未亡人美人課長・三十二歳

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- 本販売日:
- 2002/11/23
- 電子書籍販売日:
- 2008/10/10
- ISBN:
- 978-4-8296-1152-4
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書籍紹介
青年を狂わせるのは、未亡人課長の艶めかしい美脚。
視線を釘付けにするのは、タイトスカートごしの媚尻。
女盛りの肉体は部下を惑わせるフェロモンに満ちている。
満員電車で思わずしかけた痴漢遊戯に、瞳を潤ませ、
身体を火照らせる32歳に、淫らな期待は一気に高まる。
誘惑と倒錯の渦巻くオフィス、魅惑のアフターファイブ。
視線を釘付けにするのは、タイトスカートごしの媚尻。
女盛りの肉体は部下を惑わせるフェロモンに満ちている。
満員電車で思わずしかけた痴漢遊戯に、瞳を潤ませ、
身体を火照らせる32歳に、淫らな期待は一気に高まる。
誘惑と倒錯の渦巻くオフィス、魅惑のアフターファイブ。
立ち読み
「あぁん……も、もう、やっぱりだわ。藤島くんも、私と……うぅん、こ、こんなことをオフィスでしてみたかったのね?」
グネグネと乳房を嬲りつつ、オフィス用のパンプスを脱ぎ去る。左右の踵を机に乗せ、がに股にパックリと太腿をひろげて、左右の手を膝に這わせる。
「そう? ストッキングの脚が好きなのね。いいわよ、もっと触って……サワサワってしてごらんなさい」
膝頭から太腿を、しっとり汗ばんだ内腿をさすりながら愛する部下に甘く命ずる。
この一場面は新しくつけ加えたストーリー。脚フェチの、彼のための演出だ。
(うん、そうね、ストッキングって……スベスベしてて、ちょっと気持ちいいかもしれない……)
張りつめたデニールの、素肌ではありえない独特のなめらかさに、琴乃は少しだけストッキングに惚れこむフェチ男の心を理解する。
女にとってはもちろん、素足が一番快適だが、それは化粧も同じこと。自分を魅力的に見せられるなら不快さなど厭わない、それが女という生き物だ。
「ええ、いいわよ……そこも、触って」
彼の手を演じる琴乃の手先はいつしか股の中心部に、女の急所に伸びてゆく。
自らを焦らすように、まずは優しく鼠蹊部を刺激する。柔らかく肉づいた大陰唇を指の先で押しつぶし、ショーツの股ゴムをなぞりあげ、クロッチの縫い代に指先を這わせる。
股座を覗きこめば、パンストのセンターシームがちょうど、二重布の中央に、女の亀裂を示すように股間にあてがわれている。
「そう、そこよ……さあ、早くぅ」
甘えた声で彼にせがみ、パンストの縫い目に右の中指をあてがう。そっと瞼を閉ざし、淫らな肉溝を、女陰の割れ目をゆっくりとなぞりおろしてゆく。
「はふっ!」
クリトリスに触れた瞬間、ピクーンッと腰が跳ねあがる。
そのまま花弁を掻き分けるようにクレヴァスをえぐれば、ジュクジュクと生々しい感触が指先に伝わってくる。
(あぁ、やだ……もう、こんなに濡れてる)
ネットリとした体液が中指に絡みついてくる。
二重の厚布をヌルヌルに汚して、パンストの表面にまで愛液が滲んでいる。
さほど濡れやすい体質ではないのに、夫のクンニリングスがなければ、挿入するときに痛みすら覚えていたのに、年を重ねるごとに、知らずしらずのうちに熟してきた女体はいつでも男を受け入れるに充分な潤いをたたえてしまう。
「そうよ、私……あぁ、私、濡れているわ……そうなの。あたしっていやらしいの、スケベなのぉ!」
脳内にこだまする彼の台詞に、唇を震わせて訴える。
シコシコと陰核を弄び、はしたない嬌声を響かせ、淫らな女課長を演じきる。
