黒い下着の隣人【危険な熟女】

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- 本販売日:
- 2004/04/23
- 電子書籍販売日:
- 2007/08/01
- ISBN:
- 978-4-8296-1271-2
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書籍紹介
輝く雪肌、煙る陰毛、股間から香る熟女フェロモン。
黒い下着に彩られた美由紀の女体は最高すぎた。
覗きだけでは我慢できない。手で触れて、
舌で味わって、その蜜壺に滾る欲望を捧げたい。
熟肉だけが持つ甘美は、青年の身も心をも狂わせる。
隣人の寝室──そこは性悦が支配する男の楽園。
黒い下着に彩られた美由紀の女体は最高すぎた。
覗きだけでは我慢できない。手で触れて、
舌で味わって、その蜜壺に滾る欲望を捧げたい。
熟肉だけが持つ甘美は、青年の身も心をも狂わせる。
隣人の寝室──そこは性悦が支配する男の楽園。
立ち読み
「ふふっ、見てる?」
美由紀は、片手でケータイを耳に当てたまま、片手だけで難儀しながら、ワンピースを肩から抜き、押しさげてゆく。
「は、はい……」
両肩を抜けたワンピースがゆっくりと押しさげられ、プラチナのネックレスに飾られた白い胸が現われ、黒いレースのブラジャーが、そして、そこからあふれんばかりに盛りあがって深々とした谷間を作った乳房が露わになってゆく……隆之は生唾を呑んで腑抜けのようになって見つめる。
「こんなふうにして、わたしが着替えるところ、いつも覗き見してたんだ。いやらしい男の子ね」
お腹をぺっこりと凹ませて、腰骨を通過させ、腰をくねらせて、お尻を抜きだせば、ワンピースは黒いストッキングに包まれた両脚を一気に滑り落ちてゆく。黒いブラジャーに、黒いガーターベルトに、ハイレグのパンティ、そして、黒のストッキング、黒ずくめのランジェリーに飾られた白い裸身が眩いばかりに艶やかに、その全貌を露わにする光景に、隆之は目を見張り、息を呑まずにはいられなかった。
はじめてではないはずなのに、名前を知り、会話を交わし、かすかではあれ、その温もり、その香しい匂いに触れた肉体は、そしてなにより、見られていることを知った女体は、これまで怖々覗き見ていたそれとは、まるで違って見えるのだった。
「…………」
足もとの床に輪になったワンピースをまたいで、腰を屈めて、片手で拾いあげ、ソファのほうに放る……流れるような動きのなかで、熟した肉体が妖しくうごめき、豊満な乳房が艶めかしく揺れ、甘く濃厚な女の匂いが漂うのまでが、双眼鏡のなかにくっきりと見える。隆之は我れを忘れて、見惚れていた。
「ふふっ、これ以上は駄目」
美由紀は窓辺に寄って、ガラス戸を閉め、白いレースのカーテンを引く。
「ああ……」
美由紀の裸身に白い靄がかかって、隆之は思わず、嘆声をもらす。
「……これ以上見たかったら、こっちへいらっしゃい」
白い靄のなかで、美由紀はベッドに腰をおろしていた。
「えっ……い、行って、いいんですか?」
にわかには信じられなかった。
「いいわよ。ここまで来てくれたら、あなたの見たいもの、全部見せてあげる」
「ほ、本当に!?……」
声が上ずっていた。
「ええ。その代わり……あなたも服を脱いで、裸になって、来るのよ。下着も脱いで、そこから真っ裸で、ここまで来るのよ。ふふっ、どう? 素敵なアイデアでしょう。どうする? 今から五分間だけ、二階の非常口の内鍵はずしておくから、そこから入ってらっしゃい。いいわね、五分間だけよ」
美由紀は、片手でケータイを耳に当てたまま、片手だけで難儀しながら、ワンピースを肩から抜き、押しさげてゆく。
「は、はい……」
両肩を抜けたワンピースがゆっくりと押しさげられ、プラチナのネックレスに飾られた白い胸が現われ、黒いレースのブラジャーが、そして、そこからあふれんばかりに盛りあがって深々とした谷間を作った乳房が露わになってゆく……隆之は生唾を呑んで腑抜けのようになって見つめる。
「こんなふうにして、わたしが着替えるところ、いつも覗き見してたんだ。いやらしい男の子ね」
お腹をぺっこりと凹ませて、腰骨を通過させ、腰をくねらせて、お尻を抜きだせば、ワンピースは黒いストッキングに包まれた両脚を一気に滑り落ちてゆく。黒いブラジャーに、黒いガーターベルトに、ハイレグのパンティ、そして、黒のストッキング、黒ずくめのランジェリーに飾られた白い裸身が眩いばかりに艶やかに、その全貌を露わにする光景に、隆之は目を見張り、息を呑まずにはいられなかった。
はじめてではないはずなのに、名前を知り、会話を交わし、かすかではあれ、その温もり、その香しい匂いに触れた肉体は、そしてなにより、見られていることを知った女体は、これまで怖々覗き見ていたそれとは、まるで違って見えるのだった。
「…………」
足もとの床に輪になったワンピースをまたいで、腰を屈めて、片手で拾いあげ、ソファのほうに放る……流れるような動きのなかで、熟した肉体が妖しくうごめき、豊満な乳房が艶めかしく揺れ、甘く濃厚な女の匂いが漂うのまでが、双眼鏡のなかにくっきりと見える。隆之は我れを忘れて、見惚れていた。
「ふふっ、これ以上は駄目」
美由紀は窓辺に寄って、ガラス戸を閉め、白いレースのカーテンを引く。
「ああ……」
美由紀の裸身に白い靄がかかって、隆之は思わず、嘆声をもらす。
「……これ以上見たかったら、こっちへいらっしゃい」
白い靄のなかで、美由紀はベッドに腰をおろしていた。
「えっ……い、行って、いいんですか?」
にわかには信じられなかった。
「いいわよ。ここまで来てくれたら、あなたの見たいもの、全部見せてあげる」
「ほ、本当に!?……」
声が上ずっていた。
「ええ。その代わり……あなたも服を脱いで、裸になって、来るのよ。下着も脱いで、そこから真っ裸で、ここまで来るのよ。ふふっ、どう? 素敵なアイデアでしょう。どうする? 今から五分間だけ、二階の非常口の内鍵はずしておくから、そこから入ってらっしゃい。いいわね、五分間だけよ」
小説の朗読 声:麻田 真夕


あさ だ まゆ
158-B82-W59-H81主な作 品としてTV、NHK大河ドラマ『武蔵』、Vシネマ『極道刑事』『飼育』、映画『痴漢電車 さわってビックリ!』他多数
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