メイド母娘VS.割烹着母娘

「ちょっとだけ、待ってくださいね。すぐまた……します、から」
　そう志保が言って、ソファーが大きく沈み込む。と思うと、クチュ……肉棒の先が、濡れた熱い溝にいきなり包み込まれた。
（フェラチオ、こんどこそ最後まで……んっ!?　さっきよりずっと熱い。ずっと、ぉおお！　ち×ぽ、呑み込まれ、るっ！）
　ヌルヌルヌチュ……ズニュル！　肉棒が吸い込まれる。いや、肉棒のほうが、濡れ切った繊細な恥肉をかき分け、貫いていく。
「ァァァアアアッ！」
　降ってくる、志保の嬌声。
　しり上がりに高く、なまめかしくなって、ドスン！　突然大きく重い塊が降ってきた。肉棒でぴったりと封をするように。
「志保さんっ！」
　もう目を閉じてはいられない。洸平は目を見開く。そこに見たのは、
「ぁあ、洸平さん！　ごめんなさい……！」
　見下ろす志保の顔。裸身は、洸平の腰の上へ完全にまたがっている。腰と腰が密着し、洸平と志保の恥毛が混ざり合う。
「ぇ、ええっ!?　志保さん！　まさか」
　そのまさかだった。
　てっきりフェラチオが再開されると思っていた洸平の肉棒は、今ぴっちりと志保の肉壺の中へ収められている。
（入ってる……志保さんのあそこ、おま×こに、オレのち×ぽ、挿入ってる！　これがおま×こ、志保さんの……オレと志保さん、今セックスしてるんだ！）
　横殴りされたようなショックが襲う。
　赤ん坊のころから志保に育てられた。
　ずっと志保は洸平の母だった。
　物心ついて、母としての意識を引きずりながらも志保に憧れ、ついにはお互いを求めあうようになった。
　そこまで達した。そう思っていた。
　最初は手こきで射精させてもらい、今日は授乳手こきにフェラチオまでも。それで満足だったはずだ。それが今、
「ぁぁあ、ごめんなさい。こんなこと、許されるわけがないですよね。わかっているんです。なのに！　洸平さんのこと、欲しくて。みのりのおっぱいを吸いながら手でしてもらった、と知ったとき、フェラチオまでも、洸平さんは知っている。志保は、すべてを洸平さんに捧げるほか、もう……！」
　志保の目には涙がある。今にも目尻からあふれそうだ。
「志保さん……違うんだ！」
「いいえ！」
　志保は激しく首を振る。その拍子に涙が飛び散った。Ｈカップの乳房もブルッ、ブルン！　揺れ乱れる。
　両手で顔を覆って、
「……許されないことを、志保はしてしまいました。いくらほんとうの母子ではないとしても、もう洸平さんも高校生で、志保のことをお母さんとは違う感覚で見てくれているとしても、やっぱり許されないこと。超えてはいけない一線だったんです」
　志保の激情ゆえか、肉棒を根元までも包み込んだ肉壺が、キュゥ！　と強く締め付けてきた。