女医と看護婦

著者: 北原童夢

本販売日:1989/09/23

電子版配信日:2012/03/09

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0272-0

シチュエーション

私立M病院、美貌の女医と看護婦・姉妹が、

理事長父子の卑劣な魔罠に陥れられた!

巡回中を襲われ、口辱奉仕を強制される沙知。

アヌス輪姦の屈辱に双殿を震わせる美江。

汚れを知らなかった女医と看護婦をいたぶる、

おぞましい病院内麗肉調教は終わらない!

登場人物

みえ(27歳)女医

さち(20歳)看護婦

本編の一部を立読み

「あんた、看護婦やろ。お姉ちゃんに浣腸してみい。お姉ちゃんは頑固な便秘で困ってるそうや」

思わぬ提言に、沙知は驚愕の色を示し、

「そんな……できません……」

ふっくらとした頬をリンゴのように上気させて、大きく首を振る。

「面白そうじゃねぇか、やってやれよ。どうせやられちまうんだ。あんたがやってやったほうが親切ってもんじゃねぇか。なっ……」

達也が奇妙な論理で言いつのる。

「それとも何か、またはめられたいのか。えッ、どうなんだよ!!」

すごまれて、沙知はすくみあがる。

脳裏に、先ほどの国会議員の荒々しい挿入感が甦ってくる。

イヤッ、それだけはいや……。

結局、沙知は手渡されたガラス型浣腸器を拒めなかった。

白衣の前をはだけて真っ白なゴムマリのような双乳をさらした沙知は、ガラス製浣腸器を手に持って、内診台の前に立った。

これが、本当に尊敬するお姉ちゃんなのかしら……。

無惨に両脚を割られた姉の姿を直視できずに、思わず目をそむけた。

「できません。やっぱりできません……」

「やるんだよ!!」

頬に傷痕のある男が、匕首を目前に突きだした。

「沙知……」

一瞬、姉と目が会った。

「お姉ちゃん……」

一粒の涙が、スローモーションのように沙知の瞳から頬を伝って床にこぼれ落ちた。

「ごめんね。お姉ちゃん」

沙知は、色素沈着の少ない美江の菊花状のすぼまりに浣腸器の嘴管を押し当てた。

そんな二人を、分娩室に居合わせた全員が固唾を呑んで見守っている。美人姉妹の浣腸ショーなど、二度と見られるものではない。

サラリとしたショートボブの黒髪を前方にたらして、妹が慎重にガラスの嘴管を、姉の菊花へ潜りこませた。

「あぅっ……」

姉の雪白に輝く左右の太腿が、異様にひきつった。

「ごめんなさい……」

ぽっちゃりした日本人形のような色白の顔を歪ませて、妹はともすれば狂いがちな指先で少しずつピストンを押していった。

「ひぃ--っ!!」

グリセリン溶液が腸腔に流れこむ感触に、美江は総毛立った。

妹から浣腸を受けるという、この世のものとは思えないおぞましさが、美江をいっそう窮地へと追いつめるのだ。そして、この後に待っているだろう忌まわしい排泄……。

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