀部は感覚が鈍い部分のはずなのに、身体中の皮膚が鳥肌立った。熱い汗がドッと出て、ワーキングスーツに包んだ身体を生温かく濡らしていく。
「あんっ、んっ……はぁっ」
双臀を這う手が、ようやくのことで太腿におりた。ストッキングのすべすべした感触を楽しむように内腿や太腿の裏側を撫でさすっている。背中に感じる、男子高校生の熱い体もたまらない。背中から彼の震えが伝わってきて、真由子の胸がどきどきと弾む。
ワーキングスーツのスカートは活動的な膝上のミニで、ストッキングに包まれた伸びやかな脚がのぞいている。
内腿に入った少年の手が、スカートをめくりあげた。
「ぁあ……んっ……んん」
期待のあまり声がもれた。
太腿を這いあがる少年の手が、驚愕したように引かれる。
ストッキングのすべらかな感触を楽しんでいたら、シリコンゴムのレースが指先にやわらかく触れ、次には生脚の温かく蒸れた感触が大樹の手を包んだのだ。
「お、おばさ……真由子さん?」
人妻は、レース状のシリコンゴムで太腿を押さえる簡易型のガーターストッキングをつけていた。ベルトがいらない機能性と、太腿を丸く包むレースの靴下止めのかわいらしさから若い女性に人気の品だ。
専門のランジェリーショップに行かなければ購入できないガーターベルトとは違って、ガーターストッキングは広く出まわっているせいか、スーパーでも気軽に買える。だが、人妻の真由子には、ガーターストッキングは精いっぱいのおしゃれだった。
太腿の三分の二までを覆うガーターストッキングは、上品な光沢を帯びた肌色で、もう一枚の皮膚のように肌の上を覆っている。太腿の部分は薄く引き伸ばされて透明感があり、膝小僧の下や足首などくびれたところは彩度が低い。
「すてきだ……おばさ、真由子さん、すてきだよ……」
真由子はいいのよ、とばかりにうなずいて見せた。目の前の車窓から、流れていく町並みが見える。朝日は華やかに降り注ぎ、紅潮した頬をうつ向かせている彼女を明るく照らす。
少年の手が再びスカートの内側へ入った。レースでできたシリコンゴムの感触を楽しんでから、熟女のやわらかい肉を丸くまとった内腿を撫でさすり、パンティの奥底に到達した。