いつもとは較べようもないほど、今日は何十倍も身体が敏感になっている。
虚しいだけのひとり遊びも、オフィスにいる現実が、実際の舞台演出が妄想を薔薇色に彩ってくれる。
「あなただって、感じてるじゃない……ううぅん、硬くなってるぅ? お、おち、オチン×ンが、そうでしょう?」
隠語を口にすることに気恥ずかしさを覚えつつも、声にすればなおさらに淫靡な気分が高まってゆく。
「いいわよ、私がしてあげる、お口でね……フェラチオしてあげるから」
グネグネと乳房を嬲りつつ、オフィス用のパンプスを脱ぎ去る。左右の踵を机に乗せ、がに股にパックリと太腿をひろげて、左右の手を膝に這わせる。
「そう? ストッキングの脚が好きなのね。いいわよ、もっと触って……サワサワってしてごらんなさい」
膝頭から太腿を、しっとり汗ばんだ内腿をさすりながら愛する部下に甘く命ずる。
この一場面は新しくつけ加えたストーリー。脚フェチの、彼のための演出だ。
(うん、そうね、ストッキングって……スベスベしてて、ちょっと気持ちいいかもしれない……)
張りつめたデニールの、素肌ではありえない独特のなめらかさに、琴乃は少しだけストッキングに惚れこむフェチ男の心を理解する。
女にとってはもちろん、素足が一番快適だが、それは化粧も同じこと。自分を魅力的に見せられるなら不快さなど厭わない、それが女という生き物だ。
「ええ、いいわよ……そこも、触って」
彼の手を演じる琴乃の手先はいつしか股の中心部に、女の急所に伸びてゆく。
自らを焦らすように、まずは優しく鼠蹊部を刺激する。柔らかく肉づいた大陰唇を指の先で押しつぶし、ショーツの股ゴムをなぞりあげ、クロッチの縫い代に指先を這わせる。
股座を覗きこめば、パンストのセンターシームがちょうど、二重布の中央に、女の亀裂を示すように股間にあてがわれている。
「そう、そこよ……さあ、早くぅ」
甘えた声で彼にせがみ、パンストの縫い目に右の中指をあてがう。そっと瞼を閉ざし、淫らな肉溝を、女陰の割れ目をゆっくりとなぞりおろしてゆく。
「はふっ!」
クリトリスに触れた瞬間、ピクーンッと腰が跳ねあがる。
そのまま花弁を掻き分けるようにクレヴァスをえぐれば、ジュクジュクと生々しい感触が指先に伝わってくる。
(あぁ、やだ……もう、こんなに濡れてる)
ネットリとした体液が中指に絡みついてくる。
二重の厚布をヌルヌルに汚して、パンストの表面にまで愛液が滲んでいる。
さほど濡れやすい体質ではないのに、夫のクンニリングスがなければ、挿入するときに痛みすら覚えていたのに、年を重ねるごとに、知らずしらずのうちに熟してきた女体はいつでも男を受け入れるに充分な潤いをたたえてしまう。
「そうよ、私……あぁ、私、濡れているわ……そうなの。あたしっていやらしいの、スケベなのぉ!」
脳内にこだまする彼の台詞に、唇を震わせて訴える。
シコシコと陰核を弄び、はしたない嬌声を響かせ、淫らな女課長を演じきる。
いつもとは較べようもないほど、今日は何十倍も身体が敏感になっている。
虚しいだけのひとり遊びも、オフィスにいる現実が、実際の舞台演出が妄想を薔薇色に彩ってくれる。
「あなただって、感じてるじゃない……ううぅん、硬くなってるぅ? お、おち、オチン×ンが、そうでしょう?」
隠語を口にすることに気恥ずかしさを覚えつつも、声にすればなおさらに淫靡な気分が高まってゆく。
「いいわよ、私がしてあげる、お口でね……フェラチオしてあげるから」
小説の朗読 声:風祭 ゆき


かざまつり ゆき
東京都出身
1974年、映画『竹山ひとり旅』でデビュー。その後、にっかつ映画に出演。最近はドラマや映画などで存在感のある個性派女優として活躍中。
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