若妻二十四歳と少年・罪の絆

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- 本販売日:
- 2000/11/23
- 電子書籍販売日:
- 2009/08/28
- ISBN:
- 978-4-8296-0998-9
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書籍紹介
「ああ、ご主人さま、きて……なかにいっぱい出して」
実弟を「主人」と呼ばねばならない美姉の悲哀と屈辱。
なのに光を失った少年は、今、剛直を締めつけている媚肉が
若妻となった姉のものだとは知る由もない、この悲劇!
「拓也、きて……ああ、もっと突いて、もっと深く」
奈緒子が悦の声を放った時、真の罪劇がはじまった!……
実弟を「主人」と呼ばねばならない美姉の悲哀と屈辱。
なのに光を失った少年は、今、剛直を締めつけている媚肉が
若妻となった姉のものだとは知る由もない、この悲劇!
「拓也、きて……ああ、もっと突いて、もっと深く」
奈緒子が悦の声を放った時、真の罪劇がはじまった!……
立ち読み
手が使えないとあっては、猛り勃つペニスを静める方法はひとつしかなかった。
奈緒子は素早く上体を前に倒すと、拓也の股間に顔をすり寄せた。
透明な液をにじませた亀頭が、唇に触れた。
お父さん、お母さん、ごめんなさい……。
天国の両親に許しを乞うと、弟の性器を口にふくんだ。
「あっ……」
驚いたような声をあげ、拓也の動きがとまった。
アイスキャンデーのように、音をたててしゃぶった。弟の肉棒は、青い草のような匂いがして、わずかにしょっぱかった。
拓也は身悶えして、腰を後ろに引いた。奈緒子は口から離すまいと、懸命についていった。
射精させられると思った次の瞬間、花びらの中心を割って、舌が入ってきた。
あっ!……
拓也が彼女の股間に顔をつけ、陰部を舐めていた。姉と弟は頭と足を逆にして重なり合い、シックスナインの体位をとっていた。
二人はまるで競争するように、相手の陰部を口で責めた。ピチャピチャと舐める音が、部屋のなかに響いた。
わたしは実の弟に恥ずかしい部分を舐められ、ペニスをしゃぶっているんだわ……。
自分たちの姿を頭に思い描くと、夫に対してよりも、死んだ両親に対して罪の意識を覚えた。
お父さん、お母さん、これも拓也の目を治すためなんです。悪いのはすべてわたしなんです。どうか拓也を責めないでやって。だからどうかおねがい、拓也に正体を悟られないよう、力を貸してください……。
どれほど言いわけをしようと、世間からは決して許されることのない、背徳の行為だった。それがわかっていても、とめることはできなかった。
阿久津に仕込まれたフェラチオだったが、奈緒子にとって決して好きにはなれない行為だった。排泄器官を口にふくむということに、どうしても嫌悪感を抱いてしまうのだ。
ところが今は、弟のペニスを口に入れていても、汚いという気持ちがまったくしなかった。早く果てさせなければという切迫感のさなかにも、ほかの男たちとは違う愛しさを覚えていた。
竿だけでなく、くるみのような陰嚢にも舌を這わせた。こりこりと硬い二つのボールが、舌先に感じられた。ごわごわした陰毛も、菫色のアヌスも、すべてが愛しかった。
少年は蜜壺を吸いながら、指先をアヌスに挿入してきた。
ああ駄目っ、そんなとこを触っちゃ……。
奈緒子は素早く上体を前に倒すと、拓也の股間に顔をすり寄せた。
透明な液をにじませた亀頭が、唇に触れた。
お父さん、お母さん、ごめんなさい……。
天国の両親に許しを乞うと、弟の性器を口にふくんだ。
「あっ……」
驚いたような声をあげ、拓也の動きがとまった。
アイスキャンデーのように、音をたててしゃぶった。弟の肉棒は、青い草のような匂いがして、わずかにしょっぱかった。
拓也は身悶えして、腰を後ろに引いた。奈緒子は口から離すまいと、懸命についていった。
射精させられると思った次の瞬間、花びらの中心を割って、舌が入ってきた。
あっ!……
拓也が彼女の股間に顔をつけ、陰部を舐めていた。姉と弟は頭と足を逆にして重なり合い、シックスナインの体位をとっていた。
二人はまるで競争するように、相手の陰部を口で責めた。ピチャピチャと舐める音が、部屋のなかに響いた。
わたしは実の弟に恥ずかしい部分を舐められ、ペニスをしゃぶっているんだわ……。
自分たちの姿を頭に思い描くと、夫に対してよりも、死んだ両親に対して罪の意識を覚えた。
お父さん、お母さん、これも拓也の目を治すためなんです。悪いのはすべてわたしなんです。どうか拓也を責めないでやって。だからどうかおねがい、拓也に正体を悟られないよう、力を貸してください……。
どれほど言いわけをしようと、世間からは決して許されることのない、背徳の行為だった。それがわかっていても、とめることはできなかった。
阿久津に仕込まれたフェラチオだったが、奈緒子にとって決して好きにはなれない行為だった。排泄器官を口にふくむということに、どうしても嫌悪感を抱いてしまうのだ。
ところが今は、弟のペニスを口に入れていても、汚いという気持ちがまったくしなかった。早く果てさせなければという切迫感のさなかにも、ほかの男たちとは違う愛しさを覚えていた。
竿だけでなく、くるみのような陰嚢にも舌を這わせた。こりこりと硬い二つのボールが、舌先に感じられた。ごわごわした陰毛も、菫色のアヌスも、すべてが愛しかった。
少年は蜜壺を吸いながら、指先をアヌスに挿入してきた。
ああ駄目っ、そんなとこを触っちゃ……。
小説の朗読 声:時任 歩


ときとう あゆむ
東京都出身 1976年10月2日生まれ 162-B87-W58-H88
映画・Vシネマ・テレビ・グラビア等で幅広く活躍中。主な作品として映画『I・K・U』『空の穴』『どチンピラ3』など。
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