本販売日:2002/09/23
電子版配信日:2009/02/06
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1140-1
「お願い、許してください! 夫が、私には夫が……」
元スチュワーデスの貞淑な人妻・美奈子が夫のもとへ
渡米する前夜、悪鬼によるレイプ歓送会が幕開いた!
高貴な美しさをたたえた匂い立つような女体を縛りあげ、
妄執に燃える五人の男たちが陰湿なまでに責め嬲り抜く。
美奈子が一夜にして堕とされた屈辱と羞恥の生き地獄!
みなこ(25歳)人妻
かおり(20歳)女子大生
本編の一部を立読み
「いいのかい? 橘の前でそんなに気持ちよがってよ」
ハッと眸をあげると、眼の前にはいつの間にか、写真立てがある。夫との華やかなウエディングの記念写真だった。
「あッ!」
狼狽の声をあげて、美奈子は必死に貌をそむける。裸身のまわりには、ベッドルームに飾りつけられていた睦まじい写真がありったけ並べられていたのだ。華やかな純白のウエディングドレス、想い出のヨーロッパハネムーン。美奈子の隣りには幸せいっぱいの夫、橘のにこやかな表情がある。
「ふふふ、前から後ろから橘が見ているぜ」
「ひ……ひどい!」
美奈子に急に羞恥がこみあげる。みじめに尻臀を立て、バイブ責めに喘ぐはしたない姿を夫が見つめている気がして、美奈子は必死に眸を伏せる。
「なんという卑劣な男!」
とめどもない怒りに、美奈子の歯がキリキリと鳴る。
「シーツを噛んでよがる貞淑な妻の姿を見て、眼を白黒させてるだろうよ」
「あ、あなたという人は……」
婚約まで交わした男の這いまわる手を、これほど忌まわしく感じたこともない。
「手が早かったよ、奴は。俺の出張の隙を狙ってお前を奪いやがったんだからな。結婚前はいやとか言って、指一本触らせなかったこの身体を、奴には好き放題にさせやがったんだ」
突きだされた尻臀が、いまいましげにパシッと打たれる。
「き、汚らしい手を放して!」
写真とはいえ、見つめるような夫の姿が若妻の心理をかき乱す。
“あ……あなた許して!”
美奈子は叫びだしたかった。
「バイブで泣いてどうなる? いまに俺のもっと汚らしいものがその綺麗な身体に繰りこまれるんだぜ。さあ、そろそろお床入りだ、ダーリン。亭主に抱かれたベッドでな」
バイブも抜き取られ、大きく突きだされて割れた尻臀のあわいを、ベッドにあがりこんできた柴崎の男の先端がいよいよまさぐりはじめる。待ち焦がれた一瞬に喉を鳴らす柴崎のものを繊細な部分に感じて、美奈子の悲鳴は頂点に達する。