人妻生贄地獄

著者: 難波京介

本販売日:2004/12/10

電子版配信日:2007/08/01

本定価:1,026円(税込)

電子版定価:1,210円(税込)

ISBN:978-4-8296-3192-8

貞操を守り通した人妻を、これほどまでに狂わせる一夜があっただろうか! 二人の凌辱鬼の標的は28歳の新妻・緋沙子。いつまでも清純さを失わない生まれついての気品、和服の下に隠された艶めかしい女体は、近づく男を魅了してやまない。あの艶やかな唇にドス黒い怒張を突きこみたい! 長く美しい黒髪を白濁で汚したい! 可憐に息づく女陰を、嬲り、捲り、蹂躙したい! 屈辱に身を灼かれながらも絶頂を迎えてしまう哀しい熟肉。犯すほどに妖しく潤む蜜壺が男たちをさらなる狂気へ駆りたててゆく。今度は信じられない恥辱の体位で突きあげてみようか、それとも前から後ろから同時に二穴を破ってやろうか……女の限界まで剥きあげた、激しすぎる酷すぎる輪姦劇!

登場人物

ひさこ(28歳)人妻

本編の一部を立読み

「いやと言われると倍返しにする質でね、ふふふ」

腰を激しく突きあげられるたびに緋沙子の柔らかな舌が震え、導火線に火をつけられた島谷の抽送のピッチが一気にあがってくる。唾音が響くほどの嵐のような口吻に加えて、息もままならぬ哀れな生贄の裸身に、叩きこむように島谷は肉棒を打ちこんでゆく。

えぐり、ひねり、こねり、幾重にもたたまれた緋沙子の肉襞をこそぎたてるような残酷な肉棒の動きが、火を吹くように繰り返される。刺青のない白い男の尻が、そこだけ胴から離れた別の動物のようなエネルギッシュな律動を見せる。

「おお、たまらねえぜ! 奥さん!」

島谷は大きく腰を弾ませる。その顔はエアコンの効いた座敷でも汗にまみれ、真っ赤に染まってくる。

「そろそろ追いこむぜ! 浜田、お股をもう少しひろげてみな!」

心得たとばかり、浜田は下から緋沙子の右膝の裏に手をかけると、下から片一方の太腿をすくうように抱えこんでしまう。その脚にはもう大した力が残っておらず、足首が宙に浮いてしまうはしたない格好が強いられる。

「ああッ!」

大きく裂かれた緋沙子の部分に一層深く腰を食いこませようと、島谷は刺青が蠢く背をずりあがらせ、こねかえすように腰を遣ってゆく。

ますます深まった結合に苦悶の脂汗をにじませる緋沙子の華奢な肩先には、下から浜田の顎が食いこみ、島谷のとどめの抽送から逃がそうとしない。

「ううッ!」

「むうううッ!」

強引に唇を合わせた島谷が呻く異様な声に、浜田は終わりが近づいたことを知る。呼吸を封じられ、眼の前が暗くなり、気を失う恐れに緋沙子が全身を硬直させた時、島谷の唇が急に離れ、罵声が飛ぶ。

「て、手をどけなッ!」

緋沙子の乳房を下からやわやわと揉んでいた浜田の片手が跳ねとばされ、両の乳房に島谷の爪が立つ。形のよいふくらみは変形するほど、力まかせに鷲掴みにされる。

「ぬおおおッ!」

苦痛に身を弓のように反らせた緋沙子の上で、島谷の喉が鳴り、絶頂寸前の獣のようなうなり声が響く。

「あッ!」

緋沙子の躯が突然、跳ねあがる。島谷にとどめをさされる恐怖に全身を硬直させた瞬間、下からも思いがけない攻撃が緋沙子を襲ったのだ。

臀裂まで開かれるほど片脚をすくいあげられ、無防備に晒された緋沙子の後ろの蕾を、猛った浜田が下から肉棒の先端でしたたかに突いたのだ。突然、上下から一気に責められ、激しくうろたえる緋沙子の絶叫が合図だった。

島谷の刺青が躍りあがり、緋沙子の開かれた両脚の間に食いこんだ島谷の尻の筋肉が急に引き絞られる。

「いくぜ、奥さんッ! それッ、それッ、それッ!」

「し、しないでぇ、あッ、ああ~ッ!」

緋沙子の子宮口を突き破るような三回の深いえぐりこみの果てに、島谷は天井を仰ぎ、刺青の全裸を激しく反り返らせる。

ドッという勢いの熱い濁液が胎奥に叩きつけられる感覚に、緋沙子は絶望の悲鳴を引き絞る。

「うッ、あ~ッッ!」

ついに身を汚された若妻の悲鳴には、哀しげな余韻が尾を引く。尻が跳ねるたびに、粗暴に濁液を吐く肉棒が緋沙子の内奥で邪悪な踊りを繰り返す。

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