聖純看護婦

二十二歳の哭泣

著者: 北原童夢

本販売日:1994/02/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0538-7

看護婦にしておくには惜しい美貌と恵まれた肢体。

22歳の新任ナース友香利を狙って、

悪徳医師たちが淫らな牙をとぎはじめた。

内診台に縛られて大切な処女を奪われたうえ、

変態患者夫婦に嬲虐され、媚唇ピアスを施される!

清純なナースが白衣の性隷に堕ちゆく恥辱の道程。

登場人物

ゆかり(22歳)看護婦

さち(33歳)人妻

れいこ 看護婦

本編の一部を立読み

「いやァ!」

友香利の喉もとから、悲鳴が噴きあがった。その口にハンカチが押しまれ、上から湿布用の粘着テープが貼られた。

湿布薬のツーンとした匂いが鼻を衝く。友香利は必死に叫ぼうとするのだが、くぐもった声がもれるだけだ。口に詰められた布の感触が、友香利の恐怖心をかきたてる。

「フフッ。忠告しておこう。私が産婦人科の責任者であることを忘れるな。君のようなヒヨッコナースなど、私の一存でどうにでもなる。首にすることも、この先ナースとして働けないようにすることだってできる。私の言うことには逆らうな。わかったな」

友香利は奥二重の双眸を潤ませ、表情を凍りつかせた。

「わかったかと聞いているんだ!」

強烈な往復ビンタが飛び、打たれた顔が右に左に揺れた。

鵜飼は、半袖の白衣からのびた腕を背中のほうにねじりあげ、ネクタイを使って手首をひとつにくくりあげる。ふたたび仰向かせておいてから、

「悪かったね、乱暴をして。君がここに来たときから、ずっと君のことを考えていた。ところが、君はあんな若造にうつつを抜かして私のことなど眼中にないようだった」

一転してねっとりした口調で言う。

舐めるような粘っこい視線が、友香利を金縛りの状態に追いこんだ。

「だが、これで、君もようやく私の女になる。」

細い目に狂信的な光を宿した鵜飼は、こんもりと盛りあがった胸に手を伸ばした。

「あうゥ!」

粘着テープを通して、鋭い呻きがほとばしる。くっきりとした眉が折れ曲がり、長い睫毛が震えている。

この表情がたまらん……。

鵜飼は期待に胸膨らませながら、白衣の襟元を掴んだ。

力まかせに押し開くと、胸のボタンが弾け飛んだ。

ブラジャーの白さが目にしみる。魅惑的な丸みを示す双乳の谷間が半分ほどのぞき、大きくくびれた峡谷の曲線が劣情を煽る。

「あうゥ、ううァ……」

粘着テープが取れそうなほど激しく呻き、友香利は懸命に胸をよじる。

ブラジャーをたくしあげると、プルンとばかり、充実した膨らみがまろびでた。

「ほう、見事なものだな」

鵜飼が目を輝かせた。

静脈が透けでるまでに張りつめた乳肌は、ミルクを溶かしこんだような白さだ。ほぼ球状に近く盛りあがったふくらみ。その頂には、小さな乳首がピョコンと飛びだし、初々しさのなかにも官能的な匂いをあふれさせている。

見られまいとして、友香利は激しく半身をねじる。そのたびに、半円形の双乳が痛ましいほどによじれた。

感度のよさそうなオッパイだ。後でじっくり可愛がってやるとするか……。

鵜飼は下半身のほうにまわり、白衣の裾をたくしあげた。白い極薄のパンティストッキングに包まれた大腿が、目に飛びこんでくる。

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