彼女の母・彼女の妹

僕の危ない関係

著者: 巽飛呂彦

本販売日:2008/03/23

電子版配信日:2010/02/19

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1560-7

「こんなおばさんを好きになってどうするの?」
洋梨のような乳房を腕で隠してほほ笑む彼女の母。
”彼女”の目を盗んで35歳の未亡人と重ねる肉交。
許されない相手だからこそ溺れてしまう禁忌の罠。
秘密を知った小悪魔な妹までが僕を誘ってきて……
そんな危ない関係がすべて発覚してしまうときが!

登場人物

ななこ(35歳)未亡人

みずき 女子学生

ゆうか 女子学生

本編の一部を立読み

ジジジジジ……。
小さな音が、耳に痛いほど大きく聞こえる。七菜子の指が、学生ズボンのファスナーを降ろしているのだ。
「七菜子さ!……」
ん、と言い終わるまえ。七菜子が智史の目のまえにしゃがみこむと、すでにこんもりと盛り上がったブリーフの山に手を入れて、勃起しきった肉棒を引っ張り出した。
それだけでも驚愕なのに、七菜子の行動はさらに上回っていた。
「アァ、こんなに熱いなんて……。手がヤケドしそう。ン……、男の子のにおい。すごいのね。たまらない……ッ!」
うっとりと肉棒を握りしめたと思うと、いきなり顔を上からかぶせていく。
「ハァ……ンン!」
七菜子の朱唇が大きく開かれると、そのまま肉棒を呑み込んだ。智史の肉棒はいっきに根元近くまで含まれた。
「はぅ、ぅ! 七菜子、さん!」
それはもう、この世のものではなかった。
あらゆる感覚、快感、喜悦、驚愕の感情までが、いっきに襲ってくる。
智史の勃起しきった肉棒が、あたたかく濡れた洞窟に包み込まれている。
(まさか、まさか、まさか!……)
あの七菜子が。
しかし苦しみにも似てしかめた顔から智史が下を見ると、そこには長い栗色のウエーブヘアをわずかに揺らしながら、智史の股間へ顔をぶつけるように肉棒をスロートしている七菜子がいるのだ。
「フン、フゥ、ン……」
口を肉棒で塞がれているせいで、七菜子の鼻から息が漏れる。小鼻が膨らみ、吐き出される息が、それだけで艶っぽく聞こえてくる。
肉棒はしっぽりと口腔粘膜に包まれて、それだけで天にも昇る心地よさだった。
そのうえ、絶えず七菜子の暖かい舌がからみついて、亀頭といわず、その裏側の筋といわず、尿道口の鈴口といわず、なめ上げてくる。
上から見下ろすと、ニットのルーズな襟ぐりから、Hカップのバストがたっぷりと覗いていた。
七菜子が肉棒を含みながら顔を前後させると、バストもゆんゆんと揺れる。
しゃがみ込んでいるせいで、黒革のミニタイトはすっかりまくれ上がって、見下ろす智史からも網タイツに包まれた太ももの付け根までが見えていた。
「七菜子さん、どうして!……」
しかし智史の問いに七菜子は答えない。
いまは、いっしゅんでも口腔内の肉棒を離したくない、というふうに、舌をからめてなめしゃぶり、唇をすぼめてディープスロートを繰り返す。

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