「それじゃママの希望通り、オマ×コにしてやったらいいよ、院長先生」
  勇也の言葉に、具島はニンマリとうなずいてズボンを脱ぎはじめた。
  貴美子の美しい眼が恐怖に吊りあがり、裸身が硬直した。
「い、いやあ、それだけはッ」
  いくらもがいても、貴美子は内診台の上に革ベルトで四肢を固定されている。逃げる術はなかった。
「フフフ、性欲不満の治療には、これが一番ですよ」
  具島はたくましい肉塊を白衣の前からのぞかせ、揺すって見せた。
  貴美子はおびえ、「ひッ、ひッ」と喉を絞って腰をよじりたてた。それを嘲笑うように張型が引き抜かれ、火のような肉塊の先端が触れてきた。
「ゆ、許してッ……」
「これも治療のため。何回でも犯らせてもらいますよ、フフフ」
「いや、いやあッ……けだものッ！」
  いよいよこんな男に……。そう思うと、貴美子は眼の前が暗くなった。
「ひいッ」という悲鳴とともに、貴美子は顔をのけぞらせて衝撃を受けとめた。重く深く貫かれた。
「とうとう私とつながりましたね、奥さん。だが、まだまだ。フフフ、治療を完璧にするには、もっと奥さんを狂わせなくてはねえ」
  具島はすぐには動きだそうとはせず、貴美子の手足の革ベルトをはずすと、つながったまま抱きあげた。両手を貴美子の双臀にまわして、割り開く。
「さあ、勇也君、いいですぞ。今がちょうど肛門は食べ頃ですよ」
  貴美子はすぐには、なにをされたのかわからなかった。
  後ろから勇也がまとわりついてきたかと思うと、熱が臀丘の谷間に押しつけられてきた。それは、ゆるみきったアヌスを割る気配を見せた。
「フフフ、ママ、お尻の穴に入れてあげるよ。パパも入ったことのない穴にね」
「ひッ、ひいッ……」
  なにをされるのか知って、貴美子は絶叫をほとばしらせた。おぞましい排泄器官をセックスの対象にされるなど、貴美子には信じられない。しかも前には具島が押し入って、前後より二人の男にサンドイッチにされるのだ。
「いやあッ……そんな恐ろしいこと、いや、いやあッ」
  グイグイと押しこまれ、アヌスはメリメリ音をたてて裂けるようだった。
  たちまちしとどのあぶら汗にまみれ、貴美子は口さえきけなくなって、「ひッ、ひッ」と喉を絞るばかり。眼の前に火花が散った。
「思ったより楽に入ったよ、ママ。さすがに院長先生は肛門科をやってるだけあって、ママの尻の穴をほぐすのがうまいや」
「感じはどうかな、勇也君。こっちはクイクイ締めつけてくるがねえ」
「最高だよ、ママの尻の穴は。こんなに熱くて柔らかいとは思ってもみなかったよ」
  勇也と具島は、貴美子の後ろと前とで笑うと、リズムを合わせて突きあげはじめた。
  たちまち貴美子は悲鳴をあげ、のたうった。もう身も心も灼けつきるのは時間の問題だった。