義姉【27歳&21歳】

著者: 麻実克人

本販売日:2006/12/23

電子版配信日:2008/11/14

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1470-9

シチュエーション

「義姉さんがいけないんだよ、僕を挑発するから」

未亡人の白い肌が少年の律動に合わせて揺れる。

27歳の危険なフェロモンが招いた灼熱の凌辱劇。

緊縛セックス、イラマチオ、アナル姦地獄……

愛憎に狂う高校生は、邪眼を21歳の女子大生姉へ。

二人の美姉が声枯れるまで啼き狂う、獣色の寝室!

登場人物

やよい(27歳)未亡人

かなえ(21歳)女子大生

本編の一部を立読み

「香苗姉さんは、奥より入り口の方がいいのかな?」

抜け落ちそうになるまで腰を引き、亀頭の反りを遣って関門部分をぷるぷるとくすぐってくる。弟は姉の表情の変化を観察しながら、感覚を研ぎ澄まして腰を繰り、官能を煽ってくる。

「あ、いや、こんなの気持ちよくなんか、ああんッ」

悦楽と痛苦の狭間から女体は一気に抜けだし、昏く爛れた絶頂へと昇りはじめた。

「そんなッ、いやッ、ああ、どうして……」

弟の指がクリトリスを大胆にピンッとはじいて、戸惑いの思いとともに性官能を沸騰させた。

「イッていいよ香苗姉さん。お尻で悦ぶ淫らな牝になるんだ」

真悟がささやいた。肉芽に生じる快感と、息苦しい充塞の心地が混じり合ってうねる刺激となり、香苗の背筋を駆け抜けた。

「う、ああ、ああんッ」

ズチュズチュと音を立てて、弟の雄々しい男根が肛門をくぐり抜ける。挿入時よりも太さと硬さが増していた。肛門を押し広げる肉柱は容赦なく、腸粘膜をこすり削ってくるというのに、いまはその強い刺激さえも女体に心地よく響いた。

(真悟も興奮してるの?……)

涙で濡れた瞳を弟に向ける。真悟は香苗の頬をやさしく撫でた。

「気持ちいいよ、姉さんのお尻、ほら、いっしょにイこう香苗姉さん」

ガクガクと首をゆらし、香苗はうなずいた。後ろ手に拘束された腕をゆすり、自らも腰をくなくなと振り動かす。

「ああ、だめ、お姉さん、変になっちゃう、真悟、しんごう……ああんッ」

ゆらゆらと女体の内を這いまわる紅いモノがひとつにまとまり、一気に衝きあがった。

「我慢しなくていいよ。僕も、すぐに、ああッ」

弟は両手を香苗の肩に置き、腰遣いを速めた。激しい腸粘膜の摩擦に、女体は背をピンと反らせて悶えた。

「あ、ああ、なにか、くる……クルの、しんごおッ」

きな臭い匂いを鼻腔の奥に感じた。次の瞬間、わずかに残っていた肛門姦への嫌悪の感情もかき消え、頭のなかは真紅に染まった。噴き上がるような甘美な痺れが全身を覆い尽くす。

「ああ、イッちゃうわ真悟、香苗、イクッ」

「僕も、ああ、すごく締まってる。姉さん、僕の精液をあげるよッ」

痙攣する女体にぎりぎりとペニスを絞りあげられ、真悟が香苗のなかで緊張を解き放った。亀頭が腸奥内で膨れあがり、次の瞬間欲望液が無数の矢となって香苗の粘膜に降り注ぎ、焦がした。

「ああ、熱い……いや、たくさんでてる……」

香苗は紅潮した美貌を歪め、肢体を震わせて嗚咽した。灼けついた液が腸内にあふれていた。波は大きくうねり、女体は痙攣する。弟の体にしがみつきたかったが、腕は革手錠のせいで自由にはならない。代わりに両脚を弟の腰にきゅっと巻き付けた。

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