本販売日:2009/09/23
電子版配信日:2011/03/04
本定価:838円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1666-6
															「義姉さん、弟にヤラれるってどんな気分?」 
熱を帯びた臀丘を掴み、悠々と腰を遣う高校生。 
双臀の奥から湧く妖しい感覚が奈央子を狂わせる。 
(もっと私を壊して。夫のことを忘れさせて……) 
兄嫁を肛悦の虜にした少年の邪眼は新たな獲物へ。 
30歳、26歳、19歳……終わらない凌辱の螺旋! 
●もくじ 
第一章  姦穽(わな)  兄嫁と悪魔義弟 
第二章  姦係(ひみつ)  狙われた女家庭教師 
第三章  姦情(おぼれる)  女華道家が美獣になる刻 
第四章  姦落(レイプ)  限度を知らない恥辱の嵐 
第五章  姦刑(ばつ)  教え込まれる緋色の悦び 
第六章  姦遂(どれい)  晒し並べられた三つの美臀
													
なおこ(26歳)兄嫁
しょうこ(19歳)家庭教師
しずの(30歳)年上女(熟)
本編の一部を立読み
																	「兄さんにはこんな風に可愛がってもらったことないんでしょう。どう?  新鮮でいい感じでしょう」 
  直也はあくまで夫を持ち出して責め嬲ってきた。 
(ひ、卑劣よ) 
  今更夫の、家族の助けを呼ぶことは適わない。それを見越しての直也の悪辣なやりように、女はただ耐えるしかなかった。直也が自身の唇をペロッと舐めた。目を細めた笑みに獣性が滲んでいた。 
(ほんとうに十六歳の高校生なの?) 
  少年の持つ歪んだ性癖と欲望が、二十六歳の女を脅えさせる。肛門では人差し指が、感覚も生々しく抉ってきた。 
「ああッ、いやッ、許して」 
  奈央子は哀訴の声を漏らした。だが玩弄が止まる気配はない。排泄孔に潜った指の容赦ない動きが、女体から不安と焦燥を引き出す。 
(うう、犯されてる。なかをグリグリされてる) 
  膣とは明らかに異なる感覚であっても、体内に挿入を受けていることに変わりはない。白く丸い尻は、肛孔の指愛撫に操られるように躍動を高めた。 
「あんッ、早くイッて。我慢してないで出して」 
  奈央子は少年の耳元で吐精を懇願した。直也が喉を震わせる。 
「へえ、僕のザーメン、欲しいんだ」 
(高校生を相手に射精をせがんで) 
  指摘を受けて、美貌は含羞に染まる。少年の上に跨った兄嫁は、むちっとした太ももを閉めて相手の腰を締め上げた。何も言わず接合を深めて腰を振り立てる。倒錯と背徳にまみれたこの時間を、早く終わらせてしまいたかった。 
(クリトリスの皮が) 
  股間の圧迫と角度が変化し、陰核を覆う包皮が捲れて直接当たっていた。摩擦の度に電気が駆け抜ける。兄嫁は紅唇を半開きにして、忙しなく息を吐いた。 
「ん、んむッ」 
  敏感な感覚器の陶酔が全身に巡り、勝手に双臀の振れ幅が大きくなる。灼けつく恍惚の赤がはっきりとした色をなして、奈央子の目の前をちらついた。 
(こんなのッ……ああ、身体のコントロールが出来ない。ダメよ。わたしは雄一さんの妻なのに) 
  不貞への恐れが、絶頂に昇り詰めようとする肉体を押し留める。奈央子は相貌を左右に振ると、腰の動きをピタッと止めた。 
「あ、あうう」 
  背を丸めて直也の肩に額を乗せた。心臓が早打つ。こもった呼気が漏れる口元からは、涎が糸を引いて垂れて互いの接合部に落ちた。