引き裂かれた胴衣
本販売日:2013/07/23
電子版配信日:2013/11/15
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1944-5
(私は武道家……こんな屈辱に屈するわけには!)
弓を構えた志乃の胴衣を這いまわる悪魔の指先。
震える膝、動揺でブレる的、内腿をつたう雫……
愛娘の身を守るため、36歳が強いられる恥辱の演武。
母の矜持もむなしく、凌辱者の魔矢は聖來にも……
女弓道師範と美娘、誇り高き二人を狙う邪悪な罠!
<もくじ>
第一章 標的 狙われた弓道場
第二章 侵蝕 仕組まれた罠
第三章 騙姦 三十六歳の咽び
第四章 敗北 貫かれながらの演武
第五章 母娘 悪夢の対面儀式
第六章 悦楽 堕ちた女弓道師範
第七章 覚醒 牝奴隷武道家
しの(36歳)未亡人
せいら 女子学生
本編の一部を立読み
「ァアッ! ァッ! すご、ィィ! すごいのォ! こんなの、すごい! 初めて!初めてなのォ!」
百パーセントの屈服。
少なくとも志乃の下半身は、このとき啓児の真珠入り勃起肉棒に百パーセント屈服しきっていた。
その抽送から湧き起こる、爆発する快美に身を委ね、翻弄され、蹂躙される快感に我を忘れた。
女に生まれて、最初の歓喜。
決して夫からは得られなかった随喜。
女であることの真の悦びは、ここにあったのだと身体が訴えていた。膣が、肉芽が、子宮が叫んでいた。
「そうだ。いいぞ。素直になれ。素直に全部受け入れてみろ。極楽が待ってる。意地張って逆らってもなんにもならねえ。これだけの身体だ。もっともっと上へ行ける。デカクリが感じるんだろ? そら、イケ! イケ、イケ、イケ! 志乃! イッちまえ!」
最後は責め立てるような言葉と、それを裏付けるような猛烈なピストンだ。
グチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュン! ドッ、ドチュ、ドチュン! チュドッ! パンパンパン! パンパンパンパンッ!!
「ヒゥ! ヒゥンッ! ホォッ! だ、ダメ! ダメです! そんなに強く、激しくゥゥ! 壊れちゃう! おかしくなってしまいますゥゥゥ!」
ひと突きごとに、Fカップの乳房がはね回るように揺れる。
きっちりとセットしていた志乃の長い髪がおどろに乱れて、シーツの上、黒髪の渦を作っていた。
一心に的を見つめる切れ長の眼差し。自然に結ばれた唇の艶。弓を射る瞬間の、凍り付く凜とした美しさ。
すべてをかなぐり捨て、くしゃくしゃに硬く目を閉じ、悲鳴をあげる唇、どうにもできずに、悶え、汗を浮かべた肌。
ギュッと握りしめられたシーツが、長く皺を刻む。
そしてついに訪れる。
志乃、三十六歳。生まれて初めての膣絶頂。
「ァアアアッ! イクッ! イキますッ! 志乃、イッ……クゥゥゥゥゥ!!」
これだけは誰に教えられたわけでもない。
啓児に強要されたのでもないのに、志乃の口をついて出る絶頂を告げる言葉。
同時に、ビクッ! ギク! ビュクンッ! 熟れた裸身が大きく痙攣する。
その胯間へ、
「ほりゃぁっ!」
バチーン! 啓児の最後のひと突きが突き刺さる。膣奥をしたたかに突き上げたと思うと、ドドッ! 弾けた。
志乃の膣内で白い炎が噴き上がる。
熱い精液が、膣洞のすみずみまでも侵し尽くし、子宮にまで注ぎ込んでいく。
「ァァアア……出てる! 出てます、志乃の中、いっぱい……!」
十数年ぶりの膣内射精。その感触が懐かしさとともに、忘れていた女の本能を呼び覚ます中、志乃はまだ絶頂の余韻に包まれたまま、意識を失っていった。
ちょうど同じ頃、同じことが娘の聖來の身に降りかかっていたことなど、志乃には知るよしもなかった……。