二人のお姉さん
実姉と若妻

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- 本販売日:
- 2000/06/23
- 電子書籍販売日:
- 2009/10/02
- ISBN:
- 978-4-8296-0968-2
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書籍紹介
可憐な若妻は兄のもの、その淑やかな美貌も
剛直を咥える唇も、白衣姿で悶える淫性も……。
兄嫁へのかなわない想いが嗜虐の禁姉に知られたとき、
少年の純情は倒錯の衝動へと変わっていく。
――あたしがあなたの童貞を奪ってあげる。
――大好きなお義姉さんも抱かせてあげる。
剛直を咥える唇も、白衣姿で悶える淫性も……。
兄嫁へのかなわない想いが嗜虐の禁姉に知られたとき、
少年の純情は倒錯の衝動へと変わっていく。
――あたしがあなたの童貞を奪ってあげる。
――大好きなお義姉さんも抱かせてあげる。
立ち読み
仁美は親指と中指で作った輪で、ペニス全体をこすりはじめる。克彦のペニスは信じられないほど熱く硬かった。
「ああああ! それいい! くううううっ!」
「正直に言いなさい、克彦。あなた、亜須実さんに対してどんなこと考えてる?」
仁美は肉棒の途中で、ぴたりと指の動きをとめる。克彦がせつなげな視線を向けてきた。
「ど……どんなことって?」
「セックスしたいと思ってる?」
「そ……そんなこと、無理に決まってるよ!」
本当に考えてもいなかったのか、克彦は目をまん丸くさせた。そのくせ、股間ではペニスがぐぐっと反りかえった。仁美の指ごと下腹部にめりこませてしまうほどの勢いだった。
「そうかしら」
仁美はふたたび反りかえる若竿をこすりはじめる。ペニス全体に前触れの露がまぶされているので、指はスムースに動く。
「あなた次第だと思うわ」
「あううう……ま、まさか……あくぅぅ」
「あなたがどうしてもって言うなら、協力してあげてもいいわよ、あたしは」
指先に伝わってくる弟の熱を感じながら、仁美はいつしか自分の秘所もじゅくじゅくに潤っているのを感じていた。それは弟に対する背徳的な欲望なのか、自分の胸の内に秘めた禁じられた情欲のゆえかはわからなかったが、いずれにしても自分が興奮しているのは間違いない。
「きょ……協力って……姉さん……」
「亜須実さんとセックスしたいんでしょ」
弟の目を見る。その目はすでに深い欲望をたたえていた。その欲望は、兄嫁の亜須実に向けられたものなのか、今こうしてペニスをいじっている自分に向けられたものなのかは、わからなかった。
「し……したい……」
ぽろりとこぼれるように、克彦の唇から言葉がもれる。
「いいわ。その願い、あたしが叶えてあげる」
仁美は言うと、克彦の顔を膝立ちになってまたいだ。突然、姉の股間が眼前に迫り、克彦は「ひっ」という声をもらした。驚いたというより、歓喜してそんな声をもらしたという感じだった。その証拠に、克彦の瞳は欲望に爛々と燃えている。弟の視線に焼かれるように、股間の中心がじんと疼いた。身体の内側から熱いものが漏れでてくるのがはっきりわかる。
「どう? 克彦、見える?」
「う……うん」
「どうなってる、あたしのパンティ」
「お漏らししたみたいに……濡れてる」
「あんたがあんまり変態だから、そんなふうになったのよ。あそこがいやらしい露でびちゃびちゃになっちゃった。舐めて、綺麗にしてちょうだい」
仁美は言うと、パンティの股ぐりに指をかけ、躊躇なくめくりあげた。熱く潤った秘所が剥きだしになる。弟の視線にさらされたのだ。奇妙な興奮が全身を駆けめぐる。今まで考えたこともなかったような興奮だった。とても淫靡で背徳的な欲情。
「ああああ! それいい! くううううっ!」
「正直に言いなさい、克彦。あなた、亜須実さんに対してどんなこと考えてる?」
仁美は肉棒の途中で、ぴたりと指の動きをとめる。克彦がせつなげな視線を向けてきた。
「ど……どんなことって?」
「セックスしたいと思ってる?」
「そ……そんなこと、無理に決まってるよ!」
本当に考えてもいなかったのか、克彦は目をまん丸くさせた。そのくせ、股間ではペニスがぐぐっと反りかえった。仁美の指ごと下腹部にめりこませてしまうほどの勢いだった。
「そうかしら」
仁美はふたたび反りかえる若竿をこすりはじめる。ペニス全体に前触れの露がまぶされているので、指はスムースに動く。
「あなた次第だと思うわ」
「あううう……ま、まさか……あくぅぅ」
「あなたがどうしてもって言うなら、協力してあげてもいいわよ、あたしは」
指先に伝わってくる弟の熱を感じながら、仁美はいつしか自分の秘所もじゅくじゅくに潤っているのを感じていた。それは弟に対する背徳的な欲望なのか、自分の胸の内に秘めた禁じられた情欲のゆえかはわからなかったが、いずれにしても自分が興奮しているのは間違いない。
「きょ……協力って……姉さん……」
「亜須実さんとセックスしたいんでしょ」
弟の目を見る。その目はすでに深い欲望をたたえていた。その欲望は、兄嫁の亜須実に向けられたものなのか、今こうしてペニスをいじっている自分に向けられたものなのかは、わからなかった。
「し……したい……」
ぽろりとこぼれるように、克彦の唇から言葉がもれる。
「いいわ。その願い、あたしが叶えてあげる」
仁美は言うと、克彦の顔を膝立ちになってまたいだ。突然、姉の股間が眼前に迫り、克彦は「ひっ」という声をもらした。驚いたというより、歓喜してそんな声をもらしたという感じだった。その証拠に、克彦の瞳は欲望に爛々と燃えている。弟の視線に焼かれるように、股間の中心がじんと疼いた。身体の内側から熱いものが漏れでてくるのがはっきりわかる。
「どう? 克彦、見える?」
「う……うん」
「どうなってる、あたしのパンティ」
「お漏らししたみたいに……濡れてる」
「あんたがあんまり変態だから、そんなふうになったのよ。あそこがいやらしい露でびちゃびちゃになっちゃった。舐めて、綺麗にしてちょうだい」
仁美は言うと、パンティの股ぐりに指をかけ、躊躇なくめくりあげた。熱く潤った秘所が剥きだしになる。弟の視線にさらされたのだ。奇妙な興奮が全身を駆けめぐる。今まで考えたこともなかったような興奮だった。とても淫靡で背徳的な欲情。
小説の朗読 声:川上奈々美


かわかみななみ
10月14日生まれ T160-B79-W57-H80 主な作品として『姪っ子の微熱』『年上の隣人妻』『クイーン オブ フェラチオ ショー』『下衆の愛』『メイクルーム』、写真集『となりの川上さん』他多数。
川上奈々美オフィシャルブログ「みいななの飾らないままに」
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