危険な美獣【先輩の彼女】

著者: 巽飛呂彦

本販売日:2012/09/24

電子版配信日:2013/03/08

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1885-1

「あなたを男にするのは私……決めていたの」
放課後、魔性の笑みで薄布を脱いでいく由香里。
眩しいほど白い肌、まろやかな乳房、淡い絹草……
同級生の少女にはない大人びた官能的な女体が、
高校生の理性を惑わせ、狂った蜜戯に溺れてゆく。
ついには寝ている先輩の隣で禁断の肉交まで……

<もくじ>
第一章 先輩の彼女 小悪魔の危険な誘惑
第二章 童貞喪失 初めてのセックスは騎乗位で
第三章 保健室 目覚めたらフェラチオ
第四章 美術準備室 大人の愛し合い方
第五章 女体合宿 海で、山で、宿舎で……
第六章 禁戯中毒 眠る先輩のそばで……
第七章 美獣卒業 最後の贈りもの

登場人物

ゆかり 女子学生

ほのか 女子学生

あいこ(35歳)女教師

本編の一部を立読み

(全部、挿入った。ぼくのが全部由香里さんの中に。これ……これが、由香里さんの、膣内……!)
 初めて感じる、女性器。膣洞の感触。
 びっしょりと濡れた膣襞が、みっちりと包み込んでくる。肉棒の天辺から根元までが、由香里の膣に呑み込まれていた。
(ぼくはほんとに由香里さんと、いま、セックスしてる。先輩の彼女なのに、ぼくは……ここは伸一先輩の場所なのに。伸一先輩が何度も挿入った、ち×ぽを挿れたおま×こ、なのに)
 こみ上げる強烈な罪悪感、背徳感。けれどそれを吹き飛ばすほどの、快感。爽快感。達成感……!
 上から、由香里が見下ろしていた。
「宥の、すごく、大きいのね。見かけより、挿入ったあとのほうが、ずっと大きいなんて、反則よ」
 余裕を見せようとしているのだろうが、声が震えている。
 それほど宥の肉棒の存在感が大きくて、膣洞の締め付けをはね返すほどに硬く、ぎっしりと詰まっているということの証なのかもしれない。
「由香里さん……ぼく、由香里さんの膣内に」
「そうよ。わたしの膣内いっぱいに宥のおちん×ん、挿入ってるんだから。わたしと宥、セックス、してるのよ」
 まるで確認のように言う由香里。ほんのり染まって、快感に酔ったような表情がたまらなくエロティックだ。
「どうしたら」
「いいの。宥はそのままでいて。わたしが動く、から……ぁあっ!」
 ズリュッ、軽く由香里が腰を上げると、肉棒が亀頭を残して膣から抜き出される。それだけで、開ききった由香里の膣孔の肉芽が擦られて、快感を撒き散らすのだ。
 そのうえ、
「っ、んんっ!」
 ズチュン! 腰を落とすと、こんどは肉棒が突き込まれて膣奥までも達する。由香里は身体の中から突き上げられて、逃れるように仰け反った。
 ヌリュ、ヌチュン! ズリュ……ズニュ、ン! 由香里の腰がしだいにリズミカルな動きになって、膣擦れの音もそれに合わせるように一定のリズムを刻み出す。
 呑み込み、吐き出し、また肉棒を呑み込んでいく、美少女の肉壺。それを突き上げ、戻り、また突き込んでいく宥の肉棒。
(これが、セックス。これがセックスなんだ。ぼくは由香里さんとセックス、してるんだ!)

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