母とふたりの姉
本販売日:2014/06/23
電子版配信日:2014/10/24
本定価:713円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4012-8
「そんなにママとセックスしたいの? 私でいいの?」
息子のズボンを脱がせおろし、肉茎にゴムをはめる麻紀。
こぼれ落ちそうな乳房、官能的な曲線、漆黒の翳り……
新しい家族になじめない少年を熟れた躯で結びつける義母。
母子の関係に気づいた二人の姉までが大胆な挑発を……
45歳、24歳、20歳……三つ巴の癒しづくしの寝室!
●もくじ
第一章 家の中の下着泥棒
第二章 息子と済ませた母【初夜】
第三章 相姦の泥濘にはまる母子
第四章 姉貴の溺愛性教育
第五章 お姉ちゃんにも甘えていいのよ
第六章 三人でつくしてあげる
まき(45歳)義母
わかな(24歳)姉
ふゆみ(20歳)姉
本編の一部を立読み
(ああ、私、なにをしているの。手ほどきをするだなんて)
自分の感情が分からなかった。脅迫から逃れたいという一時のものなのか、それとも目の前の少年の初々しさを目の当たりにしての切なさなのか。
「お母さん、こ、こう?」
麻紀の言葉を受けた信也がゆっくりとまるで確かめるように腰を動かす。頑健な棹肉が壁にあてられる。カリが、波うつ柔壁を刮ぐように遣われると、背筋が粟立つような愉悦の波紋が弾けて広がった。
「あああっ……そうよ、信也さん、そうよ」
乳房にも手がかけられる。勘をつかみつつある信也の腰の抜き差しに合わせて、麻紀の身体が揺さぶられてしまう。双房はゆっさと大きく波うつ。
「お母さんのあそこ、さっきよりも熱くなってる気がするっ」
「あああっ……ぁああっ……信也さんがすごく動いているからよ」
信也の男根が奥までいくと、肉の返しで柔襞を巻きこみながら引っ張られる。
少しずつ腰の動かし方から強ばりが消えていく。
そうするにつれて麻紀の深いところがキュンッと甘く痺れ、柔壺全体がひくひくと引き攣りながら、長大な雄棹を圧迫していく。
「お母さんの、あそこ、俺のを締めつけてるよ」
「い、言わないでちょうだい。これは、仕方のないことなのよ」
「そうだね。お母さんが、俺ので感じてるんだから」
信也が笑う。その笑顔が高校時代の重彦と重なってみえる。はじめてを捧げ、少しずつ性感を開発されていくにつれて、ときおり、自分でも赤面を禁じ得ないような声をあげることがあった。重彦はそんな時、麻紀を労る言葉を口にしながらも、瞳に牡の欲情の灯火をうかべながら、今の信也と同じように無邪気に笑ったのだ。
「あああ、……言わないで」
「言うよ。だって、お母さんが俺に、エッチのやり方を教えたんじゃないか。それって、自分が一番感じているところを教えてるってことだろ」
「それは」
反論できなかった。たしかに、奥を叩かれるのも、壁を研磨されるのも、どちらも麻紀は弱かった。
「乳首だって、さっきよりもずっと硬くなっているみたいでいやらしい」
小石のように硬くなった乳首を真ん中に寄せ集めるように動かされたかと思えば、信也は吸いついてきた。
「んんんうううううううっ!」
粒立ちも恥知らずなくらいはっきりとした乳頭を執拗に舐られながら腰を荒々しく遣われた。分泌される愛液が攪拌される。じゅぶじゅぶと音がたち、淫蜜が白く泡立たされてしまう。
「あああっ……し、信也さん、だめッ……あああんっ……はああぁっ……ぁああ……両方、いっぺんに、したら、んうううう……」