スクリーン・テレビ・舞台においてひと味違う演技で周りを圧倒する俳優、今井雅之。自衛隊勤務経験を持つ彼は、男女関係についても歯に衣着せぬ言葉で男気溢れる意見を連射してくれた。そんな熱血漢・今井雅之は女性に何を求めているのか。
僕ね、童貞を捨てたのが23歳とすごい遅いんですよ。自衛隊に入ってたっていうのもあるけど、かといってソープランドに行くのも嫌だった。その頃はガチガチな日本男児だったので「結婚する女に体を捧げるんだ」って思ってた(笑)。だからこそ23歳まで守り通したんですよ。でも、途中からもう我慢できなくてね。年上の方から「教えてあげる」って言われたので、「ありがとー!!」って初めてヤった。
やっぱり女のアソコってすごく興味あるじゃないですか。それまでに付き合った子がいて、途中まではしてたんですけどモロに見たことってなかった。だから、初めての時はアソコを見て「おぉー!」と思って、入った瞬間「あったけぇー」って。
そうそう、夢精する時ってエッチしてる夢の時が多いじゃないですか。あの夢精した時の感覚と実際の感覚がまさに一緒だったんですよ。「人間の本能ってすごいな」と思ったね。あの温かさ、包まれるような感触…、まさに母親の胎内に帰ってきたような感覚だった。僕はその時、源流に戻るシャケの気持ちがホント分かりましたよ(笑)。
自衛隊にいた頃はもうオナニー一筋。男しかいないし、もちろんみんなオナニーしているのを知ってる。ただし、ベッドの上にエロ本を乱雑においてちゃダメですよ。共通の本棚にきちっと整理整頓してなきゃならない。
当時の一番のネタは、宮下順子さんが露天風呂でおケツをちょっと出してる写真。最後はいつもこれでした。その頃から、大人の色気に興味があったんです。設定は喪服で「旦那なんかもう死んどるから、ええやんけ」っていうやつ。フランス書院だと『奴隷未亡人と少年 開かれた相姦の扉』(館淳一著 '01刊)がいいね。未亡人と少年、んー、いい設定だ。
あとはケツね。僕、昔からケツが好きなんです。ちっちゃくてプリンとした、お尻というよりヒップ(笑)。いわゆる安産型っていうのは僕、ダメ。例えば『母ふたりの寝室 実母は背徳に酔い、叔母は倒錯に溺れた』(高竜也著 '99刊)の表紙のケツとかいいですねー。