力ずくの密会

著者: 相馬哲生

本販売日:2008/06/23

電子版配信日:2010/05/07

本定価:785円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1576-8

(ああ、こんな浅ましい獣のような格好で……)
双臀のあわいを貫く怒張、突くたびに揺れる乳房。
狡猾な手管で不倫の罠に堕とされた28歳の若妻。
心で夫に詫びながら「密会中毒」から抜け出せず、
自ら熟臀を振りたて、悪魔の精をねだってしまう。
同じベッドで女子高生が喘いでいたとも知らず……

登場人物

あさみ 女子学生

やよい(28歳)人妻

本編の一部を立読み

「ああーっ……そ、そんな……」
器械体操のようなアクロバティックな体位で、古田は楽々と弥生を抱えあげ、壁の一面にはめられた鏡の前に立った。
ぱっくり開いた女陰に、浅黒い男根をずぶりと埋められた自分の姿が映し出され、弥生はたまらず瞼を閉ざした。
「ほら、見るんだ、弥生さん。オマ×コにチ×ポが入ってるよ」
ゆっさゆっさと弥生の身体を揺すり、古田は野太い男根を肉裂に出入りさせる。白っぽくなった愛液が、肉柱をねっとり濡らし、ニチャニチャと淫猥な音が立った。
「ああーっ……だめ……いやぁっ」
弥生は、緩やかなウエーブをかけた肩までの栗色の髪を振り乱して、首を横に振った。こんな淫猥な姿など見たくない。そう思うのに、薄く目を開け、自らの痴態を見ずにはおれなかった。
古田が腰を突きあげるたび、釣鐘型の乳房がぷるんぷるんと揺れ、つんと硬く尖った乳首がいろんな方向を指し示す。全身はうっすら朱に染まり、いやらしく汗ばんでいた。
なにより目を引くのは、もっとも恥ずかしい場所に突き立てられた黒々とした肉塊だ。
(ああっ……あんなに大きなものが……中に入っているのに……)
古田の肉竿はペットボトルほどの太さがあるように思える。そんな極太を受け入れながら、女陰は涎を垂らすように愛液を溢れさせ、下腹部には小さな爆弾が破裂したように快感が弾けているのだ。
「こんなにグチョグチョになっているんだよ、弥生さん」
古田は、ペニスの抽送を見せつけようとするように、ゆっくり腰をしゃくり上げた。二十センチ近くはある男根が、赤みを帯びた淫肉の隙間に出入りする様は、目眩がするほど淫猥で、廉恥を煽るものだった。
「ああっ……いやぁ……いやぁあっ」
快感に頭がぐるぐる回る。このままではおかしくなってしまう。もう二度と、貞淑な妻には戻れないのではないか。そんな気がした。
「いやじゃないだろ。気持ちいいんじゃないか」
腰の動きが次第に速くなる。古田が剛直を突きあげるたび、ブチュ、グチョという淫靡な音が響き、飛沫のように愛液が飛び散った。
「ああっ! いやっ! あぅん……い……いいっ!」
自分でも、なにを口走っているのかわからなくなる。
「さあ、今度はバックだ」
弥生をベッドに下ろすと、ペニスを抜くことなく、四つん這いの体勢を取らせる。
繋がりあった女性器だけではなく、大便を排泄する器官まで丸見えになってしまう恥ずかしい体位だ。
「ああっ……いや……こんなの……」
バックは夫相手でも、ほとんど許したことのない体位だった。肛門が丸見えになる格好など、弥生にとっては恥辱以外のなにものでもないからだ。

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