美しすぎる大家さん

もてなし母娘下宿

著者: 巽飛呂彦

本販売日:2014/12/22

電子版配信日:2015/04/10

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4047-0

(あの割烹着の下にこんな淫らな躯があったなんて)

ずっしりした乳房、くびれた腰、下腹部の黒い翳り……

昼は清楚で優しい大家さんが夜はどん欲な美獣に!

泡まみれの手コキ、深すぎるフェラ、激しい騎乗位……

仕事で疲れた僕を励ます38歳の「おもてなし」床技。

母親への対抗心から美娘まで大胆な行動を……



●もくじ



第一章 割烹着の大家さんは三十八歳



第二章 六畳間に美熟女が逆・夜這い!?



第三章 母娘二代に「口内射精」



第四章 親娘の床技は息もぴったり



第五章 仲直りは濃厚レズプレイで



第六章 贈りものはセーラー服コスプレ



第七章 二つの裸身が玄関でお出迎え



第八章 お風呂場に響く三つのあえぎ声



エピローグ

登場人物

えりこ(38歳)その他

ゆきみ 女子学生

本編の一部を立読み

(これ、フェラチオだ! 江莉子さんがぼくのち×ぽ、フェラチオ……!)

薄目を開ける裕樹。目を閉じていて、と釘を刺されたが、我慢できるはずがない。

ぬっぽりと、肉棒が江莉子の口腔にくわえ込まれていた。

江莉子の鼻先が裕樹の股間に埋もれるほどのディープフェラだ。

垂れ落ちた髪で、顔の表情ははっきりとは見えない。

けれど上品な口元が、まるでひょっとこ面のように突き出され、肉棒を食い締めているのがわかる。

(江莉子さん……江莉子さんが、ぼくの、ぼくの、あんなに)

もちろん、肉棒からも直に伝わってくる。

たっぷり濡れた口腔粘膜が肉棒をやさしく包む感触。ヌルヌル動く江莉子の舌が、肉幹に押しつけられる。

わずかに、肉棒を軽く握った江莉子の手も、ゆっくり小刻みに動いている。

(どうして、どうして江莉子さんが、フェラチオ、ぼくのち×ぽ、くわえて……!)

疑問は噴出するが言葉にならない。

いま確実なのは、絹よりもやさしく肉棒を含み込んだ江莉子の口腔が、根元までも呑み込んでは吐き出す、ディープスロートを繰り返している、そのこと。

舌先が亀頭の直下のくぼみをくすぐる。亀頭だけをレロレロとなめしゃぶる。それだけで、

(も、もう出そう、なんだけど……!)

ここ数週間、射精するまでの自慰をしていない。裕樹の肉棒は、ただでさえ敏感になっていた。

それを江莉子に直に触れられるだけでなく、生フェラチオまで。

数分たりとも、保つはずがない。

ヌッ、ヌポッ、ヌポッ、ヌリュ、チュヌ……。

「ンッ、ンンッ……ンチュ、ヌチュ、ンゥ!」

食い締めた唇が肉幹を唾液とともに擦り上げるフェラ音。それに江莉子の吐息と鼻息が混じる。

「ぇ、江莉子さん!」

訴える裕樹。

股間の奥に点った射精感の灯が、どんどん燃え広がって裕樹の腰全体を包み込んでいく。ポォッと温かくなったと思うと、陰嚢と肛門の間、会陰へと急激に収斂する。痛いように疼く会陰からそれは睾丸へと、そこから一気に……!

(ぁあああ、いけない! このまま出しちゃ、ダメ、だ!)

断末魔の裕樹は、グッとこらえようと肛門に力を込めるが、ここまで来た射精感は止めようがない。

せめて、と手を伸ばし、

「ゥン!」

江莉子の顔に触れた。同時に腰をわずかに引く。肉棒を江莉子の口から抜き取ろうと、そうするつもりだった。しかし、

(ぅぅ、あ!)

そのしぐさは濡れた髪をかき上げることになって、江莉子の横顔が露わになる。

こんどこそ、江莉子のフェラ顔が裕樹の目に飛び込んでくる。

伏せた眼差しに長い睫毛が震えていた。

ぽっこりと凹んだ頬。

みょうに間延びした鼻の下と、突き出された唇。形の良い江莉子の唇が、あさましく肉棒を呑み込んでいた。

その光景。その江莉子の顔に、

「ぉぉお、お!」

ビュビュルッ、ビュシュァ! これ以上堪えることもできずに、精液が噴き出す。尿道を熱いマグマが走り抜け、尿道口から噴火した。

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