クリスマス・レ×プ

著者: 巽飛呂彦

本販売日:1998/11/23

電子版配信日:2007/12/07

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0859-3

イヴの夜にはハードなレイプがよく似合う!

生贄に選ばれたのはいずれ劣らぬ美女たち。

コンパニオン、インストラクター、家元の妻……

恋人との待ち合わせ場所に向かう牝の群れを

悪魔の如き吸血獣がセックス地獄の罠にかける。

泣き叫ぶ女にジングルベルの音は聞こえない!

登場人物

まりな(20歳)その他

みなつ(24歳)その他

ひとみ(23歳)その他

ななみ 女子学生

みさこ(34歳)人妻

本編の一部を立読み

「こいつを使わせてもらいますよ、奥様」

やがて村木が戻ってきて美沙子の目の前にかざしたものは、じつに大ぶりのバイブレーターだった。

「そ、それは!」

「今日はなんの日だか知っているだろう、奥様。純日本風の茶道とは関わりもない日だが、今日はク リスマスイヴだ。俺たちも奥様にプレゼントをしようと思ってな」

黒いバイブの胴体には、これみよがしの金のリボンがかけられていた。

金のリボンで飾られた淫具。それをクリスマスプレゼントと言う男たちの厚かましさ、下劣さ。

「そんなもの、知りません! それに、プレゼントだなんて!」

「ホッホ! 奥様もまったく知らないわけはないでしょう。天国へ連れていってくれるものですよ」

「なにを言うんです! そんな汚らしいものを見せないで! あ、あなたたちは、恥を知りなさい!」

「よく言った。その立派な言葉、身体で証明してみせてもらうぜ、奥様」

村木がリボンを解いて、バイブを美沙子の股間へ近づける。ぽっかりとM字開脚されて、守るものもない美沙子の股間が、蜜に濡れ光っていた。

「や、やめて! 入れないで、そんな……ウ、ウググゥ!」

ズブリと亀頭部分がはまりこんだ。じつに四年ぶりに膣に感じる圧迫感だった。あまりにも懐かしく、また危険な感触。

「入っていくぞ。びっしょりと濡らしてやがるからな」

バイブの長さは、張型部分が十五センチほど、太さは太いところで四センチ近くあるだろうか。張り切 った亀頭もたくましい。黒いシリコンゴムをヌラヌラと光らせていた。

ズズズ……。

バイブは苦もなく美沙子の肉壺に沈みこんでいく。

「そら!」

「アアア!」

根元まで埋まりこんだ。ズンッと子宮口を人工の亀頭が叩く。その瞬間、美沙子は思わず声をあげていた。

「入っちまったぞ。奥様のオマ×コになあ、汚らしいものがよ」

「ウ、ウウゥ……」

「サイズ的にもぴったりじゃないですか。奥様のオマ×コがバイブをしっかり咥えこんで離しませんねえ」

「へ、変なことを言うと……アアッ!」

ズルン、と膣のなかでバイブが動いた。コードレスのバイブの根元を村木がつかんで、動かしたのだ。

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