少年と三人の母

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- 本販売日:
- 2005/07/23
- 電子書籍販売日:
- 2007/08/01
- ISBN:
- 978-4-8296-1365-8
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書籍紹介
「我慢しないで、ママが全部してあげるから……」
義母は悩ましき33歳の肉体で少年を大人の世界へ導き、
若すぎる継母の29歳の乳房は過ちをますます加速させ、
38歳の実母は熟れた果実で禁断という最高の快楽を与えた。
理性を脱ぎ捨て、媚肉を晒したとき、母と子は獣となる。
奈津子、真純、杏子……三人の母と溺れる相姦夜。
義母は悩ましき33歳の肉体で少年を大人の世界へ導き、
若すぎる継母の29歳の乳房は過ちをますます加速させ、
38歳の実母は熟れた果実で禁断という最高の快楽を与えた。
理性を脱ぎ捨て、媚肉を晒したとき、母と子は獣となる。
奈津子、真純、杏子……三人の母と溺れる相姦夜。
立ち読み
なんという気持ちよさだろう。温かくてねっとりしていて、少しくすぐったいけれども、下半身が蕩けるように心地よい。微妙な粘膜にくるまれたペニスが、たちまち元気になっていく。射精してわずかな時間しかたっていないうちの復活現象であった。
これが、フェラチオなんだ……。
早熟なクラスメートが得意気にフェラチオという行為があることを話していたが、そんな汚いことを女がするはずがないと思ったものだ。ところが、そのフェラチオを、母はちゃんとやってくれている。
もっとも今の杏子は、その行為をするためというより、精液でべとついているペニスを拭き清めるため口に咥えこんでくれたのだが。しかし、性感が生じることに変わりはなく、あまりの心地よさに亮介は「あ、ああああン」と女の子のような声を出し、息を弾ませ、そうせずにいられないように杏子の頭を抱えこんでいやらしく腰を揺さぶった。
まさしく夢のような現実だった。
「ママ、いいよ……気持ちよくってたまんない」
ペニスの裏筋や袋にまで、舌先は這いまわった。しかもその間じゅう、しなやかな指先は優しく肉幹を握って摩擦を繰りかえす。精液を拭き清めるというより、今や完全に息子のペニスを刺激するための性行為であった。
下腹部の感じやすいすべての部分を知りつくしているような母のやり方に、亮介はすっかり甘えた。
「もっと、それ、やって……あー、袋も舐めて……そう、いいよ。気持ちいい……あーっ、また出そう」
まるで実況放送だった。その折りおりの自分がいかに気持ちいいかを声高に口走ると、煽られたように杏子の舌技も熱を帯びた。ペニスを頬張り、貪り、戯れる母の姿を見ると、亮介のなかで興奮の度合いは高まり、快感はさらに強烈なものとなっていった。
亮介は薄明かりのなかで夢中で奉仕してくれる母もまた、自分の行為に身も心も昂っているのではないかと思った。そういう母の姿をもっと見ていたかった。だからせりあがってくる快感に必死で耐えた。
杏子の腰と自分の足もとあたりを隠している布団が邪魔になっていたので、悶々とするふりをしてベッドの下に蹴落とした。遮るものがなくなり、二人の裸身がベッド上に現われた。とはいえ、外光はカーテンでシャットアウトされているから全面開放というわけにはいかない。もっと明るいところで母を見たかった。別れの夜の奈津子のように、すべてを細かく観察したかった。
ヘッドボードのスイッチに手を伸ばしてオンにした。光量は乏しいが、暗がりよりはマシだった。
杏子は明かりに気づいたようだが、なにも言わずにフェラチオに没頭していた。
亮介は下半身に張りつく母を見ながら、淫らな美を感じた。
これが、フェラチオなんだ……。
早熟なクラスメートが得意気にフェラチオという行為があることを話していたが、そんな汚いことを女がするはずがないと思ったものだ。ところが、そのフェラチオを、母はちゃんとやってくれている。
もっとも今の杏子は、その行為をするためというより、精液でべとついているペニスを拭き清めるため口に咥えこんでくれたのだが。しかし、性感が生じることに変わりはなく、あまりの心地よさに亮介は「あ、ああああン」と女の子のような声を出し、息を弾ませ、そうせずにいられないように杏子の頭を抱えこんでいやらしく腰を揺さぶった。
まさしく夢のような現実だった。
「ママ、いいよ……気持ちよくってたまんない」
ペニスの裏筋や袋にまで、舌先は這いまわった。しかもその間じゅう、しなやかな指先は優しく肉幹を握って摩擦を繰りかえす。精液を拭き清めるというより、今や完全に息子のペニスを刺激するための性行為であった。
下腹部の感じやすいすべての部分を知りつくしているような母のやり方に、亮介はすっかり甘えた。
「もっと、それ、やって……あー、袋も舐めて……そう、いいよ。気持ちいい……あーっ、また出そう」
まるで実況放送だった。その折りおりの自分がいかに気持ちいいかを声高に口走ると、煽られたように杏子の舌技も熱を帯びた。ペニスを頬張り、貪り、戯れる母の姿を見ると、亮介のなかで興奮の度合いは高まり、快感はさらに強烈なものとなっていった。
亮介は薄明かりのなかで夢中で奉仕してくれる母もまた、自分の行為に身も心も昂っているのではないかと思った。そういう母の姿をもっと見ていたかった。だからせりあがってくる快感に必死で耐えた。
杏子の腰と自分の足もとあたりを隠している布団が邪魔になっていたので、悶々とするふりをしてベッドの下に蹴落とした。遮るものがなくなり、二人の裸身がベッド上に現われた。とはいえ、外光はカーテンでシャットアウトされているから全面開放というわけにはいかない。もっと明るいところで母を見たかった。別れの夜の奈津子のように、すべてを細かく観察したかった。
ヘッドボードのスイッチに手を伸ばしてオンにした。光量は乏しいが、暗がりよりはマシだった。
杏子は明かりに気づいたようだが、なにも言わずにフェラチオに没頭していた。
亮介は下半身に張りつく母を見ながら、淫らな美を感じた。
小説の朗読 声:中村 鷹香


なかむら たか
166-B83-W59-H85
主な作品としてVシネマ『続・広島やくざ戦争』『首領の女2』、映画『シュガースウィート』『荒ぶる魂たち』他多数。
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