クリトリスを刺激されて、奈都美が切羽詰まった声で訴えてきた。
「おかしくなってもいいぞ。奈都美のいやらしい姿を、もっと俺に見せてくれよ。レロ、レロ……」
  と、晴雄はさらにそこを激しく舐めまわす。
「あああっ、そんなにっ……ひううううう！　ダメぇぇ！　ああっ、ホントにっ、ほあああっ！　もうイクうううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
  そう叫ぶなり、奈都美が背筋を大きくのけ反らせた。
  同時に、大量の愛液が噴き出して晴雄の顔にかかり、さらに床にこぼれ落ちる。
  おそらく、潮を吹いたのだろう。
  そうしてしばらく全身をヒクつかせていたものの、間もなく彼女の身体は急速に弛緩した。
「ふあああ……イッちゃったぁ……はああ、だけどぉ、欲しいのぉ。久しぶりのあなたのオチ×ポ、欲しくてたまらないのぉ」
  と、奈都美が濡れた目を向けて訴えてくる。
  こちらも、ちょうど一秒でも早く挿入したいと思っていたところである。彼女と心が通じ合ったような気がして、なんとなく嬉しくなってしまう。
  晴雄は立ち上がり、彼女の腰を持ちあげて一物をあてがった。そして、なにも言わずに分身を押し入れる。
「んああああっ！　入ってきたのぉぉぉ！」
  と、奈都美が悦びの声をあげてペニスを受け入れる。
  そうして、さらに進んでいくと、肉壁が先端に絡みついてきた。
  そこで晴雄は、一気に肉棒を根元まで押しこんだ。
「はううう！　奥に来たぁぁぁ！」
  弟嫁が、悦びに満ちた甲高い声を張りあげて、大きくのけ反る。
  そうしてしっかり挿入すると、動いていないのにペニスに得も言われぬ快感がもたらされた。
（うおっ。こ、これが奈都美のオマ×コか！　チ×ポ全体に、壁がウネウネと絡みついてきて……なんて気持ちいいんだ！）
  想像以上の心地よさに、晴雄は内心で驚きの声をあげていた。
  栄司しか男を知らないとはいえ、すでに何度となくセックスをしているからなのか、あるいは彼女自身の膣の特徴なのか、それは晴雄には判断がつかなかった。
  しかし、膣道が妖しく蠢いてヒダヒダが分身にネットリと絡みついてくる感覚は、つぐみの膣とは明らかに異質と言っていいだろう。
  先にフェラチオで出していなかったら、この感触だけで呆気なく暴発していたに違いあるまい。
  それになにより、ようやく憧れの弟嫁と一つになれたという悦びが、晴雄に激しい興奮をもたらしている。