姉と縄と少年

青獣の血淫

著者: 巽飛呂彦

本販売日:1999/08/23

電子版配信日:2009/11/27

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0909-5

これほど縄が似合う女がいただろうか?

超絶フェラチオを受け、もはや後戻りできず、

青獣と化した弟に牝犬の格好で縛られ、

媚肉を貫かれ、肛姦される……

禁姉と魔少年、爛熟な性と未熟な性が激突する、

相姦の美味は、姉の肉と理性を狂わせていった!

登場人物

まゆこ(23歳)姉

ののか(14歳)その他

本編の一部を立読み

「クソ、どうなってるんだ。こ、この!」

孝幸は汗びっしょりになって焦った。

焦るほどに、うまくいかなくなる。真夕子の膣口は、孝幸が思っていたよりずっと下のほうにあったのだ。

「ええい! この、駄目だ。こんな、こんなことって……」

信じて疑わない孝幸は、ひたすら肉裂のなか、真珠の下あたりに肉棒を押しつけてくる。孝幸の表情が絶望に歪んだ。

「幸ちゃん……」

真夕子は一度は観念していた。だから九死に一生を得た思いだった。だが孝幸の顔を見上げるうちに、真夕子はどうしようもなくせつない気持ちに襲われていた。

つい、自ら腰を持ちあげていた。

それはほんのわずかだった。孝幸にもわからないほどわずか、真夕子が腰を浮かして協力した。

ズリュッ! と先端がはまりこんだ。

「入った!」

孝幸の顔に歓喜の表情が浮かんだ。そのまま力任せに突きこむ。逆に真夕子は、うろたえた。

「幸ちゃん、待って! 駄目よ、だ……ホオオオオッ!」

ズブズブと沈みこんだ。

孝幸の、体に似合わぬ十五センチ超級の肉棒。それが真夕子の蜜壺に、ズブリとはまりこみ、突き進んできた。

衝撃はすさまじかった。

真夕子はいまだかつて、これほどの大きさの肉棒を受け入れたことがなかった。グイグイと膣壁をこじ開けながら、巨大な亀頭冠が突き進んでくる感覚。そして長さ。埋まりきると肉棒の先端は、子宮口にまで届いた。

「は、入った。とうとう、姉さんと……姉さんのオマ×コに、入れたんだ!」

義姉と義弟はついに一つになった。

一度挿入してしまえば、それからは、言われなくともわかる。

孝幸は腰を引いて肉棒を半ば引き抜いた。そして今度こそ、一息に突きこむ。

ドスン!

潤いきった蜜壺が一気に貫かれ、子宮口が激しく叩かれる。

「オホォ!」

真夕子の口から、こらえきれない声が次々とほとばしった。

「アゥ、ハァァゥ! オゥ、オオオ!」

真夕子にしてみれば、自分から招いた事態だった。ほんのわずかに腰を浮かせた。姉として、弟に同情したその結果が、自らの崩壊を招いてしまったのだ。

「姉さん、姉さん姉さん!」

孝幸はパワーに任せて、叩きつけるような抽送を送りこんでくる。激しい律動に、真夕子の蜜壺が翻弄される。

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