レオタード暴虐白書

夏子十九歳

著者: 巽飛呂彦

本販売日:1994/10/23

電子版配信日:2010/07/30

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0581-3

八十八センチ、Eカップの豊麗な美乳がはみだし、

瑞々しいお尻がほとんど丸出しになっている。

羞恥に震えつつ着せられた超ハイレグレオタードは、

夏子を犯し辱めるための生贄コスチュームだった。

レイプ、肉棒奉仕、輪姦、鞭打ち、…終わりなき嬲虐に

十九歳の夏子が悶え濡れる暴虐のサマータイム!

登場人物

なつこ(19歳)その他

あけみ(22歳)その他

本編の一部を立読み

叩かれると、衝撃で尻肉がひしゃげ、その波がヒップ全体に伝わる。だが弾力に富んだ臀球は、すぐにまたもとの完璧な形を取り戻す。そこへ次の平手が襲う。

夏子はもう、痛みからだけではない涙を噴きこぼしていた。

「お願い、お願いです。もうやめて!」

身悶えして哀願する。だが小暮は容赦しない。もういい加減熱くなった夏子の尻に、さらに弾けるような衝撃と熱が襲う。

小さな小暮が二十センチ近く身長の違う夏子を蹂躙していた。嵐のように打ち据えられて泣きながら、夏子は無抵抗のままだった。

だが不思議に奇妙な感覚がわきあがってくる。打ち据えられて感覚がなくなりかけた尻がなんとも熱くなり。身体を蝕みはじめたのだ。寒いほどだった室内は、むっとするほどの湿った熱い空気に満たされる。身体を動かさずにも、毛穴が開いて甘い香りがもれはじめる。

小暮は決して夏子の中心に手を触れようとはしなかった。なのに熱を持った唇はもうひとりでにふっくらと開き、なかの秘肉をのぞかせはじめる。

「ああ、ああ、もう!」

夏子の唇がうわごとのように言葉を吐きだす。容赦なく叩かれつづけて、もう痛みの感覚はなくなっていた。ただ小暮の掌の一振りごとに、身体をどこかへもっていかれそうな快美をおぼえはじめる。

小暮の手がとまった。夏子を押し退けて立ちあがる。さすがに息があがっていた。髪も乱れている。夏子はそのままソファーに崩れるようにうつ伏せになった。

「こっちへ、床におりて膝をつきなさい」

小暮に言われるまま、夏子はふらつく身体で床におりた。言われるでもなく四つん這いになる。ヒップを高く突きだしていた。

「よし、いい子だ」

びゅっ、と空気の鳴る音がした。同時に小暮の持ったバラ鞭が夏子のヒップに弾ける。

「きゃああァァ!」

夏子はその熱さに悲鳴をあげた。思わず身をよじる。

途端に、パシィ! と次の鞭が飛ぶ。

「ひぃーっ!」

鞭で叩かれるなど初めてのことだった。音のわりに威力の小さいバラ鞭とはいえ、平手によるスパンキングですっかり腫らした臀球への鞭打ちである。

あまりの痛みに、夏子はつい立ちあがろうとした。鞭から逃れようとする。

だが小暮がその襟もとをがっちりとつかんで離さない。中腰になったヒップに次々と鞭が弾ける。

「ああァァ! き、ひぃー!」

小柄な小暮は、中腰になった夏子とちょうど同じくらいの背丈だ。一見すると夏子のほうが力が強そうに見える。だが猫のように襟首をおさえられて動けない。そこへ鞭が襲いかかる。

