本販売日:2016/12/22
電子版配信日:2017/04/07
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4199-6
「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」
隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!
人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、
初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。
清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……
やめられない、終わらない――最高の隣人調教!
●もくじ
プロローグ
第一章 あの清楚な新妻が…
「奥さんの喘ぎ、隣まで聞こえてますよ」
第二章 快楽の蟻地獄
「ゆるして、今日で終わりにする約束だったのに」
第三章 階下の未亡人を巻き添えに
「亡くなった旦那さんを忘れさせてあげますよ」
第四章 口封じの3P
「誰にも言わなければ、バレませんよ」
第五章 同居中の姪が…
「お願い、私も××してほしいの」
第六章 壁一枚隔てた楽園
「いいですっ、主人より、ずっといいッ」
エピローグ
せりな(26歳)人妻
きみか 未亡人
みお(18歳)姪
本編の一部を立読み
「もしかして芹奈さん、イッたんですか? 隣の男に犯されて?」
だが若妻は頑なに認めようとはせず、逆に唇をきつく引き結んでしまった。目を閉じた童顔はすっかり上気して、頬がひときわ赤く染まっている。
「じゃあ今度は俺の番ですね。まだ、終わってないんで……」
そう声をかけてから、祐一は動き始めた。
「うっ……んっ、うっ……あっ……ぅ……」
もはや芹奈はすっかり抵抗するのをやめてしまっている。抽送の途中で口づけをしかけても、顔を逸らすことなく受けられた。それでも歯を喰いしばった口元が緩むことはなく、さらに喘ぎ声が抑えられていることも、人妻がまだ抗う気持ちを残していることを示していた。
(それなら……)
祐一は自分の身体の両脇にある足の膝裏に腕を挿し入れ、抱えあげた。そのまま前に倒れて、華奢な身体を折り曲げる。
「うー……うっ、うんっ……」
苦しげな唸り声を耳にしながら、最初は腰をゆっくり引きあげては素早く落とした。徐々にその速度をあげていく。
やがて、一度果てたはずの女体も簡単に再点火したようだった。
「うっ、あっ……うっ、うんっ、あはっ、はっ、あっ、んっ……んはっ、あっ……」
急に吐息が荒くなり、堪えきれない喘ぎ声が頻繁に漏れ始めた。
祐一は俄然と責めの激しさを増した。女体を床のラグに縫いつけるかのように力強く腰を打ちつける。できるだけ速く長く、息を接ぐ間を挟んで続けた。
「あっ、あっ、だっ、だめっ、あっ、いやっ……ダメッ、それダメッ……ああぁっ、いやあぁっ、いやっ、いやいやっ、ああっ、あああぁっ……」
いつの間にか抗いが戻ってきていた。愛らしい唇は大きく開かれて、同じ言葉を繰り返し叫んでいる。だがそれは今や愉悦を表す声に他ならないのだろう。
何度も激しく首を振っているせいでボブの黒髪がすっかりと乱れ、汗まみれの額に張りついてしまってもいる。普段は愛らしい童顔が眉根をきゅうと狭め、苦悶にも見える表情に歪んでいるのも、女の受けている快感の深さを物語っていた。
「あああっ、いやあああっ、お願いっ、おねがいしますぅうーっ……いやああぁっ、イヤッ、イヤアァーッ……」
ついにいきなり悲鳴が金属質の泣き声に変わった。隣の新妻がわずかな時間で再びの絶頂を迎えようとしているのは明らかだった。
もちろん祐一のほうも限界だった。
これまで快感の波に何度も浚われかけていたが、懇願混じりの泣き声に耳を貫かれて、とうとう最後の怒濤が急激に迫り来るのを感じ取った。
「芹奈さんっ、イってっ、早くイけっ……」
「イヤッ、イヤイヤッ……イヤッ、アッ、アアァー……イッ、ヤアアァーーッ……」
最後の絶叫がぶつぎるように途絶えた瞬間、組み敷いていた女体に強い力がこめられて跳ねあがり、腕から外れた片足がピンとつま先まで伸びた。
祐一も聴覚と視覚の両方で女の絶頂を確かめるのと同時に深く突き入れて、絞りに絞った緊張の矢を思いきり放った。
びくびくと痙攣を続ける若妻の胎内に、滾りきった大量の白濁をぶちまける。
目の前が暗くなるほどの快感の中で、ふいに祐一の脳裏に浮かびあがってきたのは、何故か姪の美緒の顔だった。それも昨日の夢に出てきた性の愉悦に浸る表情だ。
(美緒っ……)
心の内で姪の名前を呼びながら、祐一はさらに止めどない放出を続けた。