女子大生・倒錯儀式

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- 本販売日:
- 1989/07/23
- 電子書籍販売日:
- 2012/03/16
- ISBN:
- 978-4-8296-0263-8
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書籍紹介
両手両脚を磔にされた令嬢・雨宮麻利子。
艶のある叢もいたいけな蕾も、乳房も乳首も、
露わにされ、可憐な肢体は男たちの視線に震えている。
獣たちの視姦、舐啜。そして――悲鳴がわき上がる。
三本の肉棒から白濁が処女肉にぶちまけられ、
倒錯の凌辱儀式がついにはじまったのだ。
艶のある叢もいたいけな蕾も、乳房も乳首も、
露わにされ、可憐な肢体は男たちの視線に震えている。
獣たちの視姦、舐啜。そして――悲鳴がわき上がる。
三本の肉棒から白濁が処女肉にぶちまけられ、
倒錯の凌辱儀式がついにはじまったのだ。
立ち読み
「……若月さん……好き……」
「それだけか?」
麻利子は当惑した表情を浮かべた。そしてひそやかに言葉をこぼした。
「……あ、愛して、います」
決定的な言葉を吐かせて、若月は天にも昇った心地である。募った思いを、なおいっそう駆り立てて、若月は股間を麻利子の顔に近づけた。
いやっと麻利子は、うろたえたように叫んで、赤らんだ顔をそむけた。
「愛しているのなら、接吻して欲しい--」
頭を押さえて、麻利子の顔を強引に捻じ戻し、いやいやっと固く閉じた唇に、押し当てた。麻利子は苦しそうに眉根をしかめる。
「……う、ううっ……」
喉の奥が鳴って、麻利子は唇をわななかせた。若月は両手で麻利子の頬を挟み、軽く上へ向かせると、無理矢理こじ開けていく。
薔薇色の唇がめくれた。つむった眼尻に涙が噴きこぼれ息苦しさから逃げるように、麻利子は抗いの力をゆるめた。麻利子の赤い頬がふくらんだ。
「……そう、上手だ」
若月は満足気に頷いた。疼きが腰骨まで酔い痺れさせている。若月は歯を喰いしばった。
「……どんな感じ?」
麻利子は強要の奉仕から解き放たれて、締め上げられた胸を大きく喘がせている。
「……こんなことしたの初めて?」
ショックから立ち直れないまま、麻利子はこっくり頷く。
「どんな感じだった?」
「……いや……聞かないで……」
「もう一度、する?」
「……いや」
首を振る麻利子を若月は抱きしめた。あぐらを組み、その上に麻利子を乗せる。豊かな臀部が割れて、麻利子のムッチリと引き締まった両腿が若月の腰を挟む恰好になった。
若月はうしろに括られた両手の縄を把んで引き寄せた。片方の掌で尻を押さえ、そっと麻利子に触れさせた。
「あっ……あ、ああ……」
麻利子が反射的に腰を浮かせてかわそうとする。若月は許さなかった。
「いまさら、それはないよ」
となだめすかして、少し分け入った。柔らかく熱を持ったものが若月を包んだ。
夢にまで見た世界の実現に、頭の芯まで蕩かせて、若月は深くつながっていった。
麻利子は切ない息遣いをせわしなく吐いて、すっかり若月に身を委ねてしまったことを物語るかのように、微妙な圧迫はすぐにゆるみ、ゆるんだかと思うとまた圧迫する。
若月はゆっくりと動いて、麻利子を賞味した。
麻利子の歓喜の声が昂まり始めた。唇をすり合わせて、舌先をからませながら、若月は尻の丘を撫でさする。嬉しいことに麻利子も堪え切れなくなったのか、自らすすんで腰を使いだした。
いつの間にか、高木と小坂が覗きこんでいた。
若月は麻利子の尻の丘を割り開いて露呈し、見せつける愉悦に酔い痴れていた。
指先をすべらせ、谷間の底にすぼまる蕾をなぞる。
「……いや、そこは、かんにんして」
「それだけか?」
麻利子は当惑した表情を浮かべた。そしてひそやかに言葉をこぼした。
「……あ、愛して、います」
決定的な言葉を吐かせて、若月は天にも昇った心地である。募った思いを、なおいっそう駆り立てて、若月は股間を麻利子の顔に近づけた。
いやっと麻利子は、うろたえたように叫んで、赤らんだ顔をそむけた。
「愛しているのなら、接吻して欲しい--」
頭を押さえて、麻利子の顔を強引に捻じ戻し、いやいやっと固く閉じた唇に、押し当てた。麻利子は苦しそうに眉根をしかめる。
「……う、ううっ……」
喉の奥が鳴って、麻利子は唇をわななかせた。若月は両手で麻利子の頬を挟み、軽く上へ向かせると、無理矢理こじ開けていく。
薔薇色の唇がめくれた。つむった眼尻に涙が噴きこぼれ息苦しさから逃げるように、麻利子は抗いの力をゆるめた。麻利子の赤い頬がふくらんだ。
「……そう、上手だ」
若月は満足気に頷いた。疼きが腰骨まで酔い痺れさせている。若月は歯を喰いしばった。
「……どんな感じ?」
麻利子は強要の奉仕から解き放たれて、締め上げられた胸を大きく喘がせている。
「……こんなことしたの初めて?」
ショックから立ち直れないまま、麻利子はこっくり頷く。
「どんな感じだった?」
「……いや……聞かないで……」
「もう一度、する?」
「……いや」
首を振る麻利子を若月は抱きしめた。あぐらを組み、その上に麻利子を乗せる。豊かな臀部が割れて、麻利子のムッチリと引き締まった両腿が若月の腰を挟む恰好になった。
若月はうしろに括られた両手の縄を把んで引き寄せた。片方の掌で尻を押さえ、そっと麻利子に触れさせた。
「あっ……あ、ああ……」
麻利子が反射的に腰を浮かせてかわそうとする。若月は許さなかった。
「いまさら、それはないよ」
となだめすかして、少し分け入った。柔らかく熱を持ったものが若月を包んだ。
夢にまで見た世界の実現に、頭の芯まで蕩かせて、若月は深くつながっていった。
麻利子は切ない息遣いをせわしなく吐いて、すっかり若月に身を委ねてしまったことを物語るかのように、微妙な圧迫はすぐにゆるみ、ゆるんだかと思うとまた圧迫する。
若月はゆっくりと動いて、麻利子を賞味した。
麻利子の歓喜の声が昂まり始めた。唇をすり合わせて、舌先をからませながら、若月は尻の丘を撫でさする。嬉しいことに麻利子も堪え切れなくなったのか、自らすすんで腰を使いだした。
いつの間にか、高木と小坂が覗きこんでいた。
若月は麻利子の尻の丘を割り開いて露呈し、見せつける愉悦に酔い痴れていた。
指先をすべらせ、谷間の底にすぼまる蕾をなぞる。
「……いや、そこは、かんにんして」
小説の朗読 声:みひろ


みひろ
5月19日生まれ T153-B82-W59-H84
主な作品として『みひろFINAL 最後で最高のイカセ技、全部見せます。 (エスワン)』他多数。
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