類い希なプロポーションを武器に注目を集めた、人気コンビ『パイレーツ』。コンビ解散後、ドラマや映画などを中心に精力的な活動を展開している女優、西本はるか。セクシータレントである前にひとりの女性として生きてきた、彼女の知られざる“性の軌跡と未来”が今明かされる。
中学時代は、クラスでも目立つグループにいました。修学旅行とかでバスの一番後ろの席に座って、マイクを離さないみたいな。その頃から目立ちたがり屋だったんですよ。地元のお祭りとかで踊ったり、恥ずかしさは多少あったんでしょうけどとにかく目立ちたかったんですよね。
そんな時に、原宿でスカウトされたんですよ。私は半信半疑で、だまされてお金だけとられるんじゃないかとか思って、偽名を使ったんですよね。中学生ながらにそこは徹底してましたね(笑)。電話番号も教えず、「こちらから電話します」って名刺だけもらって。後でオーディション雑誌を見てたらその事務所の名前がのってたので信用したんです。後日連絡して、それで入りました。でも高校は私立の女子校でとても厳しかったので、あまり活動はできなかったんですけどね。
見た目はすごく派手でイケイケなのに、そういう風にすごく真面目で慎重な部分があったので、周りの友達からはよく驚かれましたね(笑)。ギャップがあり過ぎだって。恋愛ももちろんそんな感じでした。
なんか、相手に軽く思われたくなかったんですよ。どれだけ私のことを思ってくれてるのか、我慢できるのか、みたいなのを試したかったんです。私に対する相手の気持ちを確認し、同時に私の気持ちを確認できる時間も欲しいし。若い男の子ってとにかくヤリたい時期ですよね。本当に私を好きでしたいのか、もしくは単純にヤリたいのか、そこを見極めたかったんです。
だから、ナンパで知り合ってヤっちゃうとかも絶対だめですし、もちろん、合コンとかもありえないです。その場の勢いでヤっちゃうとか、そういう経験もないですね。とにかく“安い女”に見られるのが嫌なんですよ。そんな私だから、付き合う相手は友達の友達とか、気心知れた人の紹介とかしかありえないですね。いったん付き合ってしまえば、1年以上は続きますよ。そんなに長くないって言われるんですけど(笑)。
私、他の人と比べたら性欲もない方みたいです。たとえば私は1年間彼氏がいない時とかありましたけど、エッチしなくても全然平気でしたよ。彼氏がいなくても意外と平気なんです。