「や、やめてェ、もう、もうやめて!」

それでも鞭はやまない。次第に夏子の姿勢は崩れ、もとの四つん這いからうつ伏せに倒れ伏してしまった。

夏子は口もきけないほどだった。呼吸するたびに身体が波打つ。

「はあ、はあ、なんだ、もう、だめかね」

小暮が荒い息のなかで言う。夏子の足もとにしゃがみこんだ。バラ鞭に翻弄されて、真っ赤に腫れあがった尻肉を撫でる。触れられるだけで激痛が走った。

ヒップを撫でていた小暮が、急に夏子の片脚を取った。大きくひろげる。これ以上ないほどひろげられると、夏子の黒い翳りや秘裂がすっかり露わになった。

すでにふっくらと開きかけていた陰裂はぱっくりと口を開け、溢れでた蜜は内腿までもべったりと濡らしている。開かされた肉裂からは、蜜にぬめった鮮紅色の秘肉がのぞく。

小暮の指が肉裂を分けた。

「うっ」

夏子は小さな呻きをもらしながら、これでやっと終わるという安堵を感じていた。小暮のもので貫かれて終わるのだ、と。

しかし小暮は、無造作に指を蜜壷に突き通して何度か抽送すると、抜き去ってしまった。

「起きるんだ。四つん這いになりなさい」

また鞭で打たれる、という恐怖に夏子は悲鳴をあげた。

「やめて! もうやめてください! お願いです。お願いです!」

「なら起きなさい。聞き分けがないと、もっと痛いことになる」

そう言って小暮は、はいていたウイングチップの靴の片方を脱いだ。片手に持って振りかぶるまねをした。

「ああ、いやあ!」

夏子はようやく身体を起こした。言われたとおり四つん這いになる。

もし次に靴底で打たれたら、すでに真っ赤に腫れあがった尻の皮膚はたやすく破れて、血が噴きだすだろう。肉までが裂けるかもしれなかった。

夏子はもう涙で顔をすっかり濡らしていた。メイクが半ばはげ落ち、汗に濡れている。だがその顔はびっくりするほど美しかった。小暮はそこに被虐の美を見いだしていた。

「よしよし」

夏子のヒップに顔を近づけると、下から仰ぐように眺める。真っ赤に腫れたヒップの下に、ぽっかりと口を開けた肉裂が、やはり朱をのぞかせている。

「こんなに濡らしたか。鞭打たれて濡らす、まったく恥ずかしい娘だ」

小暮の言葉も耳に入らないほど、夏子は泣きじゃくっていた。嗚咽の声がひっきりなしにもれる。

「さあ、もう泣きやみなさい。遊びはまだこれからだ」

夏子がまだ顔を伏せて泣いていると、顎をもってぐいっと仰向けられた。その口に、革紐がかませられる。

「落とすんじゃない」

そういうと、小暮はひょいと夏子をまたいで、その背中にまたがった。

「ううゥ!」

夏子が呻いたのは、小暮が夏子の口にかませた革紐を背中から引っ張ったからである。夏子は頭を引かれるように顔をあげた。

「さあ、歩くんだ」

パシィ、と鞭がヒップに弾けた。

「んー、んーっ!」

夏子は完全に馬だった。口にかまされた革紐は轡だ。そして背中、正確には少し後ろの腰のあたりにまたがった小暮が半身をよじって、剥きだしの夏子の尻に器用に鞭を入れる。

「早く歩かないと、もっと鞭をくれるぞ」

またパシィと鞭が鳴る。立って振りおろされる鞭よりはずっと軽いが、それでも腫れあがったヒップには灼けるような痛さだ。

「う、うぅ!」

夏子は泣きながら四つん這いに歩きだした。涙で視界がぼやける。厚手の毛足を持つ絨毯が、夏子の歩行を助けてくれた。

小柄な、とはいえ、小暮を背にしての歩行である。すぐに息が切れた。

小暮は完全に体重を夏子に預けているのではなく、巧みに足をついてその歩行を助けてはいるのだが、それでもそうとうな重労働には違いない。

すぐにストッキングは膝から破れ、破れた穴がつながってボロ切れのようになってしまう。長い黒髪はざんばらに乱れて身体中にまとわりついた。

「よおし、次は並足!」

小暮が命令する。高揚した高い声だ。軽く太腿を足で蹴られた。馬の横腹を鐙で蹴る、そんなつもりなのだろう。

夏子がぐずぐずしていると、また鞭打たれた。夏子は四つん這いで懸命に歩いた。その背の上で小暮が楽しげな声をあげる。

「ほほ、跳ねる跳ねる」

小さな小暮が四つん這いの夏子の背にまたがっている。それは大人が子供を背に乗せて遊ばせるお馬さんごっこと同じではあった。だが、白髪の老人が十代の美少女の背にまたがっている図はどうにもグロテスクだ。

しかも美少女は白いヒップを剥きだしにして、鞭で打たれるに任せている。白いヒップは朱に染まり、無惨な姿を見るものにさらけだす。時がとまったような室内で、老人と美少女の恥戯がつづく。

壁が迫ってくると、かまされた革紐を引かれる。頭を引っ張られて夏子はとまった。

「んー、あァ、はあ、はあ」

荒い息のなか、声も出せないほどだ。小暮は満足そうに夏子の髪を撫でた。